『双星の天剣使い』設定資料
『双星』国家説明その①:【栄】帝国
大河以南、古代の【
五十余年前、北方の大草原に勃興し、瞬く間に周辺諸民族を破り、大帝国を築き上げた【
七年前にも大侵攻を受けるも、【護国】張泰嵐が獅子奮迅の活躍を見せ辛うじて凌ぎ、以後は大河で【玄】の大軍を対峙し、毎年のように小競り合いをしつつも、繁栄を謳歌している。
大河以北を有していた時代から、文官至上主義であり、武官は軽んじられおり、軍備に対して積極的ではない。これは、大陸南方に押し込められた後も変わっておらず、今では張泰嵐のような、新興の武門率いる郷土軍が国境を守護しているのが現状である。
大河、大運河の交差点であり、【臨京】と繋がり、友邦の交易国家【
作中で隻影が書物を読んでいたり、お茶を飲んでいたことから分かるように、出版業は既に産業として成立し、商業も極めて盛んだと言える。
モチーフは史実の『南宋』。
おそらく、『南宋』をラノベに持ち込んだのは、本邦初ではあるまいか!
まぁ、千年以上を生きるという桃の巨木がこの物語はファンタジーである、と強烈に主張していますが。
……でも、中華圏って調べれば調べる程、おかしなことばっかしているので、相殺されるんですよね。この人達、平然と硝子とかも紀元前に量産していますし。
あ、『辺境』『公女』の世界観なのか? と思われる読者様。書籍版の続きを是非お読みください。僕はこの作品、戦記ファンタジー、だと思っております(微笑)。
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