彼女に気持ちいい仕返しをされた

 再び千夏ちなつさんの部屋に戻った僕。

千夏さんの服装は、胸をいじる前に戻っていた。


れい。あんたがあんなにイジワルな性格だとは思わなかったわ。アタシも仕返しさせてもらうから」


千夏さんがいたずらっぽく笑うと、僕のズボンの上から股間を触り始めた。


「ちょ!? 千夏さん」


「ズボンの上からでも、その反応なの?」


自分で触る時とは全然違う。未知の刺激に戸惑う僕。


千夏さんは、股間をさすったり揉んだりして、攻め方を変えてくる。

玉付近の攻めも忘れていない。…これは気持ちいいな。



 「あら。大きくなってきたわね。ここからが本番か」

千夏さんは僕のズボンとパンツを脱がす。


「へぇ。これが玲のか♡」


千夏さんは姿勢を低くして、僕のを凝視する。…恥ずかしいな。


「これぐらいの大きさって、普通なの?」

千夏さんが僕に訊いてくる。


「そんなの知らないよ。他人に見せないし」

見えるとしたら、小便器を使う時だけだ。


「ふ~ん、そんなものなのね」

1人で納得した千夏さん。大きさなんて知って、どうする気なんだろう?



 突然、千夏さんは片手で僕のをつかみ、上下に動かし始めた。

女子の手って、滑らかだな~。やっぱり、男とは全然違うよ。


千夏さんは僕の顔を観ながら、上下に動かすスピードを変えてくる。

不規則なスピードが気持ちいい。ずっとこうされたいよ。


「さっきも大きいと思ったのに、もっと大きくなるんだ。凄い♡」

千夏さんは僕のに見惚れている。



 上下に動かされ続けたので、そろそろ限界だ。いつ出てもおかしくない。


「千夏さん。僕、そろそろ限界…」


「いつでも出して良いよ」

千夏さんは空いた片手で、ティッシュ数枚を用意した。


「出るよ…」


僕が出した白い奴は、千夏さんが用意したティッシュでは抑えられず

床にも飛び散った。千夏さんの手にも、結構かかってしまった。


「これ、癖が強いニオイね。でも悪くないわ♡」


千夏さんは床に飛び散ったのをティッシュで拭き取った後、部屋を出て行った。

手を洗うためだ。これで千夏さんは満足したのかな?


僕も数枚ティッシュを取り、余分な部分を拭き取ってから、パンツとズボンを穿く。



 すぐに千夏さんは部屋に戻ってきた。


「この部屋、あんたの奴のニオイが充満してる♡」


そう言う千夏さんは、うっとりした顔をしている。

このニオイのどこが良いんだろう? 出した本人の僕はサッパリだ。



「今日はもう帰るね」


漫画の復習だけをするつもりが、千夏さんの胸いじり・説教

そして仕返しと、盛りだくさんの内容になって疲れた…。


「その前に映画の話だけど、土曜か日曜、どっちがいい?」

千夏さんが訊いてくる。


どっちでもいいんだけど、土曜の方がいい気がするな。

次の日も休みの方が、思い切った行動ができるし。


「土曜にしよう。いいかな?」


「わかったわ。土曜ね」


土曜にアニメ映画を見る約束をしてから、僕は千夏さんの部屋を出た。



 千夏さんの部屋を出てすぐ、千夏さんのお母さんに会った。


「今村君。帰るの?」


「はい。お邪魔しました」


千夏さんのお母さんは、部屋から廊下に流れてきたニオイを嗅いだ。

その後、何かに気付いた様子で僕を観る。


「今村君。千夏ちゃんのご奉仕はどうだった?」


「は?」

いきなりなんだ? もしかして、さっきのがバレてる?


「ごめんなさい。そんな事、訊くことじゃないわね」


千夏さんのお母さんはクスっと笑いながら、リビングに向かって行く。



今日は本当に疲れたよ…。僕は千夏さんの家を出た。

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