第1惑星 ソラリス編

第1話 転生

※応援コメントを参考に最初のストーリーの大きな変更を行いました。読まれたことのある方も申し訳ありませんが再び読まれる事を強く推奨致します。よろしくお願い致します。



 目が覚めると青空が広がっていた。(ではここは病院ではない。じゃあどこだ?)俺は起き上がり周りを見てみると近くに素朴な村のようなものがあった。俺はそこに向かった。すると住民が見られた。


誠「あのー、すいません。ここはどこですか?」


 住民に尋ねる。


住民「ここはソルテ村だよ」


 住民が答える。


誠「そんな村聞いたことがないんですが、ここって何県ですか?? と言うかここなんと言う国ですか??」


 住民は(意味わからない)と言う顔をしている。


住民「けん?? こく??」


誠「この国の名前ですよ!」


 あまりにも話が合わないため少し強く言ってしまった。


住民「国って何??」


 ここにきて根本の質問をされた俺は


誠「は?? 国は国だろ!」


 さらに声を荒げてしまった。



住民「あー、そう言うことか。君はどこか別の星からやってきた転生者だね。ここは惑星ソラリスという星だ。転生者が最初に訪れる星さ」


 (第1惑星ソラリス??何だそれ聞いたことないが。てか転生者?? あ、そうか。俺は死んだんだった。だから転生してこっちの世界に来たと。信じ難いことだが日本にこんな縄文時代にあるような村はあるわけないし、信じるしかなさそうだな)そんなことを思った。

 転生したことを改めて確認すべく聞いてみる。


誠「俺の生まれの星は地球という星だ。聞いたことがないか?」


住民「この銀河系にはそんな星はありませんね。やっぱりあなたは転生者でしょう」


 とても信じ難いことだが今「わぁ!」とか「ぎゃー!」とか叫んでもどうにかなる問題ではないし、ここはとりあえず納得しておくことにする。


誠「わかった。この辺りに大きい町はあるか?」


住民「それならここの道を南に進んでいくと街がありますよ」


 住民は答える。


誠「わかった。ありがとう」


 そう言ってさろうとする俺に向かって言う。


住民「あ、あと! この世界での名前を考えておく事をお勧めします!」


誠「あぁ! わかった!」


 そう言い俺は街へと向かうって行く。


 そうするとスライムだろうか。変なのが出てきた。


誠(ん? スライムか? とりあえず殴ってみるか)


 そう思いパンチを喰らわしてみると、スライムは吹っ飛んでいく。が、起き上がって再びこちらに向かってくる。


誠(これじゃあ足りないか。もう一回殴ってみるか)


 そう思い再び殴ると次は灰になって消えていった。


誠(倒せたのだろうか。まあとりあえず街に向かうか)


 そう思った俺は再び街に向かって歩み始め、目についたスライムは倒していくのであった。


 そして街に着いた。とても広く賑わっている場所だった。俺はとりあえず武器が欲しかったので武器屋に向かった。


?「いらっしゃい! 俺は店主のゴーマンだ。よろしく頼むぜ!」


 いきなり自己紹介されて困った俺であるが


カルゼル(誠)「俺はカルゼルと言う。よろしく頼む」


 そう考えてあった名前を言い握手を交わした。


ゴーマン「何かお探しかい?」


 ゴーマンは聞いてくる。


カルゼル「俺はこっちに転生したばかりでな。とりあえず初心者用の武器を見せてもらえるか?」


 俺は武器を見せてもらう。俺は剣が使ってみたかったので剣を買おうと思う。


カルゼル「この剣はいくらだ?」


ゴーマン「650ヘームだ」


 (へーム?なんだそりゃ)と思った俺は聞いてみる。


カルゼル「ヘームとは何だ?」


ゴーマン「この世界の通貨だぜ。もしかして自分のプロフィールの見方わからないか?」


カルゼル「恥ずかしながら」


ゴーマン「こう言えばいいのさ。メニュー! オープン!」


 そう言うとゴーマンの腹のあたりに緑のプレートが現れた。


カルゼル「おぉ」


 俺は思わず声を上げた。


ゴーマン「やってみ」


カルゼル「メニュー! オープン!」


 そう言うと俺の前にも同じものが現れた。


ゴーマン「よし、出来たな! それで所持金やExpを確認できるぜ」


 みるとすでに100ヘーム、20Expが溜まっていた。


カルゼル「100ヘーム今持っている。とりあえずスライムを狩ったらお金がもらえるんだな?」


 そう言うとゴーマンは頷いた。それからそう言えば! と言う顔をし、こちらを見てくる。


ゴーマン「君は帰還したいかい?」


 こんな事を聞いてきた。


カルゼル「もちろんしたい! 可能なのか!?」


 俺は思わず声を上げて聞いてしまう。


ゴーマン「あぁ。できる。第7惑星までいけばな」


 その言葉で俺は火がつき


カルゼル「急いでスライムを狩ってきます!」


 そう言って俺は武器屋を後にして草原に再びいくのであった。

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