第13話 日本の神々の想い

須佐之男命「くらま。いよいよ、始まるぞ。よくよく、心しておくのだ。」


くらま「父ちゃん、わかったよ。」


須佐之男命「その「父ちゃん」は、やめんか!「父上」と呼ぶのだ。」


くらま「ごめん、わかったよ。

父上。」


この「くらま」と呼ばれる男。

彼こそ、宇宙からの種族だ。

彼らは、野蛮な宇宙人からいじめられていた。

そのくらまの種族を、天界の神々が救け、日本の須佐之男命様が彼を抜擢し、ご自分の「須佐之男命」の名を継承させたのだ。


勿論、須佐之男命様が直々にご指導され、能力等を譲り分けている。


彼は「須佐之男命」とし、この國を守る為に表に立ち鎮座している。

その一方で、まだまだ修行中と言うわけで、住吉三神様に預けられ、転生中のりおを守護している。


なぜ、須佐之男命様が彼を抜擢したかは、彼の内面の純粋さ、素直な性格。

何よりご自分に似た基質を持っていたからだ。


彼は、正義の見方とも言うような基質を持つ。気性は須佐之男命様によく似ており、やんちゃ坊主の暴れん坊だ。


怒りを爆発させれば、周りには手がつけられない程だ。

いじめられていた頃は力も弱かったが、須佐之男命様が彼に力を授けた事からかなりの活躍ぶりを発揮している。


くらま「なぁ、ジャン。

俺は何をしたらいいんだ?暴れるのか?」


ジャン「いや、そのまま、中筒の側に居たらいい。中筒を頼む。」


くらま「わかったよ。」


ジャン「ヴィシュヌ。全ては繋がっているはずだ。 あの女神の後に見え隠れする連中ともな。。」


ヴィシュヌ「ジャン。。彼女を救けたい。。。頼む。僕らも力を貸すよ。」

ジャン「あぁ。よろしく。」


シヴァ「ゼウス!、、やるぞ!」

ゼウス「そんなに意気込むな。また、力を使い、転けるぞ。。」

シヴァ「わかってるよ、「仲間を頼れ」だろ。」


ゼウスは微笑んでみせた。


俺は、水面下にて、動かれてきた日本の神々を想い、目を閉じる。


國を想い、日本人として預かる人々を育てたいとする日本の神々からの精神からのエネルギーを感じるのだった。。





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