調子悪い日に優しくしてくれる彼氏【女性向け・年上彼氏系】(※タイトル変更可能)
んー…おはよ。
珍しいね、君が僕より遅いなんて…。
…どうしたの?
具合悪い?お腹?痛いの?
もしかして昨日、やりすぎちゃった…?
…いや、ううん。
あ、言わなくても…何となくわかったから。
いいよ、しんどい時くらい、気使わないで楽にしてて
…なんの為に一緒に住み始めたと思ってるんよ
バカになんかしてないよ。本当だよ。
そっか、もうタイミングだったか…
痛いよね、大丈夫?お腹、なでなでする?
ん。もちろん、いいよ。
いくらでもしてあげる。
遠慮なんてしないで。
痛いの我慢してたの?1人で?ダメだよ。
ちゃんと言って。
心配するからって?
いいじゃん。心配させとけば。
…ダメなの?
僕、君の彼氏なのに?
いやだ、心配させて。
本当ならさ…代わってあげたい位なんだよ?
そういうと思った。
でも、僕も君が痛いのやだ。
ふふ…ならさ、半分こにできたらいいのにね。
そう、痛いのを半分こ。君も痛くて、僕も痛い。
そうなったら会社休んで
ずっと二人でベッドに潜っていよう?
朝はだらだら起きて、並んでご飯食べて
お薬飲んで、またのんびり。
お腹を擦り合って、痛いねって笑う。
同じ痛みを感じながら一緒に過ごすの。
まるで秘密を共有するみたいに
痛みを分け合うってなんかよくない?
ダメ?そういうの。
君とならしてみたいんだけど。
ねぇ、何でそんな顔するの。
僕、変なこと言ったかな?
僕まで痛い思いをすることないって?
…だって、君が相手だから。
そんなことになってもいいなってね。
けど、それは叶わないから。
だから僕に君を甘やかす権利をちょうだい?
そう、甘やかす権利。
君をお姫様みたいに大事にするよ?
けど、まずは君を温めさせて。
痛みがマシになったら湯たんぽつくろっか。
だっこしてたら気持ちいかも。
謝らないの。
お詫びなんていらないから。
むしろ、もっと甘えてくれた方が嬉しいし。
そうだよ、辛い時は辛い。痛いときは痛いって
甘えてわがまま言って?
僕を振り回してよ。
そう、君になら振り回されてみたい。
ねぇ、いいでしょ?
照れたの?かわいい。
うん…このまま寝れるなら寝た方がいい。
少しは痛みもマシになるかも。
ん、おやすみ。ゆっくり休んでね。
寝てる間にご飯作っとくから。
起きたらだっこして食べさせてあげる。
だからいい子で待ってて、すぐ戻るから
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます