黒い蝶 (六)

 僕はまたしても病院にいる。と言っても怪我の治療の続きではなく、もちろんこれから始まる荒療治のためのスタンバイである。時刻は午後七時過ぎ、街で最大の救急センターがある市立病院の駐車場の一画で運転席に座っていた。助手席には翠さん、後部座席には京子がいるが、眠っている。徹夜で学校侵入をしてそのまま登校したのだから当然だ。

「そろそろ発症するはずですよね…」

 何か喋っていないと落ち着かない気がしたのだが、その言葉自体に不安が滲んでしまった。

「実験は成功だったんだ。後は待つしかない」

 薬の効果とみられる緊張病患者が搬ばれてきたら芹山教授経由で連絡がくることになっている。生命科学系の大学教授とあって、医学部やその出身者の医師たちにも顔が利くところがあるらしい。向こうの大学病院にはここの次に行く予定になっている。

 その時、一台の救急車が駐車場の横の道をサイレンを鳴らし通り過ぎていった。そのまま救急車両用ゲートに向かうのだろう。救急車が病院に入って行く。そんな当然のことなのに、身近な人が搬ばれていったような緊張を感じた。

「見つけてさえしまば叩くことはできる。とはいえ散発的に来るだろうから退治するのは少し待って、集まってからになるかな」

 そのためどこの病室にいるかとか病院内の様子を知っておく必要がある。教授コネクションの医療関係者と別に、患者目線で探るのが僕の役目だった。なにせ数日前に怪我をして搬びこまれ急いでマンションへ行くため出ていった際、患者が着るガウンをうっかり持ってきてしまっていた。これを着ていれば院内でもそう怪しまれないだろう。

 その時、とうとう連絡が来た。

「それっぽい患者が来たみたいです。さっきの救急車ですかね」

 そう言った横でまた救急車が通り過ぎて行った。

「それじゃ、害虫駆除に出動とするか」

 てっきりゴースト・バスターズのつもりだったんだけどな、と思いながらこの場合どっちも正しいかと納得する。ドアを開けると救急車のサイレンが聞こえた。

 

 病室のすぐ近くの休憩スペースで本を読む患者を装っていると処置室の方から五十代くらいの男性がストレッチャーで搬ばれてきた。あの人はさっき治療室で見た例の患者だ。

 病院に入ってすぐに治療室へ侵入を試みた。もちろん患者が自由に入れる場所ではなかったが、万能鍵と練習中の「声」を使って患者を窓の向こうから見ることぐらいはできた。

 その時目にしたのがあの男性で、治療用ベッドの上でまるで右耳で地面の音をじっと聞こうとしているように、微動だにせず腹ばいになっていた。左腕に点滴をされていたが、動いて姿勢が変わる可能性を気にしてか、看護師が何度か姿勢を変えたいかと尋ねていた。しかし見ている限りでは一切その姿勢を変えることなく、確かに石のようだ、とその光景を前に生唾を飲み込んだ。

 そうしていると今度は同年代くらいの女性が運び込まれてきた。彼女は祈るように両腕を曲げて胸の前で合わせていたが、やはり石のように動かない点では先ほどの男性と同じだった。

 もう少し観察したいと思ったが、僕の声の魔術なんてたかが知れているから、すぐに不審がられて逃げることを余儀なくされた。その際「緊張がほぐれてきたら病室へ移そう」という声が聞こえたため、病室の脇で控えておくことにした。

 病室に男性が搬びこまれると、次いで看護師と共に女性が二人足早にやってきた。妻と娘だろう。その女の子はたしかに高校生の風貌だった。彼女がお父さん大丈夫?と声を掛けるとベッドの上の父親はやや呂律が回らなそうながらも、うん、さっきよりは良いなどと答えていた。それを聞いて僕までホッとした。なにせその元凶は僕なのだから。

 妻と娘はしばらく看護師と話し、父親に声を掛けると立ち去り難そうではあったが病室を後にした。同じようなやりとりが続く二時間で四度もあった。連絡は随時取り合っていたが、それによると大学病院の方でもそのような事例が相次いでいるそうだ。

 患者が動くことに支障があるため、皆入院することになっていた。午後十時半を過ぎると薬の効果が疑われる新規の患者はやって来なくなり、日付が変わる頃には最終的に七人の患者が病室で横になっていた。その中には夫婦で搬ばれてきた人もいた。

 和朔がその知らせを送ると、ついに翠が病室に来ることとなった。数分ほどして廊下の奥から翠と京子が歩いてくる。前もって和朔が見つけておいた非常口から鍵を使って入ってきたのだ。

「ここに三人、両隣の部屋に二人ずつです」

「よし、じゃあまずはここから行くか」

 病室はどれも既に消灯されていて寝息だけが聞こえた。音を立てずその一室に入っていくと七つのスペースがカーテンで間仕切りされていた。そのうち入口左手側の三つが対象だ。入口すぐのベッドには女性が寝かされていたが、それは和朔が治療室で見た人だった。先ほどの祈るような姿勢ではなく、横を向き膝を軽く曲げた姿勢で寝ていた。

 翠が上になった脇腹に触れた途端、寝かされた女性は寝息を少し乱し、腹を抱えるように僅かに動いた。

「ちょっと中の虫を刺激してみたんだが、反応があったから、いるな」

 予想のついていたこととはいえ和朔はどきりとする。その背後で京子も息を呑んだ。そのまま残り二つのベッドでも同じように確認すると、やはり蝶の幼虫はそこにいた。

「騒がれると面倒だからちょっと寝ていてもらうか」

 二人に耳を塞いでおくように言うと彼らは即座に力一杯掌で耳をぴったりと塞いだ。病室に笛のゆったりとした調が流れる。耳を塞いでいるとはいえ、漏れ聞こえる音を聞くと手足がぽかぽかと温かくなり、二人はひどく眠気を催した。辛うじて彼女の唇が笛から離れたのを確認すると、自分たちまで眠りこむ前に深呼吸をして眠気を振り払う。

「これでしばらくこの部屋の住人は起きないだろう。それじゃ、始めるか」

 そう言って和朔たちの方を振り向くと、ちょいと失礼、くらいの気安さで京子の首元にふらりと手を近づけた。その途端彼女が短い悲鳴をあげて硬直する。彼女の首元には細い針が突き立っていた。マンションの採血作業で使ったものだった。

「何してるんですかっ」

 動けない京子に代わって和朔が問い詰めた。

「血がついた針が要るんだ。細いから痛くはないだろう?」

「血なら僕のでもいいじゃないですか」

 もちろん貴方自身のものでもいいはずだ。

「結びついたものを壊す、恋敵を呪う術の応用なんだ。処女の血に勝るものはない」

 そう言って手にした血染めの針を仰向けになった女性の鳩尾の少し下側に刺し込むと、呪文を唱えた。

    

    其は銀の針。我が敵の喉元にあり。

    刺せ、割れ、貫け、

    我が敵の腹が破れ血が噴き出るまで。

    生きるものならばその身を滅ぼし、

    死したものならばその魂を滅ぼせ。

    

 すると深い眠りに堕ちていたはずの患者が苦しげにううと呻き、顔を歪ませた。眠りこけた緩慢な動きであったが脚を伸ばし腕を動かした。その腕が針に当たりそうになったので和朔が咄嗟に腕を掴んで止めた。

 露わになった腹部が異様な動きをする。ミミズ腫れが浮き上がったと思うと、それはまるで別の生物がのたうつように表皮の下を動き回り、次第に直径数センチほどの太さのの大きな畝りとなった。直感的に蝶の芋虫だとわかった。苦しげにもがいている。

 

    我が家を蝕み思い人を奪うもの、

    死して消え去るのみ。

    

 瘤の連なりがびくんと伸びて反対に大きく曲がった。そして風船が萎むように肌の膨らみが消えていった。後には脂汗がわずかに照るのみで、患者も死んだように全く動かなかった。弱々しかったが、微かに胸が規則的に上下している。

 その傍に魔女が立っている様は、まるで彼女がその生命を奪おうとしているようだったが、その実紛れもなく彼女こそがその生命を救ったのだ。

「後、何件だっけ」

 中空に針をピンと掲げ彼女は言った。京子が首元を抑えて縮こまった。和朔は残りの数字を言うのがひどく申し訳なかった。

 

 それから一週間に渡り昼夜逆転でプールへの薬の混入と病院での治療が続いた。病院は翠さんと京子担当、僕は薬の運び屋だった。とはいえ僕一人では半分しか回りきれないので、もう半分はなんと芹山教授一号あるいは二号が担った。人をこき使うんじゃないわよと言われるかと思っていたが、幸い快諾、というか入れてみたくて堪らないという風であった。

 初日こそ病院を梯子して十数人の治療をすることになったが、二日目、三日目と過ぎるうちにめっきりと減り、六日目はもう一人だけだった。その分翠さんも、そろそろ飽きがきた芹山教授に代わり運び屋を再開した。

 後一週間でも続けて様子を見れば終わるだろう。この奇妙な夜のドライブで確かに誰かを救えているのかなと思うようになり、こう言ってはなんだがちょっとした充足感もあった。

 しかし、その期待は裏切られることとなった。

 七日目の昼過ぎ、昼夜逆転生活の朝帰りで床についていた和朔がそろそろ起きようかという時、いつかのようにガラスをコンコンと叩く音がした。寝ぼけた眼を見開くとそこには鴉がいた。あの時の若い鴉だだ。跳ね起きて翠を起しに行くと、やはり不機嫌そうな顔で現れた。

「なんだ、今のところの請求分なら昨日夜回りついでにトラクターを壊してきたぞ」

 今朝の土砂崩れのニュースはそういうことだったのかと納得する。しかし鴉は気にもせず淡々と言った。

「また蝶が飛んでいる」

 えっ、その言葉すら声にならなかった。

「——詳しく」

 翠が険しい表情で聞く。

「つい先ほど見つけたばかりだ。以前のように住宅地で見つかった。おそらく雄。現在も同胞が追跡中」

 淡々と並べられた言葉に愕然とする。家が半壊した時の雌の蝶は僕が病院で寝ている間に翠さんが対処した。雄の蝶は剥製になって教授のコレクションに加えられている。じゃあ、取り逃した幼虫がもうここまで育ったのか。その可能性を口にすると翠さんは首を振った。

「あの幼虫が羽化するには後二ヶ月はいるだろう。いや、そもそも——」

 彼女は一瞬言葉を切って、続けた。

「岡田京子の両親に宿った蝶がどこから来たのかがわかっていない」

 そうだ、始まりはあそこだった。あの禍々しい蝶が生まれた原因は何か、それを塞がなければ真に終わることはない。

 ただ、そのためにもまずは新しく現れたという蝶をどうにかしなければならない。

 そう遠くはない。急げば車で十五分とかからない。言われるよりも先に車の用意へ向かった。

 

 例のごとく頭上を飛ぶ鴉の後を追う。最近の夜道のドライブで多少は運転に慣れたとはいえ、下界の道路事情に疎い烏を追っていくのはやはり難しい。そして蝶のことは頭から離れなかった。心配事がある時は車の運転を控えましょう、教習所で習ったことを破っている気がして、ますます切迫した気持ちになる。

「彼女もこっちへ来るそうだ。とはいえまだ目的地は不明なんだけどな…」

 京子との電話を終えた翠さんが少し困ったように言う。彼女はプールに薬を入れるためにも昼は学校に通っているため、彼女に蝶のことを知らせるべきか悩んだ。しかし結局は数時間以内に知ることになるなら早い方が良い、と判断した。もっとも予想通りというべきか、彼女は午後の授業を放り出してこちらに向かっている。

 駅の近くまで来ると、鴉が幹線道路から外れ、いよいよ雑居ビルや家の立ち並ぶ通りを進むことになった。ここのどこに、とまるで隠れ潜む敵に狙われているような気さえしながら車の速度を落とし、鴉と周囲の両方に目を凝らした。

 すると、道の先に人だかりが見えた。狭小区画になんとか立っているひどく細長いビルの前だった。人だかりの中には赤色灯を備えたワンボックスカーがあり、近づいていくとパトカーも停まっていた。赤色灯は点いておらずサイレンの音も聞こえなかったが、どこかと連絡をしたり家の中を行き来する忙しそうな警官の姿が心をざわめかせた。

 警察に見咎められないよう少し離れた場所に車を停めてマンションに向かう。人だかりと言ってもほとんどが警察関係者のようで、近寄るのは難しいかと思っていると向こうで所在無さげにこちらを見つめる男性がいた。

「あの、何かあったんですか?」

 近寄って尋ねると彼は歯切れ悪そうに答えた。

「ああ…うん、自殺、らしいんだよ」

「自殺…?お知り合いの方ですか?」

「いや、横の部屋でさ、ゴミ捨てする時の挨拶くらいしかしないけど…でも結構若いのになんでねぇ…」

 彼はそう言うとばつが悪そうにこちらから目を離した。通りを挟んだ電線の上では二羽の鴉が並んでマンションを見つめていた。ここだ。そして、ここにも人の死が関係している。

 丁度その時、人だかりに動きがあり数名の警察官がブルーシートを抱え玄関に向かった。何事か話し声が聞こえると、ブルーシートが開かれ目隠しがされた。これから遺体が搬ばれるのだ。ブルーシートが車の方に動き出した。こちらからは見えなかったがその中には遺体があるのだろう。忙しなく動き回る人々と厚手のブルーシート、そこに遺体があるなんて思えなかった。

 風が吹いた。その時、奇妙な匂いがした。おや、と思って嗅ぐと鼻に酸っぱさ広がるような嫌な刺激臭がした。夏の暑さに腐敗した死体の匂いだ。

 そうだ、死の匂いだ。いつかの夜の学校での思いつきが急に現実感を帯びて再び立ち現れた。そしてやはり、この匂いはどこかで——

 …ちゃん、しょうちゃん、とか細く叫ぶ声が聞こえた。死んだ者の名前だろうか。見るとブルーシートの方へ向かい初老の女性がよろよろと歩み寄っていた。傍には警官がおり、彼女の腕をとっていた。支えているようでも、引きとどめようとしているようでもあった。そして、その女性の背には、黒い蝶がいた。

 それは例のごとく女性に口吻を突き立てていたが、女性の姿勢が崩れ警察官の腕の中でゆっくりとへたり込んだ拍子に、もう十分だとでも言うようにふわりと飛び上がった。蝶は夏の午後の太陽に背を向けてビルの谷間へと向かった。

 互いに合図することもなく蝶を追った。翠は笛を手にしていたが、魔笛の影響が周囲の人々にも及びかねないと思って吹きはせず、機会を窺った。

 やがて蝶は豪のようになった人気の無い線路の高架下へと潜り込んだ。その機を逃さず笛の力強い音が響き渡った。上下左右が固いコンクリートに囲まれた高架下で音は蝶目掛けて反響する。もがくと言うより明らかに音圧に吹き飛ばされて激しく揺さぶられる蝶になす術はない。その一音一音ごとに翅が傷つき、ついには根本からもがれ、自分の意志で飛んでいるのではなく荒れ狂う流れに揉まれていた。一際高い最後の一音がぴいんと響いた刹那、その胸と腹の節が絞り切られ、蝶は無残にばらばらと地に落ちた。 

 蝶は死んだ。まるでお芝居を見ていたようで一瞬ぼうっと立ちすくみ、和朔は慌てて蝶の落ちた場所に向かった。そう、傍目には明らかに死んでいる。だから大丈夫だ。

 しかし、間近に近づくと蝶は死んではいなかった。いや、明らかにもはや死は迫っているのだが、まだ残っていた細い脚をぴくりと痙攣させていた。それは直前の激しい攻撃の残響が蝶の体を震わせていただけかもしれない。しかしなぜかそうは思えなかった。

 生への執着、あるいは不屈の執念、そう思えてならなかった。

 翠もゆっくりと蝶に歩みよった。彼女が無言でしゃがみ込んで蝶を覗き込んだ時、和朔にはその脚が彼女の方にわずかに揺れたように見えた。そしてとうとう、かすかな動きさえなくなり蝶は死んだ。

 この蝶は一体——疑問とも不安ともしれない思いがふと湧きあがった。その時、高架の入り口から「翠さん」と呼ぶ声がした。京子の声だった。

 一瞬たじろいだ後翠たちの元へ駆け寄る彼女が握るスマホの画面には地図が表示されていて、彼らの位置情報を見て近くの駅から駆けてきたのだ。彼女の顔には汗が浮かび息も切れていた。彼女は一目見て何が起こったのかを了解したようだった。付け加えるように、翠が淡々とそれまでの経緯を話した。

 京子は目を見開いて、どうして、と呟いた。

「最初の二匹はもういないんですよね。もういないのに、それなのに、どうして…」

 もちろん彼女の両親以外からの三匹目という可能性もある。しかしそれは当然、ならばどこから来たのか、という疑問が先送りされただけに過ぎない。彼女は顔を歪ませると苦しそうに言った。

「この蝶は、死に取り憑かれている…」

 取り憑く、その言葉を聞いて蝶が群がるイメージが浮かんできた。その中心には何が、何か蝶を呼び寄せるもの、匂い、そう死の匂いのする妖艶な花が——

 その瞬間、ハッと気づく。あの匂い、腐敗した肉の匂い、あれを嗅いだのは——

「黒百合だ…」

 僕は思わず呟いた。二人の視線を感じる。

「彼女の家の庭で見た、あれのことか?」

 翠さんが聞いてくる。とても説明できるようなものではない直感だとは分かっていた。だが、彼女の声はそれを否定していないようだった。

 そこで教授の話を思い出した。それは蝶は別の種類の食草を食べることで異なる存在へと別れていったのかもしれないという話だった。ならば草花こそが蝶を自分に適させることで蝶を操っているのではないか。そんな考えが僕の心に影を落として離れなかった。説得力もないしどろもどろの説明ではあったが、二人は黙って聞いていた。

「あの蝶に、何か執念のようなものを感じたんです。ちょど黒百合を見た時感じたような、どんな手を使ってでも目的を果たそうというような——」

 そして僕も黙り込む。ここで手詰まりなのは確かだった。二人も僕の話を聞いていたというよりは、それ以外にどうすることもできなかったというのが実情に思えた。

 その時、翠さんがよし、と立ち上がると言った。

「どの道、それを確かめることしか今はできない。たまには見習いの意見も聞いてやらないとな」

 そのままくるりと回って引き返す彼女の背を、僕と京子はワンテンポ遅れて追った。

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