1年目
第15話
皆さま、こんにちは。少しだけ成長した、
いやー、びっくりしましたね。お誕生日会の最後に妹、
「まーまー」
って、喋ったのでその後は家族は大騒ぎしました。(主にお父さんとお母さんが)私も挑戦しますが、【お父さん】、【お母さん】は言いづらいことに気付きました。なので今は【ぱぱ】と【まま】で挑戦しています。
「
「
「
んっ、最後のパパは、何気によかったのではないのだろうか?
よし、もう1度チャレンジだ。
「ぱーぱ」
よし、言えた。これは言えただろう。後はママだな。今はお母さんは音楽を聴きながら料理をしているため、小さな声で言うのは気づかれない。
「
「まーま」
よし、ママも言えたぞ。他の言葉にも挑戦してみよう。
「
「
「
だめだ。全然言えない。だが、私は挑戦を始めたばかりだ。諦めてはいけない。挑戦あるのみだ。
しかし、眠くなっきた。仕方ない、赤ちゃんの体でよく頑張ったほうだ。
よし、昼寝して元気100パーセントで挑戦を開始しよう。というわけで、
「
・・・ ・・・ ・・・
・・・ ・・・ ・・・
はい、おはようございます。お昼を過ぎました。ご飯を食べ終わって、今はおもちゃで遊んでおります。1人では寂しいので、
結心にお姉ちゃんと呼ばれる日はいつくるのでしょうか?今から楽しみで仕方ありません。んっ?まてよ。結心が私のことをお姉ちゃんと呼ぶなら私はなんと呼べばいいのだろう?
結心、妹?
もし、結心が結笑って呼んできたら?
いろんな、疑問が浮かび上がってくる。しかし、あまり頭に留めれないので浮かび上がって消えていく。結局、私の頭に残ったのは早く私のことを呼んでほしいな、って事だった。
原点回帰しちゃったね。
ちらっと、結心の方を見るがおもちゃに夢中だ。ちょっとはこっちからアプローチした方がいいのだろうか?
けど、私もおもちゃで遊ぶのが忙しい。本当にどうしよう?
えっ、遊ばないで声かけてみたらって?いやいや、このおもちゃを手放してまで話しかけるなんて、、、。ごめんなさい。声かけるのが怖いだけです。だって、無視されたら悲しいじゃん。
なんて、思っていると、私のじゃないおもちゃが転がってきた。転がってきた方をみると結心がいたので勇気を振り絞って声をかける。
「どーじょ」
「あーとっ」
〜妹とおしゃべり 1時間前〜
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