第57話 中垣内とのデートはどうしようかな
さて、
なので次は
その割にはあまり
だけど、風俗で働いていた俺にはそれらは童貞にとっては光り輝くまぶしい幻想であっても、実際には大したことではないということが分かっているから、そういったことをやりたいという気があまり起きたりしないんだよな。
『
俺がそうメッセージを送るとやはり返信はすぐに帰ってきた。
なぜ女の子は即既読、即レスが可能なのか……意味が分からん。
『あたしも、あんたにデートの場所はちゃんと考えてほしいよ』
『お、おう、もしかして
『まあね』
うん、女の子の連絡網の伝達速度と範囲の広さの恐ろしさを忘れていたよ。
『ちなみにプラネタリウムとホタル観賞ならどっちがいい?』
『え、なにそれ、どっちもいいんだけど』
『どっちもか……まあ、両方ともいけないことはないけどもな。
ちなみにホタル観賞をすると帰りは結構遅くなるぞ』
『それは平気だよ』
『そうか……んじゃちょっと考えてみるよ』
『たのしみー』
『んじゃな』
『じゃね』
まあ、ホタル観賞は19時以降の暗くなった時間でないとできないから、明るいうちにプラネタリウムに行って、その後に移動してホテルでブッフェを食べながら蛍の鑑賞をするとかでいいだろう。
ゲンジボタルなら5月半ばから光ってるから、中間テストが終わるころなら「ちょうどいいタイミングだろう。
俺はホタル観賞が可能なホテル山茶花荘の「ほたるの夕べ ディナーブッフェ2019」の予約をパソコンで行っておくことにした。
これでとりあえずは二人とのデートプランは問題ないかな。
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