No.21 さくらの森のさくらの木
翌朝、たおはあくみのとなりで寝ていた
目が覚めてもあくみは眠ったままだった
キッチンへと向かうとルーが朝ごはんを作っていた
ルー「さぁできたどうぞ」
たお「いただきます!」
今日もとても美味しかった
なのにあくみがいない
たおはさくらの木のところへ行った
たお「ねぇ僕とあくみは森の守人だけど森の守り人が眠ったままなんだ」
そう言う
たおの声に答えるように
瑠璃色の髪とピンクの瞳を持つ美しい女性が現れた
ツバキ「森の守り人は…たお…貴方だけよあくみは違うの…」
たお「だれだ!」
ツバキ「私はこの世界の女神だったの」
たお「女神?あくみは守り人ではないの?」
ツバキ「あくみは女神の役目を継ぎし者」
たお「じゃあなんで僕たちは2人で生まれたの?」
さくらの木「あくみは次期女神となる子だから代々森の守り人と女神はここから生まれるんだ双子でね」
たお「あくみは女神なのにどうして起きないの?」
さくらの木「邪神の手先にたおが襲われたときと闇を払うのに女神の力を使ったんだその反動で今は眠ってる」
さくらの木は、そよそよと風を吹かせた
さくらの木「たおこれから1人で世界を見ておいでそして妖精たちみんなをつれていくんだ」
たお「えっ!?じゃああくみはどうするのさ」
さくらの木「まだここにはヒイラギとツバキの加護が残っている大丈夫だ行っておいで」
たお「妖精は森から出られないって」
さくらの木「運命の相手と繋がっていれば大丈夫あくみもルーと繋がっている妖精3人連れて旅に出なさい」
そう言われてたおは、準備を始めるのだった
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