何故、『双星』を書いたのか
さて……連日続けていた更新も一先ず今日で最後になります。
ここまで読んで下さっている方にならば、打ち明けてしまっても良いでしょう。
僕が「公女殿下の家庭教師」でデビューして、早四年目に入りました。
右も左も分からない若葉マークを、泣く泣く仕舞って三つ葉マークを名乗っているわけですが……四年前と変わらない事実が二つあります。
・『ラノベ業界には修羅しかいない』
・『書きたい物があるのなら、売れてから書くべし』
この二点は、冷厳と聳え立ち、むしろその圧を強めています。
『双星』は、今のラノベ市場において、先行作品がありません。信じられないかもしれませんが、本当にありません。オリジナル華流ファンタジーって、絶滅状態なんです。
これは、……出してみないと売れるかはさっぱり分からない作品、だということでもあります。ま、それって全ての新作に言えることなんですか、輪をかけて『出してみないと、分からない』作品なんですね。
けれど、今回出版に漕ぎつけたのは、曲がりなりにも「公女」「辺境」がある程度の数字を積み上げた結果。
偏に! 今まで、作品を購入して下さった皆様のお陰なんです。
だからこそ、ジャンルの先行作品扱いになるだろう『双星』には売れてほしい。
中華ファンタジーは、殆ど掘られていない金鉱脈だと確信しているので、もっともっと新しい作品が出て来てほしいんです。
僕だって、三国志は大好きです。
けど……そろそろ、違う中国史の話、読みたくありませんか?
『双星の天剣使い』11/18、発売です。どうか、よろしくお願いします。
※二巻、出せたら、またカクヨムで先行公開するつもりです。
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