4章 1942年11月~12月 第1話 11月ホルム南方(朝)

 ころころと戦略目標が変わったブラウ作戦(ちなみに作戦名もブラウンシュバイクと変更されたりもしたが、ここは広く知られているブラウで通す)だが、ヒトラーやドイツ軍上層部は楽観していた。

 すなわち、スターリングラードを確保できれば、カスピ海沿岸部の油田地帯とモスクワを遮断できる。燃料のないソ連軍は早晩立ち枯れる、と。

 だが、そんな甘い目算は、ソ連の天王星ウラーン作戦で打ち砕かれる。

 スターリングラードの両翼を守っていた脆弱なルーマニア軍が抜かれ、ドイツ第6軍は敗残のルーマニア将兵と共にスターリングラードで孤立したのだ。

 独ソ戦の、ひいては第二次世界大戦の帰趨を決めるスターリングラード包囲戦が始まろうとしていた。


 南方でのソ連攻勢開始の情報をえて、北部方面軍も警戒を強めた。

 これまでの経験則から、ソ連軍はひとつの場所で攻勢を始めると、連動して多方面でも攻勢をかけて援軍の足止めをする傾向があるからだ。

 加えて、ここ1週間ほどソ連軍の移動が激しくなっていることが偵察されており、一方で無線は不自然に激減、部隊の秘匿を行なっていることが想像された。

 この北方方面軍にも攻勢があると予想され、参謀本部は1〜2日以内が濃厚としていた。

 あとはどこに来るか、だ。

 レニングラード解放にくるのか、デミャンスク突出部を再び狙ってくるのか。

 はたまた、全く別の場所を突いてくるのか。

 意図を掴みきれないまま、不気味な沈黙を続ける敵を見ていた北部方面軍だった。


 ♢♢♢


 ロシアが灰色一色となる季節がまたやってきた。

 だが、まだ日の出前(この時期なら8:30頃)なので、とにかく暗い。どんよりとした雲が黎明を遮り、空と大地の区別がなんとかつくぐらいだ。

 だが、早朝もしくは薄暮にソ連軍は部隊移動させてるのではないか、という上層部の推測から、よく見えないにも関わらず偵察に駆り出されていた。

「眠い…」

 シュトルヒを操縦しながら、大きなあくびをするハンス。

 時計は7時を指しているが、太陽が見えない状態ではなかなか体が目覚めない。人は昼行性なのだなと実感するハンスだった。

「なにも見えませんね…」

 後席からの男がつぶやく。茶の髪に小さい顔、つぶらな瞳。そばかすとも相まって幼く見えるが、実際若い。

 今日の後席はヨアヒム=オルブライト空軍二等兵。つい先日補充されてきた、新兵の偵察員だ。まだ20歳まで2カ月あるというのだから驚く。

 ドイツ軍も度重なる損害で人材が払底しており、まだ訓練半ばの若者も戦場に送り、なんとか帳尻を合わせている状態だった。ヨアヒムのような子供が抜けきらない兵士は珍しくなくなってきている。

「たとえ暗くなくても何も見つかりはしないよ。こんなとこじゃあな」

「え?そうなんですか?」

 まだここに来たばかりのヨアヒムは、とにかく反応が初々しい。

「ここから東、左手だな、にちょっと行くとソ連軍イワンが支配するトロペツという街がある」

「はいっ」

「そして右手にはヴェリキエ=ルーキ。北西方向にはホルム。ちょっと離れて、東南方向にベーリィ。これらはウチが支配している街だ」

「…はい」

 まだ地理が頭に入ってないのだろう、不安気な返事が返ってくる。ガサゴソと紙が擦れる音が聞こえるが、周辺の地図でも広げているのか。

「あー、つまりだな、この辺りは基本的にうちの支配下で、トロペツのとこだけ西側に食い込んできているってわけさ」

 トロペツは、昨年の冬季攻勢でソ連軍がドイツ軍から奪った数少ない成果の一つだ。かなりドイツ軍支配地域に突き出しており、トロペツ突出部と呼ばれている。


「なんで、我が軍はトロペツを攻撃しないんですか?」

 地図を見れば当然の質問をヨアヒムがしてきた。

 細い回廊で繋がれているだけなので、南北双方で攻勢をかければ容易に切断できそうである。孤立したトロペツを包囲、陥落させれば、湾曲した戦線もすっきりさせることができる。

「答えは単純。うちにその力がないんだな、これが」

「あり得ませんっ」

 ヨアヒムが喰い気味に否定してきた。

「我がドイツ軍に限って、出来ないことなんてないはずですっ。しかも相手は劣等種族ですよ?そんな奴らの立て籠る街なんて」

 また始まったか、とハンスは適当に聞き流す。

 最近の新兵は訓練も足りてないのに、口だけは一丁前で、しかもゲルマン至上主義と国や軍への盲目的忠誠心は高い。

 ハンスのようなベテラン兵(いつのまにか、そう言われるようになってしまっていた)からすれば、どう考えても長生きできそうにないが、こんな兵ばかり送ってくる兵学校は何を考えているのだろう、と思う。

 多分何も考えてないのだろうな。党や軍に言われたカリキュラムを淡々とこなし、逆らわないロボットのような兵士を送り込む。それまでが彼らの仕事で、かれらが数ヶ月後にはロシアの大地にむくろをさらしても、「それは自分の仕事ではない」のだろう。

 次代を担う若者を犬死させれば、国家が成り立たないのに。


 ➖まあ、俺ではどうしようもないわな。

 いつもの思考放棄を発揮したハンスは、「じゃあさ」とヨアヒムに問いかける。

「お前さんの言う優秀な我が軍が、なぜトロペツを落とさないのか、その理由はわかるか?」

 未だに「劣等民族が」「我が軍が本気になれば」と言い募っていたヨアヒムが止まる。地図を見て考えているようだ。

 上官への絶対服従を教え込まれているので、急な無茶振りにも素直に従うのはロボット新兵の扱いやすいところだ。

「あれですか。周りを囲むことで補給を締め上げてるってことですか?」

「正解」

 ハンスの答えに、後席からはふうっと安堵したため息が聞こえる。後ろは見えないので表情は伺えないが、我が意を得たりと勢い込んでヨアヒムが話し出す。

「ですよねっ。相手の補給路を狭めてやれば、我が軍も攻撃しやすい。スラヴ人どもを消耗させるために、あえて落とさず敵に負担をかける。なるほど、さすがは我がドイツ軍ですよね。ゲルマン万歳!」

 ➖次善の策、だがな。

 ハンスは心の中で呟くが声は出さない。

 兵力のない北方方面軍からすれば、こんな突出部はなくして戦線を一直線にしたほうがはるかに守りやすい。だが、デミャンスク、ホルムと優先順位の高い目標を解放して、じゃあ次はトロペツを、と思った時にはガチガチに防備されてしまっていたのだ。

 ハンスも偵察に行かされたこともあったが、運び込まれた対空砲が林のように空に向けられており、とっとと逃げてきた。

 補給路を断つことは可能だろうが、その後トロペツを落とせる兵力がなければ、兵力不足でホルムを落とせなかったソ連軍の役を、今度はドイツ軍が演じることにもなりかねない。

 仕方ないので、戦国時代の付け城のように、トロペツの周囲をストロングポイントで囲んで監視させ、補給にきたソ連軍を攻撃して嫌がらせをしている。


「そこに気がつくなら、上出来だよ」

 と、ハンスが誉めてやると、「いやぁ…」と照れたような、嬉しいような声が後席から聞こえる。

 性格的に、怒鳴って言うことを聞かせることがハンスはできない。したくない。

 戦争のことなんて何もわかってない、差別主義の新兵がどうなろうと知ったことではないが、そんな若僧と組まされて巻き添えを食らうのもまっぴらごめんのハンスとしては、誉めていい気にさせて、最低限の仕事はしてもらわねば困るのだ。

「そんな聡いヨアヒム君なら、最初に言った、ここらなら敵はいないという意味も分かるよな?」

「………え〜、あー、つ、つまり、我が軍の監視下にあるので、その、ストロングポイントも多いし、ソ連軍が抜けてくるのは難しい…?」

「そういうこと」

 自信なさげなヨアヒムの答えに同意を与えてやると、ふう〜と安堵のため息が聞こえる。

「トロペツにイワンの部隊はあまり集結していないってのが参謀本部の見立てでな、ここが攻勢拠点になる可能性は低いだろうな」

「…」

「加えて、よく『伝書鳩』をやったから知ってるんだが、ストロングポイントはこの辺は二重三重に取り囲んでいるからな。たとえ最前線をすり抜けてきても、必ずどこかで止まるって寸法なのさ」

「…」

「って、おーい。返事なしかぁ??」

 急にヨアヒムの反応がなくなったことに、いぶかしげな声を上げるハンス。

「……あの森、なんですが…」

 ヨアヒムの声に、警戒の色が感じられる。

「どの森よ?俺は振り向けないんだ、指さされてもわからん」

「あ、すいません…。あそこの、左後方の…」

「方向は時刻で。教えられたろ?」

「あー、えーと、機首からみて、8時から8時半方向にある森です…」

「了解」

 この辺りの言葉はきっちりさせておかないと、切迫した時に思わぬ齟齬が生まれる事もある。

 ハンスは機首を返して、後席がいうその森方向に向ける。


 その森は、やや細長く針葉樹が密集したありふれた森だった。すこしづつ明るくなってはきたものの、まだ暗い大地により黒が濃く見えるのが森だ。被った雪とのコントラストが影絵のように感じられる。

「で、あの森がどうしたって?」

「…さっき見た時、焚き火のような灯りが見えたんです…。今はもう見えてませんが」

「ふぅん」

 今12時方向下方に見える森からは、灯りは見えていない。この暗い中だ。火は目立つはずだが。

「……見間違い、かもしれませんが…」

 ヨアヒムも自信がなくなったのか、弱々しい声になる。

「それを確かめるのも偵察でな。エンジン切るぞ」

 敵部隊が森の中で潜んでいるなら、飛行機のエンジン音で警戒されるかもしれない。

「すると、少尉殿はあの森に敵が潜んでいると…?」

「わからん。が、本当に焚き火があったとするなら、現地住民という可能性は低いから敵軍か、あるいはパルチザンかもな」

「なぜ、原住民ではないと思うのですか?」

「ロシアの冬を知ってれば、そんな言葉は出てこんな。この季節、夜は−10°から−20°にもなるんだぜ。野営は生死に関わることを知らないロシア人はいない。大雪で動けず、雪洞作って緊急にビバークならありえるが、昨日から雪は降っていない」

「そう…、ですか…」

「知らない事は恥じゃない。覚えて忘れなければいいだけだ。もうヨアヒムは覚えただろ?」

「はいっ」

「なら良し。さぁて、よく目を大きく開いておいてくれよ」

 ハンスは滑空状態のシュトルヒを操りながらいう。


 機体が軽くて揚力も大きいシュトルヒはグライダー状態でもよく飛ぶ。エンジン音がなくなると、冷たい大気をシュトルヒが切り裂く風切り音が耳につく。

 大きく旋回しながら、自然降下に任せて問題の森の上空へ。

「そろそろだぞ。よく見ろよ」

 ハンスもまた、下と前方をせわしなく視点を動かして言う。

「わかり…、あっ」

 ヨアヒムの返事が不自然に途切れた時、ハンスも見た。

 森の中の、奇妙に切り取られたような隙間に炊事中の火と鍋。その横にソ連の軍服を着た男。

「いたっ!」

 ハンスはシュトルヒのエンジンをかける。急に回転を始めたプロペラの乱気流で、真下の木々の梢が積もった雪を撒き散らしながら震え、そのはずみか、木々に結びつけてカモフラージュ用にかけられていたらしい天幕が外れ、宙に舞う。

 それで全容が見えた。

 幾つかの炊事用の焚き火。それぞれの火を取り囲むソ連軍服の男がざっと20名以上。

 その脇には、隊列になって停められている軍用トラック。その荷台には武骨な鉄の構造物。

「スターリンのオルガン《スターリノガル》かよっ⁉︎」

「スターリ…なんですって?」

 ヨアヒムは知らないようだが、説明している時間がない。当然ソ連兵もシュトルヒを目にし、指差したり騒いだりしている。猶予はない。

「後席っ!司令部に緊急電!『シュトルヒアイン、スターリノガル発見セリ』だっ!」

「了解、って、暗号電ですか?」

「平文でいい!とにかく早く!現在位置も忘れるな!」

 暗号文にするとダミーが多く含まれるので、長くなる。平文(白文ともいう)は普通のモールス信号なので、同じ周波数に合わされると簡単に傍受できるが、文は短く早く送れる。

 もっとも敵を見つけたドイツ軍偵察機が送る電報など、『敵発見!』しか有り得ない。傍受されたところでなんの問題があろう。


「送信しましたっ」

「了解」

 ハンスは未だ慌てふためいてるソ連兵を見ながら答える。

「それで、スターリノガルってなんですか?」

 再びヨアヒムが聞いてきた。通信も終わったし、説明してやるか。

「イワンのロケット砲だ。あのトラックが発射台になる。あの荷台にある傾斜した鉄骨にロケット弾を装着して一斉に発射する」

「へぇ……。それってすごいんですか?」

「すごいなんてもんじゃねぇ。えげつない。何十門もの砲台の一斉射撃に匹敵する。直撃されれば上面装甲の薄い戦車はもちろん、掩体壕の対戦車砲だって壕もろとも破壊されるのを見た。直撃じゃなくても、噴き上げられた土砂で塹壕の兵が生き埋めにされてた」

「……ヤバいじゃないですか、あれ」

「ヤバいんだよ。しかもトラックに乗せたまま発射できるから、展開や移動も簡単でな、いきなりやってきてロケット弾をぶっ放したと思ったら、反撃される前に逃げやがる。だから、こうやって基地というか集結場にいるところを叩くのがいいんだが」

 だから無線で味方空軍を呼んだのだが、間に合いそうにない。眼下ではソ連兵の撤収が始まっている。トラックのヘッドライトも点灯している。


「それで、なんでスターリノガルって名前なんです?」

 ヨアヒムがどんどん聞いてくる。気になった事は聞かずにいられないたちなのか。

「飛翔音がパイプオルガンに似ているらしい。友軍にとっては死の調べだがな」

 この音が聞こえれば数秒後には周囲にロケット弾が落ちるのだ。地獄の扉が開く悪魔のファンファーレ。

「少尉殿はなんでも知ってますね」

「レニングラードの戦いで目にしたことがあるんだよ。運良く捕獲した車体も。イワンは『カチューシャ』と呼んでるらしい」

 余談だが、この兵器へのリスペクトが今でも続き、ロシア製多連ロケット兵器の総称としてカチューシャと呼ぶ事もある。けっしてヘアバンドのことではない。


 しばし間が開く。

 ソ連軍の撤収準備は進んでいるようだ。ハンス1人ならとっとと帰投しても良いのだが、今日は国家への忠誠心あふれる後席がいる。

 ハンスもドイツ軍の一員として、眼下のソ連軍が移動したら牛にへばりつくハエのように接触をつづけるしかない。

「…ソ連軍は、どうやって入り込んだのでしょう?」

 沈黙に耐えかねたようにヨアヒムが話してきたが、それはハンスも気になっていたことだ。

「ストロングポイントの間をすり抜けてきた、のだろうな。小部隊で。それしか考えられん」

「でも、ですね、当然我が軍も監視はしてたわけですから、それでもこんな部隊が…」

「むこうは地の利があるからなぁ。長い夜を利用して暗闇のなかを少しずつ進めて、この森ような目立たない集結ポイントを密かに設定して、ってところか」

「……劣等民族なりに工夫を凝らしてたってわけですか」

「敵の過小評価は敗北の元だぞ」

 ぶっちゃけ、どうせ敵なんて来ないと高くくって監視を疎かにしてたのが原因ではとハンスは思っている。実際ハンスも、こんなとこに敵がいるわけないと思い込んでいたわけだし。

 もちろん集結には時間がかかっただろう。それだけ準備してきたって事だ。

 それを油断はあったとはいえ、ドイツ軍の目をかいくぐってやったのだ。劣等民族などとんでもない。

「敵!車両が出てきます!」

 ヨアヒムの声で現実に引き戻される。確かにソ連の軍用トラックが1台、森をぬけてシュトルヒの方へ向かってきた。

 ➖なんだ、あれ?

 そう思う間もなく、トラックの荷台に据え付けられた対空銃座がこちらに向いているに気がつく。

 ゾワッと悪寒が走るとともに、体が動いていた。操縦桿を倒して急降下。

 ドンッ!ドンッ!ドンッ!

 重低音の発射音が響く。時折混ざる曳行弾をみると銃弾はかなりの後方へ。照準は定まってないようだ。

「あ、あれは…、自走式の対空砲?ですかっ??」

「わからん‼︎俺も初めて見た‼︎」

 ちょっと見には、増築した荷台に急造で37mm対空砲を備え付けた感じだ。正式の兵器ではないかもしれない。移動しながらの射撃では照準もつけづらそうだ。

 だがソ連の61k37mm対空砲は、当時の標準対空砲であるスウェーデンのボフォース40mm対空砲と同等と評される、優秀な対空砲だ。

 あの大口径がシュトルヒに1発でも当たれば大穴が開く。当たったことはないが、冷や汗をかいたことは何度もある。

「退避だ!あんなのがくっついてたら、触敵出来んわ!」

 低空で森を盾にしながら、逃げていくシュトルヒ。

 敢闘精神あふれる後席も、これには口を挟む事はなかった。

 ソ連軍も追い払うことが目的だったのだろう、これ以上発砲してくる事はなかった。


 少し距離を離したあと、ヨアヒムがポツリと言う。

「…あんな部隊が、ここだけじゃなく、他にもいるとしたら…」

 それは、ハンスも考えていたことだ。

 嫌な予感がする。


 ♢♢♢


 シュトルヒアインの警報を受け、トロペツ一帯のストロングポイントに敵襲情報を無線で流した北部方面軍だったが、遅かった。

 伏せられていたソ連軍がドイツ勢力圏のあちこちで蜂起し、奇襲を受けた多くのストロングポイントが半日で陥落した。部隊集中していないはずのトロペツからも師団規模の戦車部隊が進軍し、ドイツ軍内部に深く切り込んできた。

 それらの軍は一路、ヴェリキエ=ルーキへ向かっていった。








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