No.4 旅路の準備②

あくみがピンクに光る道に入っていった。

1人暗い森を歩く


少しあるいたところでピンクに光る枝を拾う


1本…2本

なんとか5本集めることが出来た。

しかしまだ戻る道がない

あくみ「ふぅ…枝は5本集めたのになにかあるのかな?」


辺りを見渡してもなにもない

だんだん心細くなってきた。

あくみ「たお…ルー…ミー…フィーみんなのところに帰りたいよ」

そう小さな声で言った。

その時、ポケットに入れていた。石が光った

光が導く先へ行ってみると大きなさくらの木を見つけた。

たくさんある、さくらの花の中で1番輝いているものを手に取った瞬間

光に包まれた。

どこからか笑う声が聞こえる


妖精たち「はやく生まれないかな?ふふ楽しみだね!」

ルー「待ってるよ」

ミー「どんな声をしているの?」

フィー「どんな瞳なの?」

3人の手にあくみが触れたら

ピンクと金色の光が森の中を包んだ


あくみが目を開けると杖が出来ていた

たくさんのさくらの花をつけて反対にはピンクの石が輝いている

腕には金色のブレスレットそこにもピンクの石がついている


あくみ「あっ杖が出来た…帰れるかも知れない!杖よ帰り道を教えておくれ…」

あくみがそういうとさっきまではなかった道が出来た

進むとルーたちの姿が見えた。


その頃、たおはみどりに光る枝を抱えながら

雪の道を歩いていた。

たお「結構遠くまで来たでもここはさっきと同じ森の中なのになんでこんなに雪が多いんだ!」


寒くて震える

たお「寒いあくみ…みんな…」

寒くてたおは倒れてしまった。

真っ白な雪に包まれ目を閉じる


妖精たち「こっちは男の子みたいかわいいね強くなるといいねはやく生まれないかな?楽しみね」


ルー「どんなに辛くても立ち上がるんだ」

ミー「みんなを守れる力を」

フィー「負けないで」


たお「そうだ!あくみと旅に出てルーに美味しい時に感じたことを教えてあげなきゃ!約束したじゃないか!」とぐっと手を握ると


みどりに光った

光ったところを少し掘った

ふきのとうが輝いてみどりの風が吹く

そして雪が水になり春を知らせる音を鳴らす

ふきのとうの杖の反対にはみどりの石がついている

ブレスレットは水色でみどりの石がついていた。


たお「春を知らせる風よ鈴の音のようになり暖かい風をふかせ僕をさくらの花のところに導いておくれ」


そういうとさっきまではなかった道が現れた。

そこにはピンク色の杖を持ってるあくみの姿が見れた


たおは走ってあくみのところへ向かった


先ほどの森をかけ抜け家まで戻ってきた。

たお「ただいま!」


あくみ「たお!よかった!」

ルー「よかった無事で」

フィー「2人とも杖を持ってる!」

ミー「おめでとう!」

妖精3人が声をかけると疲れた2人は安心して眠りパタリと倒れてしまった。



ルー・ミー・フィー「あくみ!たお!」


倒れてしまった2人をベットに寝かせたのだった


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