第11話 チートで開店初日を凌いでみる

朝起きると…


いやもう昼を過ぎていたのだが、二人は既に出かけた後だった。


洗面と軽食を急いで済ませて、城門に向かう。




衛兵に外出目的を尋ねられるが、「師匠が表で解体作業を行っているのですが。」と告げるとバランの野外作業テントを教えて貰えた。


街の正面城門から壁に沿って2分ほどの所に二人は陣取っていた。






『すみません! 寝坊しました!』






俺は駆け足で近寄ると大声で謝った。






「いやいや、チートは昨日フル回転していたし。」




「兄弟子、相当お疲れだったので起こすのが申し訳ない、となりまして。」






『いえ。 働いていたのは二人も同じですから。


もうお客様来られましたか?』






「さっきまで冒険者と打ち合わせしてた。


計5組ね。


ほら、彼ら午後に帰って来るから、解体作業は早くて14時以降からだね。」






「兄弟子と入れ違いなんですけど、ホーンラビット10体だけ持ち込まれました。」






「俺達の初仕事だな。」






『どんな条件で請けたんですか?』






「独断で申し訳ないけど、1匹2000ウェンで買い取った。」






『結構、お得な値段ですね。』






「カネに困ってる冒険者多いからねえ。


昨日チートが売り先開拓してくれたでしょ?


だからそれを当てに解体してみるよ。


ワイアットさんへの売り込みは任せるから。


ホーンラビットはこれからラルフにお願いするな。」






「はい、頑張ります!」






「参考になるかわからないけど、俺の捌き方見てて?


2匹目から任せるから。」








そういうとバランは落した速度で解体を始めた。


部位毎にコツを教えてくれる。


ラルフ君にとってはおさらい、俺にとっては新鮮な話。






「じゃあラルフ。


ゆっくりでいいから残りの9匹やってみよう。」






「はい!」






流石に普段ホーンラビットばかりを捌いてるだけあって、ラルフ君の手際は良い。


俺が想像していた倍くらいの速度で解体を進めて行く。


所要時間、9匹で2時間。


一匹当たり10分から15分を掛けていたのだが、バランに言わせると新人としては優秀な手際とのこと。








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《ラルフ=ラスキン》




ホーンラビット9匹解体記録 




所要時間117分




美品魔石ゼロ/キズ物魔石7/破損魔石2


美品毛皮3/キズ物毛皮6


食肉40キロ(買取相場は㌔100ウェン)


ホーン9本採取




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『ラルフ君、いい腕だよね。』




「いえ、一つも美品取れませんでしたし!」




「最初はそんなものだよ。


俺もラルフは優秀だと感じた。


場数を踏めばアベレージは後から付いてくるから。


今は新しい環境になれるだけに意識して。」




「精進します!」






「後はワイアット靴工房だな。


向こうから人を寄越してくれれば楽なんだが。


それは高望みかな。」






そう。


ホーンラビットの毛皮を欲しがっているワイアット靴工房がここまで買い付けに来てくれれば


手間なくキャッシュが入る。






『師匠。


ここで物を売ってもいいんですか?』






「ああ、城外なら露店は完全合法。」






『なら、ホーンラビットの部材をここで売りませんか?


ホプキンス商会の買値よりやや高めに。』






「安く買って高く売る?


それ解体に来る人に怒られないか?」






『ホーンラビットに関しては買取のみにしましょう。


本当はやりたくないけど、頼まれたから買い取ってあげている。


という建前で。』






「なるほどな。


積極的に商うつもりもないから買値は安いし、売値も高めにしてある。


自分は携わる気も無いので、新人のラルフに一任している。


という顔をしていればいいんだね。」






『バランがそう言っていれば、特に苦情はこないと思います。


どのみち冒険者はこの城門を通るんですよね?』






「ああ、殆どの冒険者が横の正門から出入りしている。


街の奥まで運び入れる事を思えば、ここで投げ売りたい者も居るな。」






『ホーンラビットはそれで行きましょう。』






等という話をしていると、バランの幼馴染のドランさんが遊びに来た。


お土産にドライフルーツをくれたので四人で仲良くかじる。






「オマエ、辞めるんなら言えよ。」






「ゴメン、衝動的に辞めたから。


ドラン、今日仕事は?」






「辞めたよ。 衝動的に。」






「え? 何で?」






「馬鹿野郎。 丁稚時代に約束しただろうが。


どっちかが独立したらもう片方も仕事辞めて手伝いに来るって。」






「ああゴメンゴメン。 


覚えてはいるけど、本当に来てくれるとは思わなかった。」






「でもオマエ、俺が独立したら手伝ってくれてただろ?」






「そりゃあ手伝うよ。


友達じゃん。」






そんなやり取りがあってドランさんが仲間に加わった。


この人は簡単な解体も出来るし、食肉加工士の資格を持っているので卸市場に乾燥肉を売る事が出来る。






「どうする?  その食肉買い取ろうか?」






「え? 仲間内で売買するの?」






「別にどっちでもいいよ。 


一夜干しにしたら卸市場に㌔300で卸せるし、スパイスジャーキーなら㌔550は超える。


ここでバラ売りしても買う奴は居そうだけど。」






聞くところによると、乾燥屋は工房を持ってさえいればそこそこ食える商売らしい。


今までドランが勤務していた乾燥工房も家族経営の自宅兼の工房だったが、ドランともう一人の従業員の給料を出せるくらいにはキャッシュが回っていた、とのこと。


バランがラルフを「彼もヘッピ村だよ。」と紹介するとドランは殊の外喜び、ラルフと地元トークで盛り上がった。


「何もない所だけどね」とバランは言ったのだが。


俺は、ヘッピ村、いつか行ってみたい。






4人でぺちゃくちゃ話しているとアンダーソンがやって来る。


気が付くと15時になっていた。


取り敢えず20匹、持ってきたらしい。






「えっと、じゃあ魔石はそちらで…  ということで。」






『このやり方で損だと思ったら教えて下さいね。』






「うん。 多分金銭的に損はしない。


後はパーティーメンバーを心情的に納得させられるかどうかかな。」






当然、ロングスネークの解体はバランが包丁人を務める。


アシストにドラン、サブアシストにラルフ君。


俺は役に立たないと思うので、ラルフ君がいっぱいにした封箱を小型リヤカーに積み上げていく。








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《バラン=バランギル》




ロングスネーク20匹解体記録 




所要時間159分




美品魔石11/キズ物魔石8/破損魔石1


美品蛇皮16/キズ物蛇皮4


美品毒袋18/キズ物毒袋1/破損毒袋1


食肉230キロ(買取相場は㌔300ウェン)




牙・尻尾(討伐部位)は略




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アンダーソンは無言のまま、脳内で計算し続けていた。




美品蛇皮16×20000で32万ウェン


美品毒袋18×15000で27万ウェン


食肉230キロ×㌔300で6万9千ウェン


これに討伐部位20本×賞金1万で20万ウェン


牙は一匹分で5000ウェン前後なので10万ウェン




合計96万ウェン弱。


とアンダーソンは割り出してから、利害関係者の顔を思い浮かべる。






【悪い話ではないが…  ウチは頭数多すぎるからなぁ…


ルーキー達は実質役に立っていないが、分配をしない訳にはいかない。


大型馬車も含めて経費もかなり掛けているし…


うーん、黒字は出てるんだが…  後はメンバーの反応次第だな。】






あくまで【心を読んだ】ついでに見えただけだが。


アンダーソンは戦闘員だけで10人引き連れている。


これは数を誇る為に徒党を組んでいるのではなく、実績・声望があるアンダーソンには新人の弟子入り希望者が途絶えない上に、郷里も若者の面倒を彼に頼むことが理由のようだ。


なので、メンバーの中にもそこまで役に立たない者も多く紛れ込んでいる。


またアンダーソンはパーティーハウスを保有しているのだが、そこに装備修理に長けたバックオフィスメンバーと自身やメンバーの妻子を住まわせている。


なので40人弱の大所帯を養い続けて行かなくてはならない。


1日で96万稼ぐのは偉業だが、40人の頭数で割ると心もとないのである。






「いやバラン先生!  相変わらず見事な腕前でした。


今日は一旦帰宅します。


解体の料金設定ですが、一旦メンバーの意見を聞き取りさせて下さい。


拮抗の場合はバラン先生の設定に従うよう皆を説得します。」








そういうとアンダーソンは馬車と共に去って行った。


日本に居た頃はラノベで冒険者パーティーの描写を見て憧れたものだが、実際は大変なんだな。


アンダーソンはずっとメンバーの食費やパーティーハウスの維持費を計算していたし、その数字を見る限り寄生しているメンバーは兎も角、リーダーのアンダーソンに利益があるようには思えなかった。






さて!


それはそれとして!


アンダーソンの後ろに並んでいた冒険者がバランに名刺を渡して開業を祝っていた。


彼の持ち込みは大きなグリーントードが3匹。


死体袋を両肩に乗せて歩いてやってきたのでだが、彼はどれくらい歩いてきたのだろう。


もっともその表情を見る限り疲労の形跡は見えない。


彼も無料解体に賛同する。


【それって俺の得になるかぁ!?】


と聞こえたので納得はしてなかったようだ。






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《バラン=バランギル》




グリーントード3匹解体記録 




所要時間19分




美品魔石3/キズ物魔石0/破損魔石0


美品毒袋3/キズ物毒袋0/破損毒袋0


美品油袋1/キズ物油袋2/破損油袋0


食肉19キロ(買取相場は㌔100ウェン)




舌(討伐部位)は略




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美品毒袋3×10000で3万ウェン


美品油袋1×15000で15000ウェン


キズ物油袋2×4000で8000ウェン


食肉19キロ×100で1900ウェン




合計5万5千ウェン弱。






冒険者は満面の笑みでバランに握手を求め


「これからも是非懇意にして頂きたい!」


と頭を下げた。




それはそうだろう。


元手を掛けていないソロ冒険者なのだから、稼ぎは全部自分だけのものになる。


1人当たり収益で言えばアンダーソン一家よりも遥かに実入りが良いのだ。


冒険者の頭の中には【久しぶりに夜遊びできる! どの娼婦と遊ぼうか!】と、そればっかりが巡っているので彼はこの料金体系に納得してくれたようだ。








ともあれ、美品魔石だけでも、ロングスネーク11個とトード小3個が手元に残った。


あくまで昨日の相場だが、77万+9万で86万。






『バラン、この料金設定はどうですか?


忌憚のない意見を聞かせて下さい。』






「…そりゃあ。


最高だよ。


俺にとっては限りなく都合がいい。


軽く80万は超えてるだろ?


俺、昨日までは手取りで30万行った事なかったんだよ?


正直、少し混乱してる。


4人で割っても1人20万だ。


しかも今日は全然働いてない。


これ凄くない?」






『いや、俺は何もしてませんし。』




「師匠、ボクも何もしてないです」




「俺なんか勝手に押し掛けただけだしな。」






「いや、分配は積極的に行わせてくれ。


付き合いが長い上に食肉加工士のドラン。


俺と同じマニュアルで解体修行を始めたラルフ。


そして何より交渉能力が卓絶しているチート。


オマエ達3人が支えてくれれば、俺は最大のパフォーマンスを出せる気がする。


分配は弾むから俺を解体に専念させてくれ。


絶対に損をさせない自信がある。」






確かに。


バランが言う通り、このメンバーはバランスが良い。


そもそもアシスタントが居なくて困っていたバランに話し掛けたのが馴れ初めなのだ。


ラルフ君の様に新入り丁稚としてみっちり仕事をしてきた人間がアシストに入るだけで、相当円滑に作業は進むだろう。


現に、ラルフ君は単価が低いが入荷の多いホーンラビットを解体出来る。


そして準備や清掃や廃棄などのアシスト業務もスムーズにこなせる。


ラルフ君が1人居るだけで、バランは高単価解体に集中出来る。




そして幼馴染で食肉加工士のドランさん。


乾燥職人というのがどういう業務なのかは厳密には解らないが、どう見ても解体業の隣接業界だ。


極めて補完性が高いのは火を見るより明らか。




俺も、【心を読む能力】がある間は、市場調査・新規顧客開拓・価格交渉などの面で大いに貢献出来る筈だ。






「まずラルフ。


月給20万円を約束していたよね?


なので、この場で払っておく。」






「いや!  そんなまだ初日ですし!」






「でも現実問題として身一つの状態でしょ?


現金は1ウェンでも多く確保すべき時期なんだ。


支度金も兼ねて受け取ってくれると嬉しい。」






「バラン師匠…


ありがとうございます。


感謝して頂戴致します。」






「ドランにはどうすればいい?」






「月給を貰えるならラルフ君と同額くれ。


今更言うまでもないことだが…


乾燥業の長い俺は、肉や皮を高付加価値品にして卸市場で売る事が出来る。


そこを上手く活用して欲しい。


まあ打ち合わせは丁稚時代から十分に出来ているけどな。」






「ドランさん、流石に新人のボクと同額と言うのは…」






「でも解体屋としては俺も新人な訳じゃない?」






「いや、それはそうですが。」






「そして、チート。」






『話の流れ的に同額以外ありえませんよ。』






「君のおかげで明らかに俺の人生が好転している。


プラスアルファで何か報いさせてくれないか?」






『うーん。


じゃあ営業に専念させてくれませんか?


ラルフ君やドランさんの手際を見てて改めて思ったんですけど…


俺、あんな風に円滑に作業する自信がないです。


ただ交渉や営業なら自信はあるので、そっち専業でバランに貢献したいです。』






「それは最初からお願いしようと思ってた。


俺がそういう対人系苦手だからな。


他にチートの望みがあれば教えて欲しいんだ。」






『あー、じゃあ。


自由時間を多めに下さい。


その方がパフォーマンスを発揮出来そうな気がします。』






「わかった。


意識して時間を確保するよ。」






4人で協議の末、給与形態っぽい物が決まる。


このパーティーの親方はバラン。


他3人は社員として下に就く。


バラン自身も含めて基本給20万ウェン保証。


それ以上に積み上がった分に関しては、冒険者式にメンバーで分配。


ドランの乾燥や、ラルフ君のホーンラビット解体の様な専門業務に関してはインセンティブを設定し、働き損にならない様に持って行く。


パーティーの中間目標は前線都市内での根拠地作り。


冒険者ギルド隣のモリソン物件が割と理想なので、安く借りれないか調査する。


担当は俺。






そんな話をしていたら、かなり巨大なベアが持ち込まれる。


もう日も暮れていたので…


『解体料金2万なら受け付けます。』


と言うつもりだったが、冒険者が心の中で


【5万… いや4万円にでもなればペイするが…】


と言っていたので、急遽予定を変更。




『4万なら買い取りますよ。


勿論、討伐証拠部位の両耳はそちらで切り取って頂いて構いません。』




と独断で回答する。


バラン達は素知らぬ顔で推移を見守っている。






「え? 買取のみ?   


前、5000ウェン位で解体してくれたことなかった?」






『すみません、ホプキンス部材会社さんはその価格帯なのですが…


もう彼らとは資本関係がなくなってしまって…


本日からはバランギル解体工房としての料金設定となります。』






「うーーん。 どうする?」


「討伐50000を足して90000ウェンの利益か…」


「やや安めだけどキャッシュ確実に貰っとくか?」






冒険者達はベアの耳を切り取ると4万ウェンを受け取って街に帰っていった。


【でもまあ個別に部材を売りにいく手間は大幅に省けるよな】


と聞こえたので、安いながらも《買い叩かれた》とまでは感じていないようだ。






『3人共ゴメン。


この価格帯ならペイ出来ると判断しました。


独断申し訳ない。』






「あ、いや。


かなり絶妙な買取価格に感じたよ。


重い荷物持っている相手がギリギリ妥協できるラインを突いていたw


向こうもこの時間帯に荷馬車でウロウロしたくないだろうしな。


なあ、バランもそう思うだろ?」






「4万なら粗利益結構あるよ。


いや、俺が驚いたのはチートが躊躇いなく自分の財布から支払ったことだよ。


何?  儲かるって確信あったんでしょ。」






『ええ、まあ。


2万で解体するよりかは買取の方が絶対に儲かります。


というより、バランが解体するのなら基本的に買取の方が儲かると思います。』






「なるほどね。


それじゃあ、もう少しキャッシュが溜まったら買取の価格表作って行こうか。」






『ですね。』






「じゃあ、ベアを解体するから。


ラルフ、アシストで!


ドランは封箱行ける?」






「はい!」


「10年ぶりだなあ。」








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《バラン=バランギル》




ベア1匹解体記録 




所要時間49分




美品魔石1/キズ物魔石0/破損魔石0


美品毛皮0/キズ物毛皮1/破損毛皮0


美品胆嚢1/キズ物胆嚢0/キズ物胆嚢0


食肉470キロ(買取相場は㌔200ウェン)




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俺は先に魔石だけ受け取って冒険者ギルドに向かったが、無事に解体は終わったらしい。


ドランさんが血抜き器具の《血吸い瓶》を持ってきてくれていたので、非常にスムーズだったとのこと。


後から集計を聞いたが。




美品魔石が5万5千ウェン。


キズ物毛皮が8千ウェン


美品胆嚢が1万7千ウェン


食肉が9万4千ウェン




で合計17万4千ウェン。


1体で13万4千ウェンの黒字である。


一見ボッタクリにも見えるが… そうでもない。


あの冒険者パーティも自分たちで分解出来ればそれくらいの儲けになったのだが、そもそも専門家でない限り、屋外でベアの血抜きは困難だし、魔石や胆嚢を美品で取り出すのはほぼ不可能らしいので。


まあ、逆にウチのパーティーはベアを討伐出来ないので、丁度こんな物かも知れない。


こんな成功体験があったので、ベアは4万で買い取る事に決定する。




何はともあれ。


冒険者ギルドに着いた俺は預かった魔石を計109万円で売却した。


ワイアット靴工房にもホーンラビットの解体を開始した事を伝達。


こちらが納品するか、向こうが引き取りに来るかで折り合いが付かなかったので、互いに持ち帰って検討する取り決めをして別れた。




その場に残って情報収集をしたかったが、パーティーのカネを預かっている身なので寄り道せずに急いで宿に帰った。






「じゃあ、カネがあるうちに最低保証月給を配らせてくれ。


俺も同じ額受け取っていいのかな?」






「20万と言わずにもっと取れよwww


覇気のねえ社長だなw」






とりあえず1人20万ウェンずつ分配して、残りのキャッシュはパーティーの運転資金としてストックする事にする。


ビギナーズラックで大金を稼げたのか?


明日からはここまで上手く行かないのか?


未知数だったが、かなり幸先の良いスタートであるとは実感出来た。




その後、4人で「金持ちになったら何をするかトーク」で盛り上がってから寝た。


下ネタに話題が集中したという事は、皆も前途を楽観し始めているのだろう。

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