No.15 大人のたお

たおは、

自分の姿をみて言葉が出なかった

180センチくらいの身長

みどりの髪はさらに色が濃くなり

長髪になり細身な体型


自分の体が大きくなっているその事実も驚きだが

たおは、あくみが心配だった


たお「あくみは大丈夫かな…」

フィー「ルーがついてるからきっと大丈夫だよ」

ミー「ルーは特別だから」



たお「そうか」少しほっとしたような顔をした


そこへ邪悪な意思を持つ影が現れた

謎の影「ハッハッハ捕まえたぞ捕まえたフッフッフもうここからは出れないぞ!片割れとはもう会えまい永遠にな」



たお「お前あのときの神官か?」

あの時見たときは比べ物にならないくらい

邪悪な存在へ成り果てていた


謎の影「あぁー人間の体はもろくてすぐ使いものにならなくなる2人だと無理だが…お前1人どうとでもなる」影は漆黒の杖を出し振りかざす


たお「杖よ」たおも杖を取り出す


謎の影「はあぁー」真っ黒な渦がたおに向かってくる

フィー「あれはダメ!ミー!」

ミー「うんわかってるよ」

たお「2人ともやめろ!」

ミー「私たちに名前が付けられたのはルーも私たちも2人と運命で繋がってるからなの」

フィー「だから私とミーはたおがすきよ…」


フィーとミーはたおの前に立ちたおの盾になった


フィーとミー「きゃーーー」

たおの目の前で倒れていく2人

ボロボロになり動かなくなってしまった

たお「フィー…?ミー…?」


返答がない

たお「あ…あぁ……うわぁーーーーー!」

2人を抱き寄せて、たおは泣いた


神官「あぁ…そうだもっと絶望しろ恨め憎めハハハハハハ」


たお「フィー、ミー目を開けてくれ」

たおの泣き叫ぶ声が闇のさくらの森に響くのだった

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