No.10 あたらな場所へ

 

翌日


あくみ「カイありがとうカイのお母さんもお父さんもお世話になりました」


たお「また遊びにくる」


カイ「うん楽しみにしてる。」にっこりわらう


カイの母親「また待ってるよ」


あくみ「あの…今度料理教えてほしい」


カイの母親「いつでもおいで」嬉しそうにわらう


カイの父親「元気で」


2人はブロッサムを出たのだった


迷いの森を通りこの先にまた町があるので

そこを目指すことにした


迷いの森だった森はすっかり見違えるほどに綺麗な森になっていた。


そこにレイがやってきた


レイ「あくみさまたおさま~この先に行かれるのですか?」


あくみ「そうこの先の町にいく」


レイ「この先の町はただいま人間と人間が争い戦っています。とても危険です。」


たお「それでもいく」


レイ「そうですか…ではお気をつけて」

心配そうに見つめる


あくみ「ありがとう」


そしてあくみとたおは森を抜けた

そこには人々の声が響いていた


騎士「我らの王の命令に逆らう者達は全て捕らえ連れていく」


男「お前…王さまの命令だからってここの町はお前が育った町だぞよくもそんなことが出来るな」


騎士「…」

神官「お前たちの言ってる王さまは我ら神の忠実なる信徒である従って王の命令に背くことは神に背くことと同じである」と言いニヤリと笑う


騎士たちの顔がくもっていく

神官「さぁこの愚かな者たちを始末しなさい」

女の子「やっやめてーお父さんを殺さないで」

剣を振り上げた騎士の前に女の子が飛び出した。


誰もがその女の子が斬られてしまうと思い目を伏せた

その時だった。

剣を弾く音がなった

1人の騎士が女の子を庇ったのだった


それを見た

あくみとたお

たお「これが憎しみ怒り悪意」

あくみ「あの神官は、人間じゃない」


2人のブレスレットがキラキラ光った


神官「お前…騎士の分際で私たちに逆らって生きて居られると思うなよ」


騎士「貴方は本当に神官なのですか?こんなことを神が望んでいると?」


神官が黒い石がついた杖を出しどす黒い魔法を放とうとしていた


神官「ふっ神など…守り人が居なければなにも出来ない存在ならば我らがどうしようが止められる者など居るはずがないこの国の王は我の術により我の思うがままよ」


そう高笑いしたのだった

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