移動中の車内で遊ぶ

 今日は3人で、車で買い物に行くことになっている。

運転は千春さんだ。僕と千夏さんは後部座席に座る。


車が発進して間もなく、隣にいる千夏さんが僕に声をかけてきた。


「ねぇ、玲。野外プレイしてみない?」

そう言って僕のズボンのチャックを開け、しゃぶり出す。


「千夏さん、ちょっとマズくない?」


座席の窓にはサンシェードがあるから、見づらくなっているけど

フロントガラスからは丸見えだ。対向車から見えるのでは?


……すれ違う程度で、車の内部を細かくチェックするのは無理かな?

僕はドライバーのことがわからないから、何とも言えない…。


「アタシが咥えれば、見えないでしょ?」


僕はシートベルトをしているから、普通に座っているけど

千夏さんは座席に横になって、しゃぶっている。


そんな状態では、当然彼女はシートベルトできないので

僕が千夏さんを支えるようにする。これぐらいはしないと。


「いいな~、千夏ちゃん。私もヤリたいのに…」

千春さんが振り返ってから、羨ましそうに言う。


今は赤信号で停止中だからできるのだ。


「母さんは買い物が終わってからヤると良いわ」


「うん。そうする♪」


僕の意思を確認されずに話が進む。まぁ、喜んで受けるけどね。


「早く自動運転が普及して欲しいわ。そうすれば3人でヤれるのに…」


エロ目的で自動運転を求めるのはどうなんだ?



 「千夏ちゃん、パトカーが来てる!」

運転中の千春さんが声を上げる。


確かに、対向車にパトカーがいる。

淫らなことをしているうえ、千夏さんはシートベルトをしていない。


見つかったらマズいよな。


「玲、大丈夫よ。アタシの姿は見えないから」


前部座席と扉があるから、千夏さんはうまく隠れている…と思う。

けど警察って、車内の違反者を厳しく観てるんじゃないの?


…緊張してきた。何も起きないと良いけど…。


千春さんの車とパトカーがすれ違う。

………あれ? 何事もなく通り過ぎて行ったぞ?


「だから大丈夫だって言ったじゃない」


「うん…」


……落ち着いた影響か、気持ち良さが一気に押し寄せる。

緊張がストッパーになっていたんだな。


「千夏さん、そろそろイキそう」


「了解よ。いつでも出してちょうだい」


……僕は、千夏さんの口内に思いっ切り出した。

千夏さんは落ち着いて飲んでいる。何度もやってるからな…。


「……やっぱり、3人でヤった時より少ないわね」

千夏さんがそうつぶやく。


「ごめん。満足させられなくて…。」


「攻めてる訳じゃないの。アタシ1人では、玲の感じるところ全てを責められないから、そのせいかも…」


僕は2人に責めてもらわないと、満足できなくなっているのか?



 目的地の駐車場に着く僕達。これから買い物だけど…。

車から降りる前に、千春さんが後ろを振り返ってきた。


「2人とも、さっさと買い物を済ませるわよ!」

千春さんが何故か急かしてくる。せっかちなタイプではないのに。


「2人で楽しんでいるのを観たから、ムラムラが収まらないの。

早く家に帰ってヤらせて!」


…そういう理由か。なら、協力しないとな。


「わかりました。急いで買い物を終わらせましょう、千春さん」


「母さん、車の外でそんな事言わないでよね」


僕達は急いで車から降りて、お店に向かう。

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