No.14 悪意の矛先

さくらの森の前

謎の影「許さない…許さない…ユルサナイあぁ憎い邪魔だ排除せねば我々の神の妨げとなる前に」


謎の影がさくらの森の前にいたが

夜明けと共に消えてしまった


あくみとたおは、順番に起きた


たお「あくみ…朝だよ起きて」

あくみ「うぅんまだ眠たいよ」


その時キッチンから美味しそうな匂いがしてきた

あくみ「ごはん!?」

さっきまで眠たそうにしていたのが嘘のように素早く起き上がるあくみ


たお「食いしん坊だね」笑いながら言った

旅を重ねて経験を積んで2人は喜怒哀楽の喜楽を覚えて表情に出せるようになっていた。


あくみとたおは楽しく朝食を食べていた。

しかし

謎の影「フッフッこれで最後だ」ガシャンと音を立て窓ガラスが割れた

キーンと甲高い音が響く



2つの暗い穴が現れた

あくみとたおは、別々の穴に吸い込まれた


たおとフィーとミー


あくみとルー


それぞれ吸い込まれてしまった。


2人の行き着いた先は、闇のさくらの森だった

しかし2人のいるさくらの森はそれぞれ別次元だった


フィー「たお…たお起きて」

ミー「たおぉ…」


たおは気絶してしまっているようだ


フィーとミーが大人の手のひらサイズの妖精だったが

一般的な大人の女性くらいの大きさになっていた


フィーとミーは、お互いの姿を見て驚く

フィー「えっミー?」

ミー「フィーちゃん大きくなってる…」

フィー「ミーもだよ」


2人がそうしていると

たおがうなされはじめた

たお「やめろ…ダメだ!」

たおは、はっと目が覚めた


フィー「たおすごい汗よ大丈夫?」

たお「へ?」

ミー「うなされてたよ?」

たお「えっ?だれ?」


フィー「フィーだよ」

ミー「ミーだよ」


たおはかなり驚いた


ミー「でもたおも大きくなってるよ?」


たおは自分の姿を確認をするのだった

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