禁断の関係編
彼女が寝てる中、僕達は遊ぶ
僕、
この禁断の関係は、果たしてどこに向かうのかな?
千春さんに続き、買い物袋を持ったまま千夏さんの家に入る僕。
買い物袋を持っているのは、千春さんの買い物の手伝いをしたからだ。
リビングに入ったら、千春さんに「玲君、冷蔵庫のところまで持ってきてくれる?」と言われた。指示通り、冷蔵庫前まで買い物袋を運ぶ。
買い物袋には食品が入っているから、これから冷蔵庫に入れるのだ。
これで買い物の手伝いは終わったけど……。
「千夏ちゃんが気になる?」
食品を冷蔵庫に入れながら、千春さんが訊いてくる。
「そうですね…」
千夏さんはあの日によって、ちょっと体調を崩しているらしい。
「これが終わったら様子を見に行くから、玲君は私の部屋で待っててね」
千春さんの部屋? リビングじゃなくて?
「わかりました」
この家の部屋割りは、いつか忘れたけど聞いている。
千春さんの部屋に入ったことはないけど、場所はわかるから問題ない。
千春さんの部屋に入る僕。つい観察してしまう。
タンスに入りきらないのか、ハンガーラックに大量の服がかかっている。
あとは化粧台が気になるかな。いろんなボトルがあるな~。
観察を続けると、ベッドの上にある枕そばに、ピンクの謎の物がある。
何なんだあれ? 気になった僕は手に取ってみる。
薬のカプセルを大きくしたような物だ。中身は見えない。
端子があるから、機械みたいだけど…。
押し込みスイッチを見つけたので、押してみる。
急に震えだしたぞ? 何に使うんだ? これ?
僕はスイッチを再び押して振動を止める。あとで千春さんに訊こう。
なくさないように、ズボンのポケットに入れておいた。
それからすぐ、千春さんが部屋に入ってきた。
「あら、玲君。立って待ってたの?ベッドに座っても良かったのよ?」
「何か悪い気がして…」
「そんなこと気にする間柄じゃないでしょ♪」
千春さんがベッドに座ったので、僕も隣に座る。
「千夏ちゃん、微熱があってちょっとダルいみたいだけど、大丈夫そうよ。
これからまた寝るって」
「そうですか…、それは良かったです」
千夏さんの体調は問題なさそうだ。
「玲君、私ね。車で玲君にお願いされて嬉しかったのよ」
「え?」
どういう事だ?
「玲君と遊びたくても、私は千夏ちゃんの母親で年上だから、見守るしかなかった…。だから車で玲君に求められた時、舞い上がったの」
「そうなんですか? そんな風には見えませんでしたが…」
お願いを聴いた時の千春さん、嬉しそうではなかったぞ。
「大人って、楽しいとか悲しいとかの本当の気持ちを隠したがるの。恥ずかしいとかプライドの問題かしら。私も最初はごまかしたけど、途中からは……ね」
僕が千春さんの胸を触りたいと言った時、すぐに受け入れたのは嬉しかったからなのか。素直にそう言えないのが、大人なのかな?
「私、決めたの。玲君の前では素直になるって。だから、玲君も私の前では隠し事はナシよ♪」
笑顔で語りかける千春さん。吹っ切れたおかげか、今まで見た笑顔で一番素敵だ。
「はい、もちろんです」
千春さんとの関係を強くすればするほど、千夏さんとの関係が不安定になる。
これもいずれ相談しよう。避けては通れない問題だからね。
「あ、そうだ。さっき千春さんのベッドにこれがあったんですけど…」
僕はさっき見つけたピンクの物を千春さんに見せる。
「ベッドにこれが? しまうの忘れてたわ」
恥ずかしがる千春さん。
「あの…、これ何なんですか?」
「大人が使う、気持ち良くなれるおもちゃよ♪」
「気持ち良くなれるおもちゃ?」
「貸して。こうやって使うの」
千春さんはベッドに上がり、ピンクの物のスイッチを押して振動させる。
その後M字開脚をして、敏感なところに当て始めた。
今の千春さんはジーンズ姿なので、パンツが見えることはない。
「こう…やって使うの。…ん♡」
確かに気持ちよさそうだ。千春さんの顔が証明している。
「玲…君、私の代わりに当てて♡」
千春さんの手と足が少し震えている。このままじゃ、おもちゃを落とすかも。
僕は千春さんの代わりにおもちゃを持って、敏感なところに当てる。
「凄い。自分でやるの…と全然違う。気持ち良い…よ、玲君♡」
千春さんは満足しているようだ。この調子でやろう。
しばらく当て続けたら、千春さんがおねだりしてきた。
「ジーンズ越しじゃ、物足りないの。玲君、脱がして♡」
車では、僕が脱がしてもらったからな。今度は僕が脱がそう。
…苦労して脱がしたら、黒のパンツが見えた。
今度はパンツ越しに、おもちゃを敏感なところに当てる。
「あぁん♡」
大きな声で喘ぐ千春さん。
「千春さん、千夏さんが寝てるから抑えて!」
このマンションの防音性は知らないけど、聞かれる可能性がある。
「そ…そうだったわ。…ん~♡」
声を必死に押し殺している姿が、最高に可愛くて萌える。
年上に可愛いは変だけど、僕も思ったことを素直に表現することにした。
さらにおもちゃを当て続けたら、千春さんのパンツが濡れていることに気付く。
僕の指とおもちゃが湿っているから間違いない。
「気持ち良すぎて、もう…ダメ」
千春さんは体をビクビクさせて、ベッドに倒れこむ。
僕はおもちゃの電源を止める。
千春さんが落ち着くまで待とう。
そう思って間もなく、千春さんからとんでもないことを言われた。
「そこの棚にゴムが入ってるから、最後までやりましょ♡」
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