第2話 スライム倒すぞ!

 俺は急いで第7惑星へ行くべく、まずは剣を買おうとしていた。そしてまずはお金稼ぎのためのスライム狩りをしなければならない。


(お、居た! スライム)


 俺は草むらを使い、近くまで接近し、


「おりゃ!」


 思いっきり殴ってみた。が、結果は同じ。スライムは一発では灰になる事なく起き上がりこっちに迫ってくる。


「やっぱりダメか。おりゃ!」


 次に殴るとちゃんと灰になった。(楽に狩りをしてぇー)と思いながら歩いていると二匹のスライムがいた。


「お! 二匹いる! 喧嘩売って大丈夫かな?」


 俺はまだ二匹同時には戦ったことはない。自分のメニュー画面にある説明によるとHPが0になるとゲームオーバーになるらしい。ゲームオーバーになると二度とこの世界にはこれず、そのまま死んでしまうようだ。だから俺は少し悩んでいるのだ。


「よし、まあ大丈夫だろ! いくぞ、おりゃ!!」


 そう言ってまずは一匹のスライムを吹っ飛ばす。飛ばされていない別のスライムが反撃をするべく、タックルしてきた。


「うぉ、あぶねー」


 俺はギリギリのところで回避しこのスライムにも1撃を入れ、前のスライムとは別方向に吹っ飛ばす。スライムは動きが遅いので1vs1ができる状況に出来るだろう。


「じゃあこいつから倒すか。ほりゃ!!」


 そうすると、スライムが吹っ飛んでいき、灰になっていった。


 後一匹になったスライムは仲間の死に怯む事なく突撃してくる。


「おりゃ!!」


 無事討伐できた。


 それから20匹程度のスライムを討伐した。


「よーし、こんだけ倒せば! メニューオープン!!」


 俺はメニューを開き、確認した。お金は1250ヘーム、Expは250溜まっていた。


 剣を買えるお金が溜まっていたので


「街に帰るか」


 そう言い、俺は街に戻るのであった。

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