第十二話 Story of a certain CEO -とある代表取締役の話-

 月見小夜の治療開始から二か月後、研究チームと合同で動き出した海斗は血液検査の結果を待ちながら症状に一致する病気を探す。

 しかし一切例の無い病状に頭を抱える。


「一体何なんだこの病気は……患者が目を醒まさないならまだしもこの肌の白さ、アルビノの様だが目を開けない理由が分からない……アルビノと他の病気が一緒にあるのか?」


 他の病気との競合を考える海斗だが、小夜の髪を見て再びため息を吐く。


「髪色は黒いからアルビノの線も無いか……」


 学校を卒業したての海斗は知識が浅く、似た病気を探す為いろいろな参考資料を机に置いていたが、何が何だかさっぱり分からない海斗は机の上で前のめりに倒れ、資料をなぎ倒し机に突っ伏す。


「……休憩するか」


 突っ伏しながらそう呟くと、海斗は部屋を後にしFギアーズの廊下を歩き休憩所に入って行く。

 ここ数日ロクに寝ていたなかった海斗は既に限界が近くなっていた為、海斗は休憩所のホットコーヒーを紙コップに入れ新聞を見ながら休憩をとっていた。


「……人身事故で両腕切断か……」


 海斗がたまたま取り出した新聞の見出しにはFギアーズ製の重機のタイヤを止めるボルトが破断し人が巻き込まれた事故が大きく映し出されている。

 この事故に対しFギアーズはすぐさまリコールを開始し、原因となる耐久試験を誤魔化した社員数名を解雇しFギアーズ関連の会社を出禁にするとともに、重たい罰則を科すと発表し世間は迅速な対応を賞賛していた。


「Fギアーズ関連の会社の出禁か……実質この国の店には入れないって事だな……」


 この時既にFギアーズはフォルンの企業の九十八%を手中に収めており、残った数パーセントは個人事業の小さな商店などである。


「しかし両腕切断か……切断面次第では再生治療でパーツを作って縫合すれば……ん?」


 海斗は自分が口にした再生治療と言う言葉に引っ掛かりを覚え、数分考えこんだ後紙コップに入ったコーヒーを飲み干し、研究室へと走っていく。


「失礼する!」


「か、海斗さん!」


 突如研究室を開けられた事にびっくりした研究員達は一斉に振り返り海斗の方を見るが、海斗はそんな事はお構いなしに研究主任の元に歩き、一つの質問を投げつけた。


「すまない、一つ聞きたいことが」


「ど、どうぞ……」


「再生治療で腕や足、パーツごとで全身を作れるか?」


「ぜ、全身? 出来ない事は無いですが……再生治療だとあの子がもう一人出来上がるだけで治るとはとても……」


「治らなくてもいい、同じ症状の個体がもう一つあれば治療しやすい」


「はぁ……でもここにはそんな設備は……」


 用意された実験室は実験机と幾つかの実験機器があるだけで、再生治療用の培養槽や培養槽の制御機器等大きな機械は置いておらず、研究主任は首を振る。

 だがそのタイミングで研究室の扉が開けられ、再び研究員達が扉を開けた人物の方向を向き、つられて海斗もその方向を向くと息をのんだ。


「父さん⁉」


「やぁ、進捗はどうかね?」


 海斗の前に立つと肩に手を置き尋ねる。


「今はまだ……ですが治療の糸口はつかめそうです」


「ほう? 所で何か困ったことは無いかね?」


「あります、再生治療用の培養槽と装置の導入をお願いしたい」


「海斗さん⁉」


 いきなり交渉を始めた海斗に驚き、研究主任は驚き海斗の顔をのぞき込む。


「海斗、培養槽とその周辺の物を揃えたらいくらかかると思う? ひとつで数千万は掛かる……で? 幾つ欲しいと?」


「研究主任、両腕両足胴頭に分けて全身を作った場合一番時間がかかるのはどれだ?」


「え? えっと……胴を内蔵含め全て作るなんてことは前例が無いから分からないが……臓器の生成時間を足していくと大体六ヶ月は固いな……」


「じゃあ六基あれば大丈夫です」


「ま、待て待て待て! 海斗さん! そんな無茶な!」


 一つ数千万する機械を六基導入する事を伝える海斗を嗜めようと研究主任が小声で叱責すると、安部雅人は研究主任の肩に手を置く。


「研究主任、六基の培養創があればこの実験……ゴホン、治療は完了しそうなのですかね?」


「……正直私はあまり賛成してません……いや、確かにもう一つ同じ症状を持つ者が現れれば研究は楽かもしれませんが、本当にうまく行くかは未知数です……」


「ほう? では海斗、何故お前はそれが必要だと思う」


 続いて海斗の方を向き、安部雅人は質問をする。


「前例が無いからです、前例が無いなら研究するしかない……しかし彼女はまだ幼い、何度も手術をするのは無理がある」


「なるほど……まぁ良いだろう、やってみない事には分からない……それに病院も持って居る、最悪うまく行かなかったら傘下の病院に買い取らせればいい……承認しよう、しばし待て」


「父さん……」


 安部雅人はスマホを取り出すと電話を掛け、培養槽とその他機器の購入を指示しスマホを胸ポケットにしまった。


「さて、私は此処でおさらばしよう……」


 そう言うと足早に安部雅人は部屋を後にする。


「待て! 父さん!」


 廊下に出ていった安部雅人を追いかけ、海斗は廊下に出て呼び止めると安部雅人は足を止め振り返った。


「どうした? 海斗」


「どうしたも何も、あの子は一体何なんですか? 見た事ない病気を抱えていて……」


「さあな、奇病と言っただろう?」


「……ならもう一つ、父さんにはあの子を治すつもりがあるんですか?」


「ん? どういう事かね?」


 海斗の質問に安部雅人は首をかしげるが、海斗はとぼけた様に首をかしげる安部雅人を訝しむ。


「本当に治したいなら学校出たての俺じゃなくてもっといい医者がいたはずだ」


「…………」


「正直に答えてほしい、あの子は一体どこから来て……父さんは何を考えてるんだ?」


 理解できない月見小夜の扱いを海斗は問い詰めると、安部雅人はため息を吐き口角を上げた。


「あははぁ、海斗……あの子は実は我が社の研究部の事故に巻き込まれてな……公に出来ない子なのだ、だから優秀な息子を頼った……ただそれだけだ」


「なら俺じゃなくてもいい筈だ……」


「お前じゃないとダメなんだ、外部に任せてはいつどこから情報が漏れ出るか分からない……それでは困るのだよ」


「……事故って、そんなに公にしちゃいけない事なのか? 父さん……」


「……まぁそうだな……この前も我が社のリコール対応であちこち飛び回る羽目になった、二度も話題を呼んでは叶わん……私も年なのでな」


 安部雅人が言う通り、先ほど新聞で見たリコール事件の対応に追われていたのか少し疲れた表情をしていた。

 それを感じ取った海斗は目をそらしため息を吐く。


「分かりました、今は不問にします……俺も忙しいんで」


「賢くて助かる……ああ、研究主任に伝える事を忘れてた……私はもう行くよ」


「…………分かりました」


 元来た道を戻っていき、再び研究室に安部雅人が入って行くのを不思議に見つめながら海斗は資料室へと歩き出して行った。

 安部雅人は研究室に戻るとすぐさま研究主任に詰め寄り、口角を上げながら話しかける。


「研究主任、例の事は話してないな?」


「は、はい……遺伝子操作の事は……」


 詰め寄られた研究主任は焦った表情で答えると、安部雅人は一歩後ろに下がり研究主任は冷や汗を拭う。


「ならいい、しかし遺伝子操作の後遺症はどうにもならなさそうなのかね?」


「はぁ……ストリートチルドレンで実験しても前にお伝えした通り……あの謎の症状が出るかそもそも体が壊死してしまうか……とにかく今のところはうまく行かず……」


「…………人造兵はまだ技術的に難しいか……」


「私からは何とも……もう少しお時間を頂くしか……」


「……まあいいだろう、どう転んでも次の手を考えればいいだけだ、あはははぁ……あははははぁ……」


 笑いながら安部雅人は再び部屋を後にし、研究室は数名の研究者と研究主任はしばらくの間口を開かず互いに目を合わせ、困惑の表情を見せていた。




 それから七か月後、培養槽が届き早速月見小夜の体細胞を培養し再生治療用の高濃度培養液に浸し電流を流し細胞を活性化させ六か月ほど待つ。

 そして六か月後に取り出し海斗は手術を開始し、それぞれのパーツを縫合し神経をつなぎ合わせる。

 経験の少ない海斗はこの日の為に人体の再接着だけの知識を詰め込めるだけ詰め込み臨み、数時間に及ぶオペの末治療室から退出し複製された月見小夜は病室へと運ばれていく。

 見た目は本物の月見小夜と同じく肌は白く髪は黒い。

 全く同じと言っても差し支えない複製品を見た海斗はうまく行ってほしいという願いと、もしうまく行った後の扱いの不安を抱え汗ばんだ頭を冷やす為シャワー室へと向かっていった。


「海斗、うまく行ったのかね?」


「え? ……ああ、父さんか……上手く行ったと言えればいいが……とりあえず血液も注入したが……机上の空論を試しただけに、俺は今凄く手が震えてる……人間の複製なんて、今考えれば恐ろしい事だ」


 俯きながら答える海斗は震える自らの手を見つめると、安部雅人はその手を取り声を掛ける。


「なに、うまく行かなければそれはそれで処理するだけだ……お前は悪くない」


「……俺、父さんの人の命を軽く考えるその言葉が……あまり好きじゃない」


「あはははぁ……国を導くものは、全てを救う選択がないのでな……ついコストパフォーマンスを優先してしまうんだよ」


「…………」


「呼び止めて悪かったな、では」


 最後に海斗の頭を撫でると、安部雅人はどこかへ歩いていく。


「……俺が憧れていた父さんは……いや、多分ちょっと昔と変わっただけだ……本当はもっと人に優しい筈だ……」


 廊下を歩きながら海斗はそう言うと、シャワー室に入り嫌な考えを全てシャワーに流しその日は早めに就寝した。




 数週間後、海斗はクローン小夜が目を覚ました報告を聞き急いで自室から飛び出し病室へと向かった。


「…………」


「……何故…………何故目を……目を覚ましてるんだ」


 同一個体であるはずの月見小夜は未だ目を覚ます気配はなく、同じ細胞から作り出したクローン小夜は目を覚ました事実に冷や汗を掻く。

 クローン小夜を調べ薬物治療などを試そうとする予定だった海斗だったが、条件が違う個体が二つ手に入る事となり、当初の目論見は完全に外れてしまっていた。


「……もう、時間が無いんだぞ……どうする……どうする…………」


「う…………」


 クローン小夜が何かを話そうとするが、クローンであるせいか記憶等は一切引き継がれておらず赤子の様に言葉にはならない声を呟く。

 だが海斗はそんな行動を一切気にする余裕はなく、頭を抱えていると病室に研究員が慌てた表情で飛び込んでくる。


「海斗さん! 本物の月見小夜の心拍数が!」


「なに? 本当か!」


 知らせを聞いた海斗は慌てて病室を飛び出し、本物の月見小夜が居る部屋に入ると通常心拍数が六十から百に対し、二十にまで下がっており海斗は緊急オペの準備を始めるが、オペの準備が終わった途端に月見小夜は息を引き取った。

 検死の結果は心臓麻痺となり、安部雅人の処理が早かったせいかそれ以上の事は分からず海斗はその日安部雅人に社長室に呼び出され、クローン小夜と共に社長室を訪れる。


「失礼します」


「どうぞ」


 返事を聞いた海斗は神経が繋がりきってない為、体の動かないクローン小夜の乗った車いすを押しながら社長室に入って行く。


「結果は聞いた、残念だったな」


「……はい」


 安部雅人はコーヒーを啜ると、クローン小夜の顔をのぞき込む。


「で、この子が目を覚ましたと…………」


「はい……」


「……お前はこの子をどうしたい?」


「……俺が引き取ろうと思います」


 海斗がそう言うと安部雅人は意外そうな顔を見せた。


「罪悪感か?」


「それもありますが……この子には戸籍や居場所がない……なら俺が引き取って育てようと思います」


 愛想笑いを浮かべながら海斗がそう言うと、安部雅人は再びコーヒーを啜り口角を上げる。


「既に戸籍は本物のを引き継がせている、問題はない」


「……どういう事ですか?」


 海斗の疑問を聞いた安部雅人はカップをソーサーの上に置き、答えた。


「奇病に侵された少女は我が息子、安部海斗により奇跡の生還を迎えた……そういうシナリオになっているのだ」


「そんなの、嘘っぱちじゃないか!」


「嘘っぱちだろうとその子は生きているだろう? なら良いじゃないか、海斗……お前の経歴に傷がつく訳では無い、むしろ有難い限りじゃないか」


「それじゃあ本物の月見小夜を知る人が……」


「まあいいじゃないか、終わった事だ…………ああそうそう、最後にその子の身体検査を済ませて行けよ…………その後は好きにして構わん」


「……父さん…………」


 いつもよりそっけない父親の態度にどこか憤りを覚えた海斗はそれ以上言わずに部屋を後にし、海斗が居なくなった後安部雅人はスマホを取り出し研究主任に連絡を掛ける。


「もしもし、これから例のあれが検査を受ける……細胞を幾つか取り出せ、あれがあれば遺伝子操作の影響を消す事が出来るようになるかもしれん……ああそれと、例のクローニングの理論を試したい、いくつかのストリートチルドレンの細胞を回収したから実験の準備も整えておいてくれ」


 それだけ伝えると安部雅人はコーヒーを飲み干しソーサーに叩きつける様に置く。


「これで念願の無尽蔵な兵士が出来上がるぞ……」


 パソコンに写る月見小夜の写真を閉じ、安部雅人はストリートチルドレンの表を見ながら作業に取り掛かった。




 三年後の二千百八年、海斗は神経と電線を繋ぐ方法による義足や義腕等の理論を用い新たな医療の幕開けを発表し、世間は安部雅人の息子は七光りではないともてはやす中、海斗はその理論が悪用されている事を知りFギアーズの社長室へと乗り込んだ。


「父さん!」


「どうした海斗、そんなに慌てて」


「コレ! どういう事ですか!」


 海斗は神経センサーの取り付けられた男女の写真を見せつけ安部雅人に詰め寄るが、安部雅人は一切慌てる様子もなく椅子に腰かけながらコーヒーを飲む。


「ああ、神経センサーだ……海斗、お前の技術を少々使わせてもらったぞ? なに、特許使用料はちゃんと納めるつもりだ、問題はないぞ?」


「そこじゃない! 俺が言ってるのはこの特許の使い道だ! プロトタイプのアーマーや武器を用意してるみたいじゃないか!」


「ふむ、誰が漏らしたか分からないが……海斗、お前の言う通りだ……これから始まる戦争に備えて少々準備を始めたのだよ、兵士の生産工場も作った……あとは技術と量産体制が整えばすべてが終わる……絶対に勝てる……かつ、国民の苦しまない理想の戦争が……」


「…………父さん、アンタは俺の憧れだった…………どこで道を踏み外したんだ…………俺を拾ってくれた優しい父さんは何処に行ったんだ?」


 海斗目の前の父親の言葉が嘘であってほしいと願うかのような顔で見つめるが、安部雅人はいっさい顔色を変える事無く言葉を続ける。


「海斗……お前は知らなくていい事を知った、悪い子だ……だから今日をもってFギアーズの兵器開発主任に席を置いてもらう……極秘情報を知ったんだ、逆らおうなんて考えるなよ?」


「父さん…………」


 質問の答えは海斗が予想していたものではなく、海斗は項垂れ爪が食い込むほどにこぶしを握った。


「そんな泣きそうな顔をするな……お前はこの国に貢献出来る、私の自慢の……」


「やめてくれ!」


 海斗は目から涙を流しながら安部雅人を殴り飛ばす。

 殴られた安部雅人はコーヒーカップと一緒に吹き飛び、壁に背中を強く打ち付け膝をつき、その横にコーヒーカップが落ち砕け散る。


「やめてくれ父さん! 目を覚ましてくれ! 戦争なんて誰の為にもならない!」


「…………」


 安部雅人は殴られた頬をさするとふらふらと立ち上がり、涙を流す海斗を見て笑う。


「あはははぁ! あはははははぁ! 海斗、お前は従順で手の掛からないいい子だったからな……こういう親子喧嘩のような物は初めてで、私は少し驚いたよ……いやしかし、親と子でこうも意見が食い違うとはな、不思議な物だ」


 歯が折れたのか、歯の破片を吐き出した安部雅人は椅子に座り救えの下に手を伸ばす。


「いいだろう、望むなら始めようじゃないか親子喧嘩を……ただ、喧嘩と言うには一方的だがね」


 机の下のボタンを押すと大音量のアラームが鳴り、社長室に多くの兵士がなだれ込み海斗を取り押さえる。


「やめろ! はなせ!」


 兵士相手に抵抗する海斗だが一切敵う事はなく地面に伏せられ、目の前に立った安部雅人を見上げた。


「父さん! 父さん! 俺は……こんな事の為にあの技術を作った訳じゃない! アンタの言う国の為に、不自由な暮らしを強いられてる人の為に作ったんだ!」


「海斗、私はその国の為の技術を更に国の為になるよう昇華させたのだ……喜びたまえ、少し暗い檻の中に入るが一週間もすれば出してやる……息子だからな、父親に一度ぐらいは歯向かうのは仕方のない事だ! だが、一回だけだ……私が許せるのはな……連れて行け!」


 安部雅人が手を振ると兵士は海斗を引きずりながらどこかへ運んでいくが、運ばれている中海斗はひたすら「父さん」と叫び続けて居た。

 静寂が訪れた部屋の中、実の息子に殴られ痛む頬を撫でながら安部雅人は少し悲しい顔を見せる。


「…………海斗よ、私を……私を失望させるな」


 静かな部屋、一人そう呟くといつもと変わらない表情に戻り椅子に座った。




 二千百十二年、量産体制の整ったクローン兵士は初の実戦投入が開始され輸送機の中にぞろぞろと入って行く様子を本社の窓から安部雅人はのぞき込む。


「始まるのだ……絶対的な物量と技術による世界の統合……待っていてください公王様、貴方様が生まれ変わるとき、世界地図にのる国名は全てフォルンの名に変わっているのです……」


 安部雅人は国の未来を想う歪んだ笑顔を見せながら、世界初の量産兵士であり量産兵器であるクローン兵士を乗せた輸送機を見送った。

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