No.9 家族
カイの家に着ついた
カイの父親「命の恩人の君たちは家族も同然だ君たちが来てくれなかったら私も妻もあの森からは出られなかったそして息子にずっと会えずにいただろう本当にありがとう」
カイの母親「狭い家だけどゆっくりしていってね」
カイ「母さん父さん…女の子があくみで男の子はたおって言うんだ僕を助けてもくれた」
母親はいそいそと料理をはじめた
父親は家の外に薪を取りに行った
カイは母親の手伝いをしている
あくみ「うちとおなじくらいだね」
たお「うん…あんな目にあったのに僕たちのためにみんないろいろやってくれてる」
2人は母親と父親という存在にビックリしていた
そうこうしているうちにいい匂いがしてきた
母親「さぁ座って座って」ニコニコしながら言った
出てきたのは
野菜スープ
パン
くだもの
ステーキだった
父親「大したことは出来ないがたくさん食べてくれ」
カイ「お肉は父さんが狩りをしてきたんだ!」
たお「いただきます」
あくみ「いただきます」
2人はスープを口にした
するとポロっと涙が出た
ルーのスープと同じ味だったのだ
あくみ「美味しいすごく」
たお「おじさんたちはさくらの森に行ったことはある?」
父親「あぁあるよあの辺の魔物退治もしているから」
たお「そっか」にっこりわらう
あくみ「ねぇカイ美味しい料理を食べてあたたかいくなるのはどうして?」
カイ「それは幸せって気持ち心が美味しいものを食べて喜んでいるんだ」
あくみ「幸せ…喜ぶ…」そう呟くと
2人のブレスレットがまた輝き
喜びと幸せを2人を知ったのだった
カイ「2人はなんで旅をしているの?」
あくみ「私たちは心という感情を集めている」
たお「人と関わり感情を知るのが旅の目的」
カイの父親「そうなのか」
カイの母親「家族はいるの?」
あくみとたおは家族と聞いて
ルー、ミー、フィーを思い浮かべていた
たお「親はいないでも家族はいる」
あくみ「このスープふるさとの家族が作ったのと味が似ている美味しい」
あくみとたおはそういうと笑った
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