公認カップル誕生!?

 千春ちはるさんが作ってくれた炒飯を食べる僕。


まだお昼には早い時間だけど、隣の席にいる千夏ちなつさんが炒飯を凝視している。

さっきまで部屋の片付けをしてたらしいし、体を動かせばお腹減るよね。


「母さん、アタシも炒飯食べたい!」

リビングからキッチンに届く声の大きさで言う千夏さん。


「はいはい。ちょっと待ってて」

千春さんは棚から皿を取り出して、炒飯をよそう。


千夏さんに炒飯を置いた後、僕の前に座る千春さん。

食べてる姿を観られるのは恥ずかしいな…。


「良かったわね。玲君」


「…何がですか?」

食事中なので、答えるのにワンテンポ遅れる。


和人かずひとさんも、玲君と千夏ちゃんの交際を認めたのよ」


和人さんは千夏さんの父親だ。

認めたと言っても、のが条件だけど。


「まぁ…、そうなりますね」


「これで、いつゴールインしても良いわね♪」


「……は?」

さすがに高1にゴールインは早すぎるだろう。


「気が早いですって。ねぇ、千夏さん?」

僕は隣にいる千夏さんを観る。


千夏さんは僕の顔を少し観た後、炒飯を食べ続ける。…どういう意味?


「そんなに早いことかしらね?」

千春さんは首をかしげている。


……そういえば、大人と子供は時間の流れの感じ方が違うと聴いたことがある。僕の両親も「もう年末か。1年なんてあっという間だな」とかよく言うし。


千春さんも僕の両親と同じなんだろう。今の僕には共感できないけど。



「ごちそうさま!」

炒飯を食べ終わった千夏さんは、皿をキッチンの流しに持って行った。


もう食べ終わったの、早くない? 僕が遅いだけか?


「千夏ちゃん、ダイエット中だから少なめにしたの」

千夏さんに聞かれないよう、小声で話す千春さん。


千夏さん、太っているようには見えないけど?


そのまま自分の部屋に戻ると思っていた千夏さんは、再び僕のそばに来た。


「玲、部屋の片付けを手伝って欲しいの。食べ終わったらアタシの部屋に来て」


「わかったよ」


千夏さんはリビングから出て行った。


「無理せず急いで食べてね、玲君。彼女を待たせちゃダメよ」

千春さんの無理難題に戸惑いながらも完食し、千夏さんの部屋に向かう。



 千夏さんの部屋の扉をノックする。


「入って」


扉を開ける僕。部屋の中は……、綺麗に整っている。


「千夏さん、十分片付いていると思うけど、どこを片付ければ良いの?」


「玲、あのね。アタシ、不安なのよ」


僕の問いかけに答えず、話し続ける千夏さん。

よくわからないけど、話を合わせよう。


「不安って何が?」


「母さん、娘のアタシが見ても若々しいし、胸も大きいわ。

玲がいつ心変わりするかが不安で仕方ないのよ」


今まで何度も「玲はアタシの彼氏」と言っていたけど

そういう理由だったのか。そんな心配しなくていいのに。


「千春さんは良い人だけど、恋愛対象として見ることはないよ。何歳差あると思ってるの?」


「歳の差は当てにならないわよ。芸能人だってたまに歳の差婚するじゃない?」


「……」

歳の差を反論されるとは…。どう言えば納得させられる?


「だからね、玲。あんたを虜にするには……、これしかないと思って」

千夏さんは僕をベッドに押し倒した。


すぐに起き上がろうとしたけど、食後すぐなので動きにくい。


「食後は大人しくしてなさい。…ね?」

千夏さんはベッドに上がり、仰向けになっている僕のズボンを脱がす。


その後、僕のをつかみ上下に動かす。


「久しぶりに直接触ったわ。やっぱり、直接が一番ね♡」


恋人記念パーティーの時は、ズボンの上からだったな。

……、気持ち良いので、すぐ大きくなる僕の



「ここまで大きくなったら、できそうね…」

千夏さんは僕のをしゃぶりだした。


「ちょっと千夏さん、何やってるの!?」


「アタシだって、彼氏の喜ばせ方を勉強してるのよ。

玲の、ぴくぴく動いてるし大きくなってるから、嫌じゃないでしょ♡」


僕のが千夏さんの口に包まれる感触、口内の温かさが印象的だ。

手の時とは全然違うな。新感覚で癖になりそうだ。


それにしゃぶる時に出る音や伝う唾液も、僕を興奮させる。

千夏さんもそんな感じに見えるな。



「もうそろそろ出そうなんだけど…」

もちろん白い奴のことだ。


「そのまま出しなさい」


口の中に出すの?


「千夏さん、それはさすがにマズいんじゃ…」


「いいから!」


……もう我慢の限界だ。

僕は千夏さんの言う通り、口内に出す。


「んっ」

突然出てきた白い奴に驚く千夏さんだけど、のどの動きから

本当に飲んでいるようだ。……信じられない。


全て飲んだ後、千夏さんは僕のから離れた。

「さすがにおいしくないわね…。けど不思議と飲めたわ♪」


千夏さんは、口の横に付いた白い奴をティッシュで拭き取ってから部屋を出た。

何か飲みにリビングに行ったんだろう。


僕はに残った千夏さんの唾液をティッシュで拭き取る。

その後ズボンを元に戻し、千夏さんのベッドで待機することにした。

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