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あとがき」への応援コメント


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    最初は「バイオパニックの終末SFかな?」という印象だったんですけど、途中から戦記モノのカラーが急拡大して、まさかの空中戦艦、さらには人型変形っですと!? いやはや。
    この種の決戦兵器の出撃場面並びに戦闘場面は、「分かる男には分かる」という熱さに溢れてますね(女性の方でしたら失礼)。私の年代だと、ガンダムとジオングの死闘の場面をどうしても連想してしまいますが、この主人公の軽さ(悪い意味ではないです)と結末は、いわゆる80〜90年代の、割合に古いセカイ系作品を連想させます。
    それでも、「あなたたちが見捨てたもので、この世界を塗り替えてあげる……」などのセリフには、昨今の国際感覚が反映されているような感じもするし、生きてきた世界の何もかもを奪われた主人公の復讐心というものも、いつの時代でも普遍的に通用しそうなテーマではあります。
    とりあえず私自身は、そんな理屈なんかどうでもいいから、対戦シーンの描写、最高でしたと申し上げておきます 笑。
    理想を言えば、こういう巨大兵器が出てくる前振りなんかを、第二話以前においてほしかったというのはあります。前半でもうちょっと魅力的な引きを入れられれば、アピールの方向もはっきり出来るんではないかと。まあでも、それだとちょっとテンプレ過ぎる嫌いはありますけれどもね。

    作者からの返信

     コメントありがとうございます!
     モチーフにした元の漫画が魔法使いの話だったんですが、SFが好きなのでどうせならロボットで戦う事にしようと思って書きました。ガンダムとジオングの戦いは熱いですよね! 互いに身を削りながら戦う感じが結構うまくかけたようなので良かったです!
     外の世界に出られない恩人の為に主人公が何とかするという設定だったので、いっそ周りの世界を変えてしまおうと思って書きました。書きながら、おっしゃるように今の世界情勢なんかも考えたりしました。今も戦争が続いていて、しかし世界は助けてはくれない。その中でどういう答えを出すのかと色々考えましたが、結局この形になりました。
     私としてもロボットの戦闘シーンが書けたので満足という気分です(笑)。ただおっしゃるように巨大兵器に関する前振りがあった方がよかったなとも思っています。ロボット好きの人に読んでもらおうとするともうちょっとキャッチコピーとかも変えた方がよさそうです。
     読んでいただきありがとうございました。書いたのが報われた気分です。