スクール水着で戯れる

 「ねぇ。千夏ちゃん、玲君。この間女子の制服が選べるようになる話したけど、水着も変わるのかしら?」


リビングで3人のんびりしている時、千春さんに尋ねられた。


「さぁ…。玲、どうだったっけ?」

千夏さんの記憶はあいまいのようだ。


「言ってなかったと思うよ…」

正直、そこまで熱心に聞いてないし…。


近年のを考慮した結果、女子はスカートとスラックスを選べるようになったらしい。来年度からそうなるようだ。



 「最近の学校って、制服はもちろん水着も変えてるわよね。だから気になったの」


「アタシ、ジェンダーレス水着をネットのどこかで観たけど、驚いたわよ」


千夏さんは知っているようだ。せっかくだし、訊いてみよう。


「驚くことなんてあるの? 僕、観たことないんだよね…」


「男女兼用のデザインで、上は長袖の上着みたいな感じ。下はハーフパンツだったわ。上が長袖だから、体操服より露出は少ないわね」


「男の子でも、上を着るのね~。時代の変化を感じるわ」


千春さんと同意見だ。僕より年下の世代は、それが当たり前になるのか…。


「母さんもそこを気にしたか。男子って上を見られても、恥ずかしくないよね?」


千夏さんの問題発言に驚く僕。


「それは偏見だよ!」

僕は体を鍛えていないから、貧相な体をクラスメートに見られるのは恥ずかしい。


「そうかしら? だったら何で裸の芸人が多いのよ?」

千夏さんは納得してくれない…。


「その人達が特別なの!」

こんな間違った考えをしているのは、千夏さんだけ…だよね?


「ふ~ん」

千夏さん、絶対納得してないな…。



 「制服はともかく、水着のデザインを変えてまで水泳をする必要あるのかしら?」

意外にも、千春さんが水泳について異論を唱える。


「千春さん、泳ぐの苦手なんですか?」

そうであれば、水泳に否定的なのはわかる。


「ううん、人並みには泳げると思うわよ。最後に泳いだの、高校生の時だけど…」


「じゃあ何で、そこまで嫌がる訳?」

千夏さんが追及を続ける。


泳げるなら、そこまで拒否反応は出ないはずだ。


「スクール水着が苦手だったのよ。胸の位置調整が面倒だし、濡れると張り付く感じも嫌だったの。水泳には、良い思い出がないわね…」


千春さんは爆乳だし、水着に収めるのは大変そうだ。何となく予想できる。


「……」

千夏さんは何も言わない。


…ここはそっとしておこう。それが一番だ。


「けどスクール水着は、特定の人に好評なのがわかったのよ。玲君は好き?」


2人が僕を観る。どう答えようかな?


「確かに、スクール水着ならではのエロさはありますね…」

言葉にするのは難しいな。


「そっか…。だったら、玲君のために今度着てあげるね♪」


「え? 良いんですか?」

さっき、あれだけ文句を言ってたのに…。


「玲君がスクール水着にエロさを感じるなら、着る価値はあるわ!」

何故か張り切っている千春さん。


「けど千春さん、スクール水着持ってないですよね?」

高校生の時に着てたスクール水着を着るとは思えないし…。


「ネットで買うから心配いらないわよ。コスプレの時もそうしたから」


千春さんが警察官、千夏さんが女王様役をやった時を思い出す。


「アタシはどうしようかな…?」

千夏さんは悩んでいる様子だ。


きっと着ても、胸の大きさの関係で千春さんに劣ると思っているんだろう。


「千夏ちゃんも一緒に着ましょうよ。私は紺、千夏ちゃんは白でね♪」


「白いスクール水着ですか? 観てみたいです!」

紺との対比でエロく見えそうな…気がする。


「…しょうがないわね。着てあげるわよ」

千夏さんはしぶしぶ了承してくれた。



 後日、スクール水着が届いた。早速、2人に着てもらおう。


「玲君、着替え終わったら呼ぶわ。リビングで待っててね」


そう言って、2人はリビングを出ていった。


待ち遠しいな。2人のスクール水着姿、早く観たいよ。



「お待たせ~。私の部屋に来て!」

千春さんが大きい声で僕を呼んでいる。部屋の入り口で言っているようだ。


僕はワクワクしながら、千春さんの部屋に入った。



 「どう…かな?」


最初に恥ずかしそうに感想を訊いてきたのは、千春さんだ。


オーソドックスな紺のワンピースタイプになる。


胸の主張が凄いのは言うまでもないけど、腕と脚も素晴らしい。見惚れてしまう。


…とても失礼だけど、股の部分を観てしまうな。…食い込んでいないみたいだけど。


「玲君、視線がエッチよ♡」


そう言っても、隠したりしない千春さん。満更でもない様子に見える。


「玲、アタシはどう?」

今度は千夏さんに感想を訊かれる。


「似合ってるよ」


タイプは千春さんと同じだけど、やはり白のスクール水着は新鮮だ。

透けたりしないのかな?


「残念だけど、透けてないわよ。着た後に、ちゃんと確認したから」


それもそうか。透けてたら、着続けるはずないよね。



 「玲君。服を脱いでから、ベッドに仰向けになって」


指示通り、全裸になってからベッドに仰向けになる。


その後、千春さんが何かを僕にかけてきた。…ねっとりしてる?


「ローションよ。気持ち良いでしょ?」


気持ち良いけど、ベッドの上でかけたらシーツが濡れちゃうぞ…。


「心配しなくても、遊んだ後に洗濯するわよ」


それなら安心だ。


「千夏ちゃん、玲君のローションを体で広げてあげて」


「わかったわ」


千夏さんは胸を僕の体に押し付けてから、前後左右に動かす。

スクール水着が擦れて気持ち良いな…。


「私はこっち♪」

千春さんは僕のをしゃぶる。


「玲、気持ち良い?」

動きながら千夏さんが訊いてくる。


「気持ち良いよ」


「アタシも…♡」


きっと僕の体に押し付けて動く際、スクール水着が胸の先端を擦るからだろう。



…心地良い時間が流れる中、僕は限界を迎えそうになる。


「千春さん、出そうです」


「わかったわ」

千春さんはを咥える。いつでも出して良いみたいだ。


「はあ…♡ はあ…♡」

千夏さんは胸をひたすら僕の体に押し付けて動いている。


自慰行為をしているような雰囲気だ。いや、している?


「出ます」


千春さんは一瞬眉を動かしたものの、すぐに飲み始める。



「ふぅ、ごちそうさま♡」

飲み終わった千春さんは満面の笑みだ。


千夏さんは動くのを止めた後、体を痙攣させた。イったのかな?


「玲君、体を起こしてから楽な姿勢をお願い」


僕は千春さんの言う通り、体を起こしてベッドの上であぐらをかく。


「背中にもローションを塗らないとね♪」

千春さんはローションをかけた後、胸で広げ始める。


この感触は、あの時と同じだ。間違いない。

(お背中流しま~す♪ にて)


息を整えた千夏さんが体を起こす。

「玲の前が空いてるじゃない。今度はアタシが…」


ふと千夏さんの水着を観ると、胸の部分がローションを吸って少し透けていた。

僕の視線に違和感を抱いた千夏さんは、僕と同じところを観る。


「何で透けてるのよ!?」


白いスクール水着に透ける、胸の先端。

普段見られない状況に興奮した僕は、押し倒してから水着越しに胸の先端を舐める。


僕が千夏さんの上に覆いかぶさっている感じだ。


「ちょ…ちょっと、アタシさっきイったばっかりなの」


「それはわかってるよ」


「わかってて、またイかせる気? …んん♡」


「玲く~ん、ローション塗ってるのに動いちゃダメでしょ。悪い子には…こうよ」

千春さんが僕のお尻の穴をいじってきた。


「何するんですか?」

千夏さんに覆いかぶさった状態で後ろを振り向く。


「おしおきだけど? …それとも、こっちのほうがいいかしら?」

千春さんが僕のをにぎって、高速で上下に動かし始める。


「ち…千春さん、その刺激はちょっと…」

僕もさっきイって間もない。いつも以上に敏感な時にこれはキツイよ。


「だったら、大人しくしてね♪」


千夏さんの胸の先端を舐めたいけど、千春さんを怒らせたくない。

僕は何とかこらえ、再びあぐらをかく。


「千春さん、何で今回ローションを塗ってるんですか? しかも体で」


「体で塗れば、玲君はもちろん私達も気持ち良くなるでしょ? その後、にしようかな~って思っただけよ」


胸でローションを塗りながら答えてくれた。


「そういう事でしたか…」


「千夏ちゃんは既に準備完了みたいだけど、玲君が急に動くんだもの。塗りかけは嫌だから、今こうしてちゃんと塗ってるのよ」


遊んでいる時に、真面目なところを見せなくても…。


「玲、あんたがさっき中途半端に舐めたから、体が疼くの。早くして♡」


「…よし、ちゃんと塗れたわ。今日は千夏ちゃんが先みたいね」



その後、千夏さんの胸の先端を再び舐めて気持ち良くさせてから、をした。千春さんのローション作戦も影響があったと思う。


本番中、千春さんは僕達2人を気持ち良くさせるため色々してくれた。

詳細は覚えていない。千夏さんを気持ち良くさせることで、精一杯だったし。


……次は千春さんのつもりだったけど、僕の体力が厳しいのでお開きになった。

出すだけでも意外と体力を使うのに、体も動かすとなると…。


2人を満足させられるよう、体でも鍛えようかな?



 全員服を着た後、千春さんはシーツを洗濯機に入れて洗濯し始める。

その最中、千夏さんがあの疑問を千春さんにぶつける。


「母さん。あの白いスクール水着、何で透けたのよ?」


ローションで透けるという事は、水でも同様だろう。

水着本来の実用性はゼロになる。


「あの水着、遊ぶ用になってて、濡れると透けるようになってるのよ。

でもそのおかげで、玲君は興奮できたんだから良いじゃない」


「まぁ…、そうだけどさ…」


千春さん、知っててわざと教えなかったのか…。

僕には嬉しいサプライズだったけど。



……眠くなってきたな。今日は早めに寝たほうがよさそうだ。

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