東京オリンピック・異能・魔法部門・【決闘】


「さあ、皆さんお待たせしました。ただいまより東京オリンピック・異能・魔法部門、メインイベントである【決闘】を開催致します。

 実況は異能管理局所属、山田・鑑羅が行わせていただきます。なお、皆様のご存じの通り私は異能【不正判定】を持っておりますでの、絶対に不正を見逃すことはありませんのでご安心ください。

 さて、ではゲスト及び解説として我らが異能管理局の戦闘訓練特別顧問にして、数々の凶悪犯罪者や異能犯を捕まえて来た、各地で世界最強と讃えられている、闇黒 暗理さんにお越しいただきました。

 よろしくお願いします」


「ああ。よろしく頼む。といっても俺は解説とかそういうのは素人だから大目に見てくれ」


「そこら辺は私がしいかりとフォローしますので、安心してください」


「それは、頼りにしてるよ」


「そういえば、闇黒さんは今回の決闘にて日本代表選手の一人として参戦されると聞いておりますが、本当ですか?」


「ああ、本当だよ。といっても参加するのは俺の影分身だ。正直割とかなりの人が知ってしまってるから最近はもう秘密でもなんでもないのだが、俺は異能【影分身】ってのを持ってるんでな。せっかくだし俺も参加してみるかって感じで参加してみたって所だ。

 まあこれでも日本の異能管理局と警察に対して武術訓練もしてるし、俺が所属している上野警備会社について知ってるどころかお世話になってる人も多いだろうから、俺の実力は結構な人が知ってると思うぞ」


「なるほど。納得しました。それでは今の闇黒さんも影分身ってことですか」


「まあ、そういうことだ。一応影分身でもちゃんと自我はあるし、かなり強し、本体とはいつでも記憶を共有できるから安心してくれ」


「かしこまりました。おっと、どうやら両選手の準備が整ったようですね。それでは、東京オリンピック・異能・魔法部門・最大のイベントしにて、皆様お待ちかねの【決闘】第一回戦を始めさせていただきます。

 という訳で栄えある一回戦に参戦する選手の紹介をさせていただきましょう。   

 では、○○○国代表、○○○○○選手の登場です。異能は【破壊者】、異能の詳細な情報は伏せられていますが、この異能を使い数多の者を破壊して来た、デストロイヤーの二つ名を持つ最高にクレイジーな選手です。 

 次に我らが日本代表選手、異能管理局ナンバーゼロ、仁強 騎士選手です。彼の異能の詳細も名前も本人の希望により伏せられておりますが、あの異能管理局の伝説のナンバーゼロです。一体どのような試合をするのか私としても楽しみでしかたがありませんね。

 それで、さんはこの勝負どちらが勝つと思いますか」


「そうですね、まあ、99%仁強選手でしょうね」


「ほお、それはまたどうしてでしょうか?」


「圧倒的なまでに魔力量が違いますよ。仁強選手の異能が今どうなってるかは知らないですけど、正直遠距離から魔法をぶっ放しとけば勝てるでしょう」


「なるほど。さて、実際に試合はどうなるのでしょうか。おっと、両者並び合い、今審判が開始の合図を切りましたぁぁぁぁぁぁって、ええええ。瞬殺です。まさかの瞬殺です。今何が起きたのか一切わかりません。ただ気が付いたら○○○○○○選手が場外にいました」


「今のは純粋に普通の人には見えないレベルの速度で土魔法でバットを生み出して風魔法でブーストして、そのまんま殴りつけて場外まで飛ばしただけですね」


「そ、そんなことが今の一瞬で起きたてたのですね。おっと、今スロー映像が再生されました。本当だ、本当にあの一瞬で土魔法でバットを生み出して風魔法を使って速度を出して○○○○○○選手の腹を殴って場外に飛ばしていた~~~。いやはや、まさかの一回戦が瞬殺で終わるとは予想だにしていなかったですね」


「まあ、確かにそうかも知れないですね。でもまあ、俺はこの【決闘】基本的には瞬殺が多くなると思いますよ」


「ほお、それはまたどうしてですか」


「簡単ですよ。だってこの決闘において人によって実力差があり過ぎるのと、そもそも論として異能なんてのは物にもよりますが、得意の押し付け合いですよ。いかに相手の異能を発動させずに自分の異能を発動させるかがこの勝負の全てですから。それは瞬殺が横行しますよ」


「なるほど、勉強になります。では、続いての試合へと参りましょうか」



 


 かくして試合は続いていく。






――――――――――――――――








「さて、では本日最後の試合となります。日本代表にして世界最強と名高い、闇黒 暗理選手の入場です」


「さて、じゃあ、いっちょ無双してきますか」



――――――――――――――――



 補足説明

 珍しく日記形式をやめて書いて見ました。

 なんかこう違和感が凄くて変な気分です。

 

 さて、真面目に補足説明をします。

 今回、東京オリンピック・異能・魔法部門・【決闘】が開催されたのですが、主人公とその付近の話以外は全部カットないし、適当に流すつもりです。

 理由はまあめちゃくちゃに長くなるからです。それでいて主人公は最強なので戦いも割とあっさり終わるんで、そこまで長くはならないと思います。

 後、国の名前や選手の名前は敢えて出しません、最初は国の名前も選手の名前も考えてたのですが、なんかこう今のご時世的にもちょっと怖いですし。

 世の中には色々な人がいるので、下手に国の名前をだして、通報されても怖いので止めておきました。(割と真面目に色んな人がいるからね)

 え?じゃあ、この作品は海外との絡ませみたいのはしないのってなれば、まあ出すつもりはあるのですが、多少ぼかして書くつもりです。 

 日本という国はありがたいことに表現の自由がかなり認められてるので(偶にYouTubeとかこれええのってレベルのあるから凄いわ)まあ、多分大丈夫だとは思いますけど。まあ、一応ね。はい。一応です。

 とどのつまりどういうことかというと、余り気にしないでくださいってことです。


 もう一つの補足説明


 あれ?主人公、上野泰斗、なんで闇黒 暗理って偽名が勝手に定着してるのについて説明してきます。

 これは、その方が都合が良かったという言葉に尽きます。

 主人公は大楽しいことが好きなイカレ野郎(誉め言葉)ですが、自分の本名や顔がバレて、学校生活が生きずらくなるのを嫌っています。

 しかし楽しいことが大好きですので、今回の決闘にも出てますし、上野警備会社なんて作って割とめちゃくちゃやったりしてます。

 なのでせっかく今回、決闘に出るにあたって偽の身分証明書を手に入れたし、これを活用しようというこで、流用させたって感じです。

 それと序盤の方で主人公が異能【影分身】を隠すうんぬんかんぬん言ってましたが、あくまでそれはバレたら面倒そうだから、全部力で押しつぶせるようになった今、そういうのは一切気にしてません。

 え?上野警備会社の上野はええのかって、そこはまあ、ご都合主義で誰も気にしてませんってことで、大体、あれの表の代表は変幻自在の美女であるケイですしね。


 以上

 終わり。

 



 追記


 ヤベエ、更新すんの忘れてた。

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