忘却砂漠
大学時代に書いたやつです。当時を思い出して書いてみます。
◆作品について
当時は意外なオチ・気を衒った舞台設定・印象的な書き出しのどれかに全精力を注いで書いていて、これは気を衒った舞台設定に全力を注いだ作品です。
忘れたものがどうやっても思い出せないもどかしい感じって、乾いた砂を掻き集めて必死に土人形を作ろうと握りしめているのと同じだな、と思ったことから書き始めたと思います。
何にもやる気を失った主人公は多分当時の私を投影して書いたんだと思います。
どこかに救いや成長があるかと思いきや、物語の結末では主人公は全てを忘れており、作中に起こったことは夢で片付けられています。
確か当時の推敲会でも「この結末はどうなんだ」とご意見いただいた気がするのですが……書き直してない辺り「そう簡単に何でも救われると思うな」と突っぱねたんだと思います。
書き直す気力が無かっただけとも言います。
◆その他
学生生活の一番最後に書いた話で、この後10年くらい創作活動から離れます。
この頃何かもう書きたいものが見つからなくなってしまい。文章力もある程度の頭打ち感があり、卒論で忙しいのもあってずるずるとワードを開かなくなりました。
作品↓
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