十三岡繁さま
こんにちは。
素人質問(いや、本当に文字どおりの意味で……)ですが、同じパーティーの仲間が戦って勝つと、パーティーの全員の経験値が上がるのですか?
クニオのスキル「ゾーニング」「プランニング」はまさに建築用語ですね。でも異世界でのスキル名にしてもしっくりくるところがおもしろいです。
「床版の位置エネルギーを開放して攻撃に使いました」
ゾーニング、やりますね。構造物の固有振動数と同期させると、効率よく崩壊させられるんですね。建物になると複雑な構造なので、固有振動数を求めるのが大変そうですが、実際どうやるのでしょう?
作者からの返信
おはようございます。コメントありがとうございます^^。
異世界ファンタジーは物語によって設定がまちまちなんですが、パーティーと経験値については共有する設定としない設定は半々ぐらいではないでしょうか?
今回建築士という存在は、人の力を借りなければ何もできないという、自戒の念を込めた設定なので、より他力本願にしてみました^^;(あと一応後で出てくるこの世界の真実の伏線になってるかも?)。
若い人向けに建築の事を伝えようと思って書いたので、ところどころにわざと実際に使われる建築用語を入れたりしています。間違って覚えたらまずそうな言葉は荒唐無稽になるように心がけました。
建築設計ではあまり固有振動数の検討はしないですね。おっしゃる通り形状等でも変わってくるので、事前にシュミレーションするのは至難の業です(高層ビルだと長周期地震動の解析は始まっているかもしれません)。これがまたやっかいで、共振すると振動が増幅される…という事は例えば騒音問題などにも繋がります。
前回のコメントにお返事ありがとうございました!
空気が断熱材であるとか、固有振動数であるとか、建築士でおられるからこその知識が異世界ファンタジーの中に息づいているのにワクワクが止まりません!
楽しく拝読しています✨
作者からの返信
コメントありがとうございます。励みになります^^。
コンクリート内に気泡を入れて、軽量化し断熱性を向上させた軽量気泡コンクリート(ALC)という建材が広く使われています。ドラゴンのファイヤーブレスが止められるほどの性能はありませんが、そこはファンタジーなのでご容赦ください^^;。
固有振動数は結構厄介です。時には共振で地震被害が大きくなったりします。これに対しては免振構造などがかなり有効です。