第11話 エピローグ そして、これから
「ほう!!これはまさに、
「ああ、そうか。豚キムチ丼の豚肉は、
「まあ、何でも良いんじゃが。極めて
「まあ、気を使ってくれてるんですね。有難うございます。」
キョウヘイの母が、
「…いやいや、
鎌倉時代の盗賊は、
「…実は儂の
当然、
黒岩程度の、悪人が道玄坂でギャング行為をしたところで、本物の盗賊にかなう
ハッキリ言って、
片や、食うや食わずで、盗賊行為をしているのだ。
必死さの次元が天地の差ほどあるだろう。
「…なるほど、大変だったんですね。でも、本当に
昨日まで2人で
「しかし、道玄さん、なぜ俺があの廃墟のホテルの外壁に、行ったって分かったんですか?あなたが眠ってる間に、そっと玄関を出たのに。」
「ああ、あれは、実は儂は眠ったフリをしてただけで、
「あと、最初の出会いのとき、ぶつかりそうに、
「その、まさかじゃよ。お主が
やはり、黒岩などとは身体能力が、違い過ぎると少年は思った。
「これから、道玄さんはどうするんですか?」
「取りあえず、元の時代に戻っても、盗賊をするだけじゃろうから。しばらくはこの時代に
「じゃあ、
「・・・なにがじゃ・・・?」
「道玄さんは頭がもう
「なるほど、お主、上手い事言うな!!」
全員がどっとお互いの顔を見ながら、笑いあった。
三人の楽しい夕食は深夜まで続いたのであった。
― 了 ―
道玄坂アウトロー『カクヨムWeb小説短編賞2022』参加作品(エンタメ総合 部門) 田渡 芳実 (たわたり よしみ) @ruasu50
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