第58話 デートにかかる費用は馬鹿にならないがユアチューブの再生報酬で全然いけるな。
さて、とりあえず、
それから、
そしてデートにかかる費用だが、まず有楽町のプラネタリウムの座席が一般で1500円が二人分なので3000円だが、二人で一つのプレミアムシートなら2人で4000円。
山茶花荘のホタル観賞は一人10500円だから電車代なんかも全部含めると3万円弱ってところかな。
それから東京スカイタワーの天望デッキと天望回廊のセット券が一人3,400円、墨田水族館が一人2,300円、ランチとディナーに2000円程度ずつ見て、夜は水上バスで隅田川沿い~お台場の夜景を堪能するとしたらそれで1人1,650円だからこっちも3万円くらいだよな。
正直パティスリーの一か月のバイト代が二日で全部吹き飛ぶ金額だが、それは何とかなる。
その理由はといえば、ユアチューブに投稿した動画が再生回数が50万を超えて、1再生あたりの報酬が0.1円に上がっているためだ。
50万回再生で5万円になるうえに、俺がそれ以前に投稿した動画の再生回数も軒並み上がってるので、来月には十何万円は入ってくるはずなんだ。
とはいえ、ユアチューブの収入は俺だけで得ているものじゃないから、むしろこういった女の子たちのデートとかで使う方がいいと思うんだよな。
特に
まあ、あっちはお金が稼げるかどうかというのは割とどうでもよくて、コメントなどの反応や再生回数が増えていくことを純粋に喜んでるみたいだけども。
別に現金で三万円くれた方がうれしいというなら、現金を三万円渡して終わりでもかまわないのだが、
そもそも高校生の休日デートの1人当たりの予算額を見てみても、一人当たりせいぜい5千円とかで、1万円以上かけるやつはあまりいなくて、あまりお金をかけずに二人で楽しく過ごすというのが、最近の高校生の定番デートらしい。
実際に例えば葛西の臨海公園とかならずっと安く一日過ごせるとは思うけどな。
まあ、金がないならないなりに工夫して楽しむのもいいが、それなりに予算があるなら相手も自分も楽しめるように考えるのもこれはこれで楽しいと思うのだが。
異性が喜ぶようなことをしたいと思うという感情が、恋というなら俺は恋をしているのだろうか?
風俗店だったときはどういうタイプの女の子に対してどういった行動をとればどういった結果が出るかというのは大体見えていたのだが、今はそういうのは全然見えないから余計に楽しいよな。
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