涼風
--- --- ---
すずかぜ
髪をなびかせ、汗をぬぐって
秋の訪れを告げて
--- --- ---
風を表現する副詞「そよそよ」「さわさわ」や、風そのものを表す熟語も日本語にはたくさんあります。
言葉というのは、その国の、その言語を使う人間が大事にしているものほど豊かになるそうです。
日本は農耕を基礎にしていますから、それにとって大切な季節の雨風、天候の言葉が豊かになるのは当然の成り行きだったのでしょう。
平安の昔、貴族文化の中から発展した和歌はまた、それを
涼風。
「りょうふう」と読むよりも、「すずかぜ」と読めばあでやかさを感じます。
「すずかぜ」はまた、「初秋の爽やかな、
残暑も一段落。やっと秋の心地よさ、風景に想いを馳せられる。
すずかぜが冷たくなってくれば、今度は木枯らし。
冬の厳しさを呼ぶ、または迎えるのも風ですね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます