第11話 ポリスマン達の取り組み
ヴィシュヌ「教えてほしい。どうしたらいい。」
真剣な表情のヴィシュヌからは、何か覚悟のようなものが伺えた。
ゼウス達グループの男達も俺、ジャンからの答えを待つ。
ジャン「『時節が来る。準備は整う。もう少し待たれよ。』との事だ。」
ヴィシュヌ「時節って、、、いつまで待てばいいんだ!?
もう、長く待っていると言うのに。。」
ゼウス「天界からの言葉なのだろう。さては、何やら秘密事であったか。。。ジャン。お前は知っているんだろうな。」
俺は事情を説明する事に。
侵入者達は、知っての通り表からばかりではなく、裏側である闇に近い処からの侵入ルートを作り上げている。
それが、この国の因縁と呼ばれる世界だ。
闇に落ちきるのではなく、その悪霊や、因縁と呼ばれる世界になぜ彼らが目をつけたのか。
闇にはサタンのような闇を仕切る悪魔達が存在する。他にもその世界を取り締まる方々もだ。
だが、この因縁と呼ばれる世界には取り締まるのは善とする仏様方々しかいないわけだ。仏様は、ある程度は取り締まる事はできるが、水面下で奴らに動かれては視えない。
奴らはそれに目をつけたのだろう。
天界は、すでにその事には知り得ている。だから、天界からの使者とし、因縁と呼ばれる世界に鎮座し、どの種族が何処と繋がっているのかなどを探ってきたというわけだ。
勿論、俺もだが、りおが追ってきた金神であるロビンも、ある意味シヴァの息子のアリオスでさえその遣いであったと言えるだろう。
また、俺もだが、親友でもあるカイムや、部下達も天界からの遣いの一人だ。
そして、なぜ日本には闇に落ちきるまでの間に因縁、悪霊の世界を用意したのか。
それこそが、日本と言う神々からの細やかな智慧と、教育的な魂の向上の目的が込められているのだ。
日本人が他の人種に比べて特徴的なのは、日本の八百万の神々からの遺伝子とも言うかの如くを受け継いでいるからでありまた、霊的にも、自然に神々からの指導が日々注がれてきているのだ。
これについては、例えば、日本と言う国は、綺麗な国とされている。これは、神々が日頃から「綺麗にしておきなさい。そうすれば、心、精神を綺麗に保てるであろう。」と言うメッセージが込められている。
八百万の神々は他の神々よりは、腕力など戦えるような神々ではない。
しかし、精神性の高さでは群を抜く。
だからこそ、他の種族の神々からの協力を得て多種多様な力を得ているとも言えるのかもしれない。
話は多少反れたが、
ゼウス「我々グループが存在するのも一重に人々は勿論、全ての生命の向上と進化を求めての事。またそれは、己にも当てはまるわけだ。」
ジャン「どちらにせよ、あの女神を目覚めさせなければ前には進まない。」
さて、、どうして目覚めさせるか。。。
俺は準備が整う知らせを。
カイムからの知らせを待っていた。。。
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