第10話 正体
黒岩の質問には答えず、
「
よく見れば、年齢は
「おい、アレを出せ!!」
黒岩が側近のキャップの男に、何かを要求した。
「あれですか・・・、わかりました!!」
近くのギターケースから、黒い一本の棒を取り出した。
「・・・なんだ・・・!?」
大和田とキョウヘイが怪しい視線で
「フフフ・・・これはスタンガンの中でも最強クラスのショックを与える、代物でな。さっきの女が持ってたのとはわけが違う。20万ボルトで触れただけで金属バットで殴られたような衝撃がくるんだぜ!!」
舌なめずりしながら、黒岩が大和田に近づいていく。
その棒状のスタンガンの長さは1メートル弱は有るだろう。
それに対して、大和田のもつ「
間合いは、黒岩の方が有利であり、加えて五尺五寸(約167センチ)の大和田に対し腕のリーチも、巨体の男にとってプラスである。
黒岩が間合いに入ったと、思って黒い、
更に、
黒岩の脳に一瞬、頸動脈からの血流が止まり、彼の視界は完全に
巨木が倒れるように前のめりに倒れてきた、彼を大和田は肩で
「儂の正体はもう和主が言っておるよ。儂の正式な名は,『
ボストン・レッドソックスのキャップの男がスマホで検索を掛けると、鎌倉時代、道玄という盗賊が出没したところからの名と伝える。と、発見した。
キャップの男は
「なにい!!?なんで鎌倉時代の盗賊がここに!!??」「じゃあ、奴は幽霊かなにかか!!?」
「
「…知らねーよ!!、今。流行りの異世界転生じゃね!?」
キョウヘイは
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