第7.5話
とても見られてる。なんかすごく恥ずかしい。楽しみだったはずなのに、、、そんなに見ないで、、
結衣華:「結笑の方が吊り目気味で、結心の方が垂れ目気味なんですよね」
幸助:「そうなんだぁ、全然わかんないや」
詩織:「私もだわぁ、成長してくるとわかりやすくなるのかしらねぇ」
そう言いながら、幸助くんと詩織さんはベビーカーの中を覗き込んでくる。
私はすごく焦る。やめて!そんなに見ないで!すごく恥ずかしいの。寝ようと思っても、見られているのが気になってしまって寝れない。
そんなことを考えていたので、すごい顔をしていたらしい。
詩織:「あぁ、ごめんねぇ。こわがらせたかったわけじゃないのよぉ。ただ、君たちの目元を見たかっただけなのぉ」
違うんですー。怖いんじゃなくて恥ずかしいんです。そう思っているとお母さんが、笑いながら訂正してくれた。
結衣華:「ははは、多分それ怖がってるんじゃなくて、ただの人見知りだと思いますよ。家でもそんな顔見たことないし、こうして家族以外の人に見られるのは、初めてですし」
詩織:「そうなのぉ、それなら良かったわぁ。今日はよろしくねぇ。結衣華さん、結笑ちゃん、結心ちゃん」
結衣華:「こちらこそ、よろしくお願いします。詩織さん、幸助くん、
幸助:「よろくしお願いします!」
お互いの挨拶が終了し、いよいよ今日の目的地である公園へ向かうことと、なった。
詩織:「結衣華さんたちは、公園に行くのは初めて?」
結衣華:「はい、今日が初めてです。結笑も結心もまだ、公園で遊ぶのは早すぎると思って行ってないんです。だから、今日詩織さんたちに連れて行ってもらって、後々の予習にさせてもらおうとおもいまして」
詩織:「そうゆうことかぁ。なんで公園なんかにいきたいんだろぉ、って思ってたけど謎が解けたわぁ」
そんな話が聞こえてること約20分。
幸助:「やったー!ついた。お母さん、遊んできていい?」
詩織:「いいわよぉ、でも遠くに行きすぎないようにしてねぇ」
どうやら、目的地に着いたらしい。幸助くんは、詩織さんに確認後走って遊具のところまで行ってしまった。
結衣華:「幸助くん、元気いっぱいですね。すごく楽しそうに遊んでる」
詩織:「あの子、外で遊ぶの大好きだからぁ。最近は、少し涼しくなってきたからあそびやすいのかもぉ」
結衣華:「福招くんや結笑、結心たちは、まだ遊べませんもんね」
詩織:「そうねぇ、遊べるようになったら、一緒に遊んであげてほしいわねぇ。周りに同い年の男の子いないからぁ」
そんな話を聞いていたのだが、朝の出来事のおかげか、それもの天気のせいか、段々と眠くなってきてしまった。
詩織:「あらぁ、結笑ちゃんも結心ちゃんもおねむねぇ。福ちゃんは一向に起きる気配がないし。今日は初めてのことばかりで疲れたのかなぁ。まぁ、そろそろいい時間だし帰りましょうかぁ」
結衣華:「そうですね。帰りましょうか」
私が覚めた時には、もうアパートの目の前まで帰ってきていた。幸助くんも疲れて眠ってしまったらしい。詩織さんがおんぶして歩いている。
詩織:「今日は、ありがとうねぇ。
結衣華:「いえいえ、こちらこそありがとうございました。付き合わせてもらっちゃって。また、機会があったら、一緒に連れて行ってください。いろんな話もできて楽しかったです」
詩織:「私も楽しかったわぁ。ママ友お出かけ第1弾は大成功ねぇ。あっちはどうか、分からないから話を聞くのがたのしみだわぁ」
結衣華:「こっちの報告も込みで楽しみですね」
こうして、ママ友とお出かけ第1弾、詩織さんとのお出かけは大成功で終わったのだった。
〜ママ友とお出かけ第1弾 1時間〜
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題名が変わりましたが7話の続きです。
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