応援コメント

30話-②」への応援コメント

  • >叩くのでもなく、握るのでもなく、ただ優しく触れる。
    >だが次の瞬間、強烈な音を響かせた鉄球は、放たれた弾丸のように二人に飛んでいく。
    流石師匠、器用な技を。

    >「よくぞ受け止めた。今の攻撃ならCランクダンジョンのモンスターの一撃くらいはあるんじゃろうて。二人とも今の感覚を忘れずに」
    逆に言うと、Dランク以下のモンスター相手なら防御の闘気を纏って体当たりするだけで倒せなくもない?

    >攻撃の際に闘気を打ち付けるかの如く、鉄球を撃ち付ける。
    鉄球を飛ばすのに身体能力じゃなく闘気を使ったわけね。
    闘気を制御する感覚の鍛錬と、攻撃手段を増やすためかな?

    >どうすれば二人は使ってくれるんだ……?
    そりゃあ正直に
    >ポーションはまた取りに行けばいいし、毎日数個は集めることもできる。
    って言えばいいだろ。なるべくみんなに相談するんじゃなかったのかよ?
    まあ、この場は
    >ふと、妙案を思いついた。
    >「これ、パーティーの資金で買ったものなんだ。だからたくさんあるし、みんなのために使えるなら使いたい」
    で通してもいいけどさ。
    てか未だにわかっとらんな、自分がホイホイとれるものがなんで貴重品扱いなのかってことが。

    >それってさ。本当に日向くんが買ったやつなの?」
    なんか気づいたなと思ったけど、そう言えばイレギュラー事件の時にヒュウガのつかったポーション見てるんだよな宏人。

    >「僕はそれでもいいけど……必要はないと思う」
    何でやと思ったら
    >「やっぱりね。何か変だなとずっと思っていたんだよ。日向くんが作ってくれた紅茶を飲むといつも調子がよくて、気のせいかなと思ったけど、やっぱりポーション入り紅茶だったんだね」
    そういうことか。

    >「ポーションって……そんなに高いのか?」
    >「百万円」
    つまり妙案が全然妙案じゃなかったと。
    つうか里帰りの時にもらったお茶どころの話じゃねえ!
    市販のシップで充分な打ち身に最先端医療を施したようなもんじゃねえか!

    >救急隊でも常備していると母さんから聞いていたのもあって、数万円もする高額品だろうと勝手に思い込んでいたのが仇になってしまった……。
    多分他にももっと思い込んで仇になってることがあるんだけどな。

    >日向くんには不思議な力があるからそれのおかげで集めやすいとかでしょう?」
    >「あ、ああ……そんなところだ」
    まあ、流石に気づいたか。日向とヒュウガの関係にまでは思いいたらなかったみたいだけど。
    てかどうやら市販のポーションもダンジョン産のものだけか。
    市販とドロップ品の違いからそこまで気づいたのかと思った。

    >日向くんにちゃんとお返ししたい」
    >それにしてもお返しは何をするつもりなんだろうか。
    なんだろうな、装備品とか、ソロ向きのダンジョンへ案内とか?