第7話
お久しぶりです。
そして、今日は、なんとママ友とお出かけ第1弾決行の日であります。
ガサガサ、
お母さん達の会議で、決定してから日程の調整や、ペア決めなど、いろいろありました。(主にお母さんが)
これらの工程の、のち決定しました。ママ友とお出かけ第1弾の私たち
はい。ということで、
チャポ、チャポ、チャポ、、キュッ。
何気に私たちたち、家族以外の人と関わるのは初めてなんですよね。楽しみな気持ちでいっぱいです。
「たーあっ」
ほら、
「タオル持った、お茶入れた。他は、、、あっ、財布入れてない!」
しかし、お母さんは違うらしいです。さっきから、すごくバタバタされております。たまに音がしておりましたが、私たちとは違った緊張があるようで、
「迷惑かけちゃったらどうしよう。嫌な気持ちにさせちゃったらどうしよう」
不安が大きいようです。私たちとは、正反対ですね。私が起きている間の短い間だけしか知らないけど、詩織さんはちっちゃなことで怒ったりしないと思うけどなぁ。
まぁ、私たちは気楽なものです。だって歩かなくて良いんだから。全部お母さん任せです。
そう考えると、今日のお母さんは大変だね。当たり前だけど私たちのことも見て、詩織さんやそのお子さんがも気遣って、、
朝田家の子どもは2人で、1人目が、5歳の
今日は、両家の子ども全員参加なので親2人に対して子ども4人の構図が出来上がる。1番心配の種が大きいのは、幸助くんだろう。ある程度自分で動けてしまうので目を離さないようにしてほしい。
その点、私たちのような自分達で何もできないような赤ちゃん達は、居場所に関しては心配いらないだろう。他の点は知らんけど。
「よし、準備はいいかな。今日はアパートの玄関に集合してそこから公園に行く予定だよ」
お母さんが、私たちに今日の予定を説明してくれる。公園に行くのは多分、幸助くんがいるためだろう。
「はい、じゃあ行こっか」
そう言うとお母さんは、私たちをベビーカーに乗せて、靴を穿かした。そして、部屋の玄関を開けて出発した。
いつものように、エレベータに乗ってアパートの玄関に向かう。そこにはもう、詩織さんたちがいた。
結衣華:「すみませーん、お待たせしました」
詩織:「大丈夫よぉ、そんなに待ってないからぁ。ほら、
結衣華:「幸助くん、しっかりしてるんですね。」
詩織:「そうなのよぉ、
会話が弾んでいる。その間に幸助くんがこっちに近づいてきた。
幸助:「すごく似てますねー。どっちがどっちですか!」
とても見られてる。なんかすごく恥ずかしい。楽しみだったはずなのに、、、そんなに見ないで、、
「うーーぅ」
〜人見知り1時間前〜
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます