色彩

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 カラフル

 それは絵画が?

 それとも

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 色、鮮やか。


 景色だけでなく、それは心の色もあらわします。


 心を色に例えるのは案外多い。


 灰色の追憶。


 バラ色の人生。


 暗く(黒く)沈む。


 赤い慕情。


 「しき」と読めば、仏教的には「物質世界」を表し、また「色欲しきよく(性的な欲望)」と煩悩の一つとも数えられますが、それは今回は置いておいて。


 人間の目は色を捉えます。他の動物よりも、色彩しきさいを豊かに。その目で心もまた見るから、人間には心も色彩豊かと見えるのでしょう。


 余談ですが、普段から色を強く意識して生活している人、あるいはデザイナーなど色を扱う仕事についている人は、眠っている時の夢もカラフルになることが多いそうです。


 自分の心は色彩豊かに。

 人の心だって、鮮やかな色にたとえたい。

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