第2話 出会い
「・・・・・。」
「…おい!!そこの小僧!!危ないではないか!!こんな所でボーッっと突っ立て追って!!」
「なんだあ!?オッサン!!アンタこそよく見ろよ!!それはこっちのセリフだよ!!」
「なにぃ!!?」
と、中年の男が
「…なんじゃ!?どうした?わしの顔にゴミでもついておるか?」
「…あ、いや顔にゴミって言うか・・・変わった格好してると思ってよ。それは和服か?オッサン。」
「なにを言っておる。普通に
「おい!!あんまり近寄るなよ!!オッサン!気持ち悪いじゃねえか。」
「ううむ。悪い。
「ハッハッハッ」と二人とも
「ところで、
「…何言ってんだ?オッサン。こんな都会に猪なんているわけねーだろ?」
腹の中で(…ニュースでもどっかの動物園から猪が逃げ出したなんて、聞いたことや見たこと無いよな。)と少年は思った。
「良く分からんが、取り
(変なオッサンだが、悪い人ではなさそうだな。)
絵が好きな少年は
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