『双星』キャラ紹介その➂:張泰嵐

 字義通り【栄】帝国の守護神である、名将。

 白玲にとっては尊敬すべき父親。隻影も誇らしく思っている。

 【護国】の異名は伊達ではなく、如何に要塞線を用いての防衛戦とはいえ、正面戦力で圧倒されている【玄】の精鋭部隊相手に、勝ち続けている。

 豪放磊落で、いざ戦となれば全軍の先頭で戦う勇将でもあるが、自らの力を過信しておらず、現状戦力では何れ【玄】に押し切られる、と危惧している。

 その余りの名声故に、都で安眠を貪っている者達からは敵視されており、『北伐』に対しては感情論で反対されてしまっている。

 本人からすれば忸怩たるものはあるものの、それを隻影、白玲は勿論、味方将兵や前線近くの住民達には億尾にも出さない。

 敵方である【玄】の将兵達からも畏怖されている、真の英雄である。


 作者視点からすると、


・武95+統110政80人100


 といった怪物の中の怪物です。

 同数兵力の野戦で、この人に勝つのはまず無理だと思います。

 しかも、史上の名将達がそうだったように不撓不屈で、諦めを知らず、いるだけで味方の士気が大きく向上します。

 指揮下の『張家軍』も、紛れもなく栄帝国最精鋭であり、張泰嵐ある限り【敬陽】を落とすことは、如何な【玄】と謂えども難しいでしょう。

 真正面から戦ってはいけません。搦め手が必要です。

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