第4話 亡き親の想い
ヴァイルブルクの町。その路地を少年が1人で歩いていた。ダークブラウンの髪に鳶色の瞳を持つその彼は、継ぎはぎだらけの麻の服に革製の胸当て、手袋、ブーツという装いをしていた。その服装はこの世界で冒険者と呼ばれる職業に就いていることを示していた。
少年は手元の亜麻紙に書かれた地図を頼りに店を探して歩き、小さな店の前で立ち止まった。
「看板が、ない」
少年は再び手元の亜麻紙の地図と見比べ、辺りを見回す。
他に地図に書かれたような店は見当たらないが、初めて入る店に看板が無いというのがとても不安なのだろう。更に路地を奥に行ってみたり、路地の入口の方へと歩いたりしていた。
「やっぱりここだよな」
最初に見つけた小さな店の扉の前にやってきた少年は、眉を八の字にして立ちすくんだ。
時間だけが過ぎていくかと思ったとき、少年の前にあった扉が開いた。
扉の中から出てきたのは、黒いフードを被った赤い目をした少女――セリアだった。
セリアは扉に打ち付けてある釘に、手に持った看板らしき札を掛けて言った。
「あ、おはようございます。うちにご用ですか?」
「お、おはよう。死んだ人に会わせてくれるお店って、ここでいいのかな?」
セリアの顔はフードで半分くらい隠れていたが、その鈴の鳴るようなきれいな声と、透き通った紅玉のような瞳に少年はつい見惚れてしまっていた。
「はい、ご覧のとおり」
セリアは右手で扉に掛けた札を持ってみせる。
「ごめん、ボクは字がほとんど読めないんだ」
ノルトハイム王国の識字率は30%に満たない。王族、貴族、商人と一部の職人たちくらいだ。セリアが文字を読めるのは親が職人であり、自分も職人になることを前提に文字を学んできたからである。農民や冒険者の子どもは、この少年のように文字が読めないという方が一般的だ。
「そうなのね。この看板には『イタコ屋』と書かれています。『イタコ』はゴーストを呼び出して使役する職業のことなんですよ」
「へえ、そんな職業があるんだな。初めて聞いたよ」
「それで、どなたかとお話したくていらしたんですか?」
「うん、両親に会いたくてね」
「そうですか。詳しい話は中でうかがいます。どうぞお入りください」
店の中に先に入ったセリアに言われ、少年は中へと進む。
少年が店の中に入ると、セリアは先にテーブルの向かい側へと移動しており、既に椅子に座っていた。
少年は店の中をぐるりと見まわすと、セリアに問いかける。
「まずは料金のことを聞きたいんだけど」
「お客様の職業はなんでしょう?」
「ボクは冒険者なんだ」
「確か冒険者ランクというのがあるのですよね。格付けは何ですか?」
冒険者は青銅級から始まり、黄銅級、赤銅級、鉄級、銀級、金級、白金級、聖銀級、聖金級、聖白金級と10段階に格付けされている。青銅級は基本的に町の中で雑用を受ける下積みランクで、鉄級になれば一人前、聖銀級になれば貴族と同等の扱いを受ける。
「ボクは冒険者になって3年目なんだ。赤銅級だよ」
「そうですか。では、お呼びする方が亡くなって10年までは銀貨1枚、1年長くなるごとに大銅貨1枚でいかがですか?」
「両親を呼んで欲しいんだけど、倍になるのかい?」
「そうですね、2人分が必要です」
「両親は7年前に亡くなったんだ。だから、銀貨2枚でいいのかな?」
「はい」
少年はテーブルの上に銀貨1枚と、大銅貨6枚、銅貨40枚を並べて置いた。
「これでいいかな?」
「すみません、もしかして全財産ってことはないですよね?」
「大丈夫だよ、まだ蓄えはあるんだ」
「安心しました。お金の方はあとでお受け取りするとして、まずはお名前を伺っても?」
セリアは亜麻紙を用意して、右手の木炭を構えてたずねた。
「ボクの名前はクラウス。両親の名前は父がトニー、母がアニタだよ」
「ではクラウスさん、当店のサービスはいろいろと決まり事があるので先に説明させていただきますね」
少年と両親の名前をメモすると、セリアはイタコサービスを使用する上での注意事項を説明した。
呼び出す相手を特定できるだけの情報を正確に教えてもらうこと。その情報に嘘、偽りがあれば呼び出しに失敗すること。
亡くなってから30年から50年経つと魂が転生してしまうので、呼び出せない可能性があること。
テーブルの上に置いた獣脂蝋燭が燃え尽きるまでの時間しか面会できないこと。
何度も呼び出していると、死者の魂が摩耗して転生してしまったり、ヒト以外の生物に転生してしまう可能性があること。
ゴーストから真実を聞き取りたい質問は1つだけ、セリアの口からたずねることができること。
「注意事項は以上です。何か質問はありますか?」
「いや、特にない。大丈夫だよ」
「ありがとうございます。では、契約完了ということでお代をいただきます」
セリアはクラウスが並べた銀貨1枚と、大銅貨6枚、銅貨40枚を数え、肩から下げた鞄の中にある革袋の中へと仕舞った。
「さて、ご両親が亡くなったのは7年前ということでしたが、一緒に亡くなられたのですか?」
代金を先に仕舞ったセリアは、少年にたずねた、
「ああ、うん……そうだね。ツヴァイタードルフという村がこの町の西側にあってね。その近くにダンジョンがあるんだ。7年前にそのダンジョンの大暴走が起こってね。ボクと同じ冒険者だった両親は勇敢にもそこで戦って散ったんだ」
「そうなのですね……」
とても気の毒そうにセリアが返事をした。
どう見ても少年の年齢は12歳ていど。7年前というと5歳だったはずだ。そこからここまで立派に成長したということは、それだけ人知れず苦労を重ねてきたということだ。
「住んでいたのはツヴァイタードルフのどのたりでしょう?」
「両親は家ではなく、短期の出稼ぎだったから宿に泊まっていたんだ。確か、
「亡くなった具体的な場所は?」
「ツヴァイタードルフの北側にある闇夜のダンジョンというところから魔物が溢れたからね。そのダンジョンの近くだって聞いている」
「ありがとうございます」
セリアの自信に満ち溢れた言葉に、クラウスはだんだんと嬉しそうに眼を輝かせ、頬を緩めてきた。
「あと、そのときクラウスさんはどうしていたのですか?」
「ボクはこの町にある家にいて、隣のエルケさんにずっと面倒を見てもらって育ったんだ」
「そうなんですね。大変でしたね」
セリアはクラウスに向かって同情の籠った優しい目で見つめて返事をした。
「あ、いや……まあ、そうだな」
クラウスは動揺していたが、すぐに気を取り戻してセリアに返事をした。
「では、クラウスさんの当時のお住まいは?」
「西居住区の18番街、一番安くて、一番治安が悪い場所だよ」
「それは大変でしたね」
「今も住んでいるけど、楽しいところだよ」
クラウスは屈託のない笑顔でセリアに返した。
セリアは僅かにムスッと頬を膨らますが、俯いたままなのでクラウスからは表情の変化をつかみ取ることはできなかった。
「そうですか。おそらく今までに
「え、ちょっと待って。ボクはその場にいたわけじゃないから絶対じゃないよ。もしかすると、母さんだけ救助されたあとに町で死んだかもしれないし、逆に父さんが助けられたかも知れない。ボクが聞いた話だと、2人がツヴァイタードルフの町と闇夜のダンジョンの間で戦って死んだってことだけなんだ。死んだ日も同じかどうかはわからない」
「わかりました。クラウスさんの両親であり、父がトニー、母がアニタであること、7年前にツヴァイタードルフの近くにある闇夜のダンジョンで発生した魔物暴走で戦って亡くなった方であること、ヴァイルブルクの西18番街に家があり、隣にエルケさんが住む家があったこと。これだけあれば絞り込めるでしょう」
セリアはテーブルの中央に2枚の亜麻紙を広げ、木炭を使ってそれぞれに魔法陣らしきものを描いていく。2つは全く同じ模様や文字ではなく、少しだけ違っている。トニーとアニタという名前の違いや、性別の違いなどが文字や模様にあるのだろう。
魔法陣が描きあがると、セリアはテーブルに2枚の亜麻紙を置いてそれぞれに獣脂蝋燭を立てた。
「お呼びできそうです」
セリアはクラウスに向かって準備が終ったことを告げた。
クラウスはフードの下から覗き上げるように見つめるセリアの瞳を見て、喉を鳴らして唾を飲んだ。
「私から質問して欲しいことはありますか?」
クラウスへと最後の質問を投げかけ、セリアは視線を上げた。
「ボクは父さんと母さんに会って、戦士の職業をもらって冒険者になったことを報告したい。それだけだよ」
「なるほど。では、嘘の返事ができない質問は必要ないと?」
「うん、必要ない」
「承知しました。でも、必要になったら言ってください。ご両親に1つずつ質問ができます」
セリアは念のために質問ができる権利があることを伝え、召喚作業へと移った。
両手の人さし指で左右に並べた亜麻紙の六芒星の角に触れる。
《サモン》
セリアの指先が振れたところから火が燃え広がり、2本の獣脂蝋燭に火が灯る。一瞬で燃え尽きた亜麻紙は真っ黒な煤を出し、灰になって落ちてくる。その中心から男女2名が浮かび上がるように現れ、セリアに向かって頭を下げた。
「お呼び下さり、ありがとうございます」
「ありがとうございます」
先に挨拶をしたのは男性のゴースト。少年と同じ、ダークブラウンの髪に鳶色の瞳をし、筋肉質で立派な体格をした男だ。
一方、あとから礼だけを述べたのは女性のゴーストで、褐色の肌にくすんだ赤髪、朱色の瞳をしている。豊かな胸と締まったウエストはセリアから見ても羨ましいほどの美しいラインを誇っていた。
「あなたがトニーで間違いないかしら?」
「はい、アニタの夫でありクラウスの父、トニーでございます」
「私はトニーの妻、クラウスの母でアニタでございます」
背後ではクラウスが信じられないといった様子でセリアと2人のゴーストを交互に見つめている。
「後ろにいるのは2人の息子のクラウスさんよ。確認してくれる?」
セリアがクラウスを指さすと、2人のゴーストはクラウスに
「父さん、母さん!!」
クラウスが今にも泣き出しそうな顔をして立ち上がり、2人に抱き着こうとする。だが、その手は虚しくも空を切るばかりだった。
「クラウスなのか、大きくなったな!」
トニーが両腕を組んで言った。その立派な筋肉から高ランク冒険者であることが見てわかる。
「ほんと、5歳の頃の面影もあるけど、大きくなったわねえ」
アニタが目を細めて言った。彼女も見るからにしなやかな筋肉を持つことを感じることができる。トニーと肩を並べるほどの高ランク冒険者であることは間違いない。
だが2人に声を掛けられたことで、クラウスの涙腺は崩壊を迎えた。滂沱の如く涙が頬を伝い、テーブルの上に落ちていく。ズルズルと鼻水を垂れているクラウスは、父親に似た精悍な顔つきをしていたというのに、今はその面影すら残っていない。
「泣いていたら時間がすぐに過ぎてしまいますよ」
セリアがクラウスに向けて言った。
クラウスは涙を止めようと天井へと視線を向け、「ああ、そうだな」と言った。
「父さん、母さん……ボクね、冒険者になったんだよ」
「そうなのか。洗礼で授かった職業は何だ、言ってみろ」
この世界では、創造神アルスを中心に様々な神が存在すると信じられていて、どの町にも必ず神殿が1つ存在する。生後1週間、5年目、10年目の3回の洗礼を受けることが決まっている。
実は生後1週間の洗礼は両親と共に子どもを戸籍に登録するため、5年目の洗礼は生存を確認するためなのだが、10歳の洗礼では全員が神の加護と職業、スキルを授かるという奇跡が起こる。
10歳だとまだ幼いのだが、職業を授かる以上は「小さな大人」として扱われ、見習いとして仕事に就くことになっている。
「ボクが授かった職業は戦士なんだ。戦神の加護を受けたんだよ」
「戦神か、良いスキルを貰ったのか?」
「うん、斧術、重量操作、強靭、身体強化……かな」
トニーがクラウスにたずねると、クラウスは声を絞って返事をした。
基本的に知らない人に自分のスキルを話すのは避ける方がいい。セリアに聞かれないようにしたのだろう。
10歳の洗礼で授かるスキルは複数あり、同じ職業を得ていても内容が異なることがある。だが、話を聞いていたアニタは気が付いた。
「あなたと同じじゃない?」
「ああ、ほぼ俺と同じスキル構成だ」
「そうなんだ。なんだか嬉しいな」
クラウスはとても嬉しそうに、でもはにかむような笑顔をみせた。
一方、トニーは寂しそうな顔をみせた。
「残念だな、クラウスに稽古をつけてやることもできない」
「そうね、あなたの夢だったものね。でも私は反対だったわ」
「えっ?」
冒険者になることで胸を張って会いに来たクラウスはアニタの言葉に目を瞠った。
「どうして? 闇夜のダンジョンンから溢れ出した魔物たちからツヴァイタードルフを命がけで守った、凄いことだと皆が言ってた。だからボクも父さん、母さんのように立派な冒険者になろうと思ってたのに」
クラウスは両拳を握り、冒険者を志した理由を力説する。
だが、その言葉はアニタの耳に届いていない。
「何を言ってるの、5歳の子どもを残して死んでしまうような職業よ。どこが立派なのよ」
「そうだな、母さんの言うとおりだぞ」
先ほどまでクラウスに稽古をつけたかった等と言っていたトニーがアニタの援護についた。
これは間違いなくアニタがトニーを尻に敷いていた証拠だろう。
「そ、そんな……」
案の定、クラウスは青い顔をしてただ黙り込んでしまった。
立派な両親を喜ばせたい、そう思ってこれまでも頑張ってきたのだろう。でも、実際に会って冒険者はダメだと言われると戸惑うのも仕方がない。
「でも戦士の職業に就いたのなら冒険者になりたくなるのは仕方がないよなあ」
「あなた、どっちの味方なのよ」
「そりゃ斧術を持つ戦士に就いたんだ、冒険者になって欲しいさ。でも、俺は冒険者が立派だとは思わない。農家の人がいるからパンが食べられるし、牛や山羊、羊を飼っている人がいるから肉や乳が飲める。そもそも斧戦士をするなら鍛冶屋がいないとどうにもならん。そうだろ?」
トニーがクラウスを目を覗き込むようにして言った。一方、アニタはトニーの姿を見て、呆れたような表情をしている。
「そんなことわかってるよ」
クラウスはトニーの話に返事をすると、すぐに唇を尖らせた。
「まあまあ、ご両親からすればクラウスさんは5歳のときのまま、可愛い息子さんなのですから心配しているんですよ。ご両親も、クラウスさんは12歳で今は既に赤銅級ですよ」
少し雰囲気が悪くなったのでセリアは間に入るように言った。
3人はセリアが言いたいことを理解したのか、暫し沈黙が続いた。その沈黙を破ったのはアニタだった。
「もうすぐ鉄級なのね。猶更、気を引き締めていかないと大怪我をするかもしれないわよ」
「そうだな、クラウスは俺と母さんのランクは知ってるのか?」
「金級だって聞いてるよ」
「残念だな、俺たちは魔物の暴走が発生する前にツヴァイタードルフで白金級に認定されていたんだ。それでも今はこうしてゴーストになっている。それだけ冒険者の世界は厳しい」
両親の冒険者格付けを確認していなくてよかった、とセリアは思ったことだろう。そこに齟齬があれば呼び出しを失敗していたかもしれない。
「戦士という職業を授かった以上、お前が俺たちのように冒険者になることは仕方がないことだ。だが、生き方まで俺たちを追いかける必要はない」
「そうよ、命は大切にしなさい」
「うん、わかった」
トニーとアニタ、2人の言いたいことは同じだ。命を大切にしてほしいという想いで溢れていた。
「お時間、あと少しです」
セリアが蝋燭の残りの長さを見て、3人に声を掛けた。
蝋燭の長さはあと1㎝ていど、1分くらいで時間切れになる。
「父さん、母さん……」
「なあ、クラウス。俺も母さんもまだ転生までは時間がある。だから次は嫁さんと子ども、孫を連れて来てくれ」
「そうね、孫の顔を見てみたいわ」
「あ、うん。そうだね、そんなことできないと思っていたけど。そうか、ここに来れば孫の顔をみせることができるんだね」
「あら、その言い方だと意中の人がいるのかしら?」
「あ、いや、まあ……うん」
蝋燭の火が大きく揺らいだ。
「じゃあ、次は嫁さんと孫の顔を……」
トニーの声が途切れると当時、蝋燭の作り出す光が一際大きくなり、消え去った。
セリアがトニーの声が最後まで聞けなかった理由を告げる。
「――時間です」
クラウスは再び泣き出しそうな顔をして、ただ虚空を眺めていた。
フードを被ったセリアはトニーの正面に座ったまま、ただトニーの様子だけを上目遣いに眺めていた。
「ありがとうございました」
しばらくぼんやりとしていたクラウスだが、突然立ち上がって礼を言った。
「ご両親に孫の顔をみせに来られるなら5~6年後ですかね」
クラウスはまだ12歳だ。結婚して子どもを作るには早い。
「そうだね、じゃあまた来るよ」
「お待ちしております」
セリアは扉から出て行くクラウスを見送り、頭を下げた。
「出てきていいわよ」
いつものようにセリアが2人のゴーストに声を掛けた。
テーブルの上にトニー、アニタの姿が浮かび上がった。
「一度に呼ぶと話す時間が短くなってしまいますね」
セリアは、10分間使える蝋燭でも、2人のゴーストを同時に呼ぶことで1人あたり5分しか話せないことを気にしていた。
「そうですね、でも親子3人が揃うことのほうが嬉しいです」
「俺もそう思う」
「ああ、私も両親と会うなら一緒がいいですね。でも、依頼者の方にきちんとたずねることにします」
2人は何も言わず、ただ頷いた。
「では、これで終わります。《リリース》」
セリアが解放の呪文を唱えると、2人のゴーストは姿を消した。
「あ、私も成長したクラウスさんとお孫さんを楽しみにしていますね」
セリアが呟くと、テーブルの上に落ちていた亜麻紙の灰がふわりと飛んで崩れた。
異世界イタコ FUKUSUKE @Kazuna_Novelist
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