No.5 旅立ちの時

ハッと2人は目を覚ました。

あくみ「あれ!たしか昨日…」

たお「疲れて倒れたんだっけ?」

顔を見合わせているとぐぅーとお腹から大きな音がなった


たお「お腹空いちゃったね」

あくみ「昨日もらった服と靴に着替えてご飯たべよう!」

2人は着替えた

お揃いの洋服と靴

ただ1つだけ違うのは腕についてるブレスレットだけ

でも杖がありません


たお「ルー・ミー・フィーおはよう」

あくみ「杖がなくなっちゃったみたい!」


ルー・ミー・フィーがクスクス笑う


フィー「正しく呼べば現れるよ」


ミー「ルーが朝ごはん作ったよ食べよう2人ともあのあとぐっすり寝ちゃうんだもんお腹空いたでしょ?」


ルー「たくさんあるからたくさん食べてね」

3人はニコニコしながら言った。

そして朝ごはんを食べ終わるとあくみとたおは、杖を取り出してみることにした。


たお「正しく呼べばってどうやるのかな?」

あくみ「うーんわからないなぁ杖が出来たときは夢中だったから」


2人はしばらく考えることにした。

たお「春の風よ…優しく包む水よ杖になり助けておくれ」

そういうとたおは、杖を取り出せた


あくみ「えっ?えーたおの杖なんかかわいいね!えー私どうしよう」少し焦る様子のあくみ


たお「杖のことを考えるんだ」


あくみ「金色とピンクに輝くさくらの花よ杖になりみんなを照らす光の杖になっておくれ」そういうとあのときの杖が出てきた。


2人は無事に杖を出すことが出来た。

そしてしまうときは

「おやすみ」というとしまえるようだった。


そろそろ旅立ちの時がやってきた。

妖精3人は、嬉しそうだが笑顔が寂しげだった


リュックを背負い

2人もまた寂しそうに笑うのだった


あくみ「こんなときなんて言ったらいいのかな?」

たお「少し会えなくなるのは寂しいね」


ルー「こういうときはねいってきます!って言うんだよ」

フィー「気を付けてね…」

ミー「お手紙ちょうだい魔法で出せるわ」


あくみとたお

「いってきまーす。」と笑顔で森から旅立って行くのだった。

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