瞬殺・圧勝・大喝采


 ダイジェスト


 闇黒選手2回戦目


 異能【喧嘩】を持っていた肉弾戦特化のいかつい相手だったか、闇魔法とか一切使わずに素の身体能力と技術力で文字通りフルボッコにして勝利した。


 闇黒選手3回戦目


 異能は持っていない、珍しい火魔法使いであったが、闇黒選手として偽装する為に常に纏っているモヤモヤの闇の防御力の前では意味はなく、どれだけ炎を浴びせられようと無傷で突破して、そのまんま背負い投げして勝った。


 闇黒選手4回戦目


 異能【触手之王】という、某ニャルラトホテプのハスターみたいな容姿をしている割とえぐい感じの化け物が出て来た。

 普通に強かったが、敢えて闇魔法・闇触手で対抗して、そのまんま触手プレイして縛り上げて場外に放り投げて勝利した。

 因みに今大会において、優勝候補の一人だったらしい、まあ確かに強いか弱いかでいえば、強かったと思うわ。ただ相手が悪すぎたって奴だ。


 闇黒選手5回戦目


 異能【素早さ上昇】を持つ異能力でありながら風魔法使いという非常に珍しい、魔法使い&異能力だったが、まあ、俺の前では意味はなく、戦い方としてはひたすらに素早い動きで敵をかく乱して仕留める感じだったのだろうが、素の身体能力が人間を辞めてる俺の方が普通に速かったので捕まえてフルボッコにして勝利した。


 闇黒選手6回戦目


 まさかの異能管理局ナンバーゼロ仁強い選手との対戦となった。

 何となく決勝戦で戦うだろうな思ってたが、落ち着いて考えたらくじ引きで対戦相手を決めてる訳だし、そうなる可能性は充分にあるなって、我ながら少々馬鹿だったわ。

 で、対戦結果はどうなったかといえばもちろん俺の圧勝だ。圧勝も圧勝、余裕で勝てた。

 それはまあ他の選手と比べれば圧倒的に強かったし、使ってきた異能を中々に凄かった、具体的には圧倒的な身体能力を持ち、時間加速系統の能力もおそらく使ってただろうし、何処からのともなく剣を生み出したりもしてきた。

 当たり前のように四代属性魔法を使いこなしてた。

 それでも俺の前じゃあ無力、根本的に俺のモヤモヤの闇にある無駄に高い防御を突破できない時点で俺に勝つなんてのは夢物語も良い所だ。

 そんで仁強はそんな俺のモヤモヤの闇の防御を突破できなかった、正確に言えばタメ攻撃とかすれば突破出来るかもしれないが、俺がそんな時間を与えるわけがないよねって話で、余裕も余裕、適当にフルボッコにしてやった。

 やっぱり俺って世界最強だわ。


 闇黒選手7回戦&準決勝

 異能【ゴーレム使い】だった。

 普通に雑魚だった。正直弱すぎて話にならないレベルで弱かったが、まああくまで俺基準、普通に考えたらゴーレムという5メートル以上の巨大な化け物が弱いわけがないが、俺にとってはただデカいだけ、普通に斬って終わり。

 正直これは俺が強すぎたのだが悪い。


 以上

 ダイジェスト終わり。


 

――――――――――――――――


「さて、様々な決闘が、いやドラマが終わって、遂に遂に決勝戦へとなりました。さあ、皆様、拍手でお迎えください。日本代表、世界最強にして今まで全ての試合を瞬殺、圧勝してきた闇黒選手です」


 パチパチパチパチ


「さあ、闇黒選手今のお気持ちは?」

 司会に座る人は解説として隣にいる闇黒選手に声をかける。


「まあ、俺は世界最強ですし、当たり前ですね」


「流石の自信ですね。では、そんな闇黒選手に挑戦をする相手は今までの全ての戦いを接戦になりながらも辛勝し、着々と駒を進めて来た、今大会のダークホース、パルプンテ選手です。一体どんな異能を持っているのか分からないですが、私の【不正判定】においては不正は一切見られません、実力でここまで登って来た確かな実力者です。あれ?パルプンテ選手が入場しませんね。少々お待ちください」


「あ、俺の眷属と影分身を使って探してみますね」


「闇黒選手、ありがとうございます」


 1分後


「見つかりました。どうやら控室でガチャが爆死したようでふて寝してました」


「なるほど。こんな状況でガチャ爆死をしてふて寝とは肝が据わってますね」


「そうですね」


「あ、今、パルプンテ選手が入場されました。互いに挨拶をかわしています。さあ、今、東京オリンピック・異能・魔法部門・【決闘】の決勝戦のゴングが鳴ります。審判が立ちました、合図がなされました。始まりました~~~。さあ、この勝負どのような結果になるでしょう。実況として全力で集中していきたいと思います」





――――――――――――――――


 次回、主人公(今決勝戦に立ってる影分身視点)でお送りいたします。

 今回の話も大分適当に書きましたが許してください。

 申し訳ございません。

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