大きな顔

@miyukichi80

第1話

昔々 あるところに おじいさんとおばあさんが いました。

おじいさんは 山へ 芝刈りに、おばあさんは 川へ 洗濯にいきました。


ある日、おばあさんが 川で洗濯をしていると、

どんぶらこ~ どんぶらこ~  と、大きな顔が 流れてきました。


「まあ、大きな顔だこと」


おばあさんは、洗濯もそこそこに、その大きな顔を 持って帰ることにしました。



「うんとこしょ どっこいしょ」


持って帰った大きな顔を 前にした おじいさんと おばあさん。


「ぱっか~ん!」


その大きな顔を割ってみることにしました。


すると どうでしょう?

中から かわいい赤ちゃんが出てきました。


「おや、まあ!かわいい赤ちゃんだこと!」


おじいさと おばあさんは、その赤ちゃんに「ぷんぷんちゃん」という 名前を つけて、たいそう可愛がりました。


たいそう 可愛がられて 育ててもらった ぷんぷんちゃんは、すくすくと大きくなりました。

たくさん ごはんをもらった ぷんぷんちゃんの顔は、みるみる大きくなっていきます。それでも もっと もっと ごはんを もらった ぷんぷんちゃんの顔は、どんどん大きくなって・・・これ以上大きくなったら お家に入らなくなってしまいそう。


困った 困った おじいさんんと おばあさん。


「おや、まあ!これ以上 顔が 大きくなったら、お家が壊れちゃう‼」


困った 困った おじいさんと おばあさんは、


「ぱっか~ん!」


その大きな顔を割ってみることにしました。


すると どうでしょう?

中から かわいい赤ちゃんが出てきました。


「おや、まあ!かわいい赤ちゃんだこと!」


おじいさと おばあさんは、その赤ちゃんに「ぷんぷんちゃん」という 名前を つけて、たいそう可愛がりました。


たいそう 可愛がられて 育ててもらった ぷんぷんちゃんは、すくすくと大きくなりました。

たくさん ごはんをもらった ぷんぷんちゃんの顔は、みるみる大きくなっていきます。それでも もっと もっと ごはんを もらった ぷんぷんちゃんの顔は、どんどん大きくなって・・・これ以上大きくなったら お家に入らなくなってしまいそう。


困った 困った おじいさんんと おばあさん。


「おや、まあ!これ以上 顔が 大きくなったら、お家が壊れちゃう‼」


困った 困った おじいさんと おばあさん。


「ぱっか~ん!」


その大きな顔を割ってみることにしました。


すると どうでしょう?

中から かわいい赤ちゃんが出てきました。


おじいさと おばあさんは、その赤ちゃんに「ぷんぷんちゃん」という 名前を つけて、たいそう可愛がりました。


たいそう 可愛がられて 育ててもらった ぷんぷんちゃんは、すくすくと大きくなりました。

たくさん ごはんをもらった ぷんぷんちゃんの顔は、みるみる大きくなっていきます。それでも もっと もっと ごはんを もらった ぷんぷんちゃんの顔は、どんどん大きくなって・・・これ以上大きくなったら お家に入らなくなってしまいそう。


困った 困った おじいさんんと おばあさん。


「おや、まあ!これ以上 顔が 大きくなったら、お家が壊れちゃう‼」


困った 困った おじいさんと おばあさんは、


「ぱっか~ん!」


その大きな顔を割ってみることにしました。


すると どうでしょう?

中から かわいい赤ちゃんが出てきました。


「おや、まあ!かわいい赤ちゃんだこと!」


おじいさと おばあさんは、その赤ちゃんに「ぷんぷんちゃん」という 名前を つけて、たいそう可愛がりました。


たいそう 可愛がられて 育ててもらった ぷんぷんちゃんは、すくすくと大きくなりました。

たくさん ごはんをもらった ぷんぷんちゃんの顔は、みるみる大きくなっていきます。それでも もっと もっと ごはんを もらった ぷんぷんちゃんの顔は、どんどん大きくなって・・・これ以上大きくなったら お家に入らなくなってしまいそう。


困った 困った おじいさんんと おばあさん。


「おや、まあ!これ以上 顔が 大きくなったら、お家が壊れちゃう‼」


困った 困った おじいさんと おばあさん。


「ぱっか~ん!」


その大きな顔を割ってみることにしました。


すると どうでしょう?

中から かわいい赤ちゃんが出てきました。


おじいさと おばあさんは、その赤ちゃんに「ぷんぷんちゃん」という 名前を つけて、たいそう可愛がりました。


たいそう 可愛がられて 育ててもらった ぷんぷんちゃんは、すくすくと大きくなりました。

たくさん ごはんをもらった ぷんぷんちゃんの顔は、みるみる大きくなっていきます。それでも もっと もっと ごはんを もらった ぷんぷんちゃんの顔は、どんどん大きくなって・・・これ以上大きくなったら お家に入らなくなってしまいそう。


困った 困った おじいさんんと おばあさん。


「おや、まあ!これ以上 顔が 大きくなったら、お家が壊れちゃう‼」


困った 困った おじいさんと おばあさん、

子供を育てることにも疲れてしまった おじいさんと おばあさん。

その大きなお顔を 川に流してしまうことにしました。


大きな顔は、どんぶらこ~ どんぶらこ~ と 流されていきましたとさ。





その下流のお話。


あるところに おじいさんとおばあさんが いました。

おじいさんは 山へ 芝刈りに、おばあさんは 川へ 洗濯にいきました。


ある日、おばあさんが 川で洗濯をしていると、

どんぶらこ~ どんぶらこ~  と、大きな顔が 流れてきました。


「まあ、大きな顔だこと」


おばあさんは、洗濯もそこそこに その大きな顔を持って帰ることにしました。



「うんとこしょ どっこいしょ」


持って帰った大きな顔を 前にした おじいさんと おばあさん。


「ぱっか~ん!」


その大きな顔を割ってみることにしました。


すると どうでしょう?

中から かわいい赤ちゃんが出てきました。


「おや、まあ!かわいい赤ちゃんだこと!」


おじいさと おばあさんは、その赤ちゃんに「ぷんぷんちゃん」という 名前を つけて、たいそう可愛がりました。


たいそう 可愛がられて 育ててもらった ぷんぷんちゃんは、すくすくと大きくなりました。

たくさん ごはんをもらった ぷんぷんちゃんの顔は、みるみる大きくなっていきます。それでも もっと もっと ごはんを もらった ぷんぷんちゃんの顔は、どんどん大きくなって・・・これ以上大きくなったら お家に入らなくなってしまいそう。


困った 困った おじいさんんと おばあさん。


「おや、まあ!これ以上 顔が 大きくなったら、お家が壊れちゃう‼」


困った 困った おじいさんと おばあさんは、


「ぱっか~ん!」


その大きな顔を割ってみることにしました。


すると どうでしょう?

中から かわいい赤ちゃんが出てきました。


「おや、まあ!かわいい赤ちゃんだこと!」


おじいさと おばあさんは、その赤ちゃんに「ぷんぷんちゃん」という 名前を つけて、たいそう可愛がりました。


たいそう 可愛がられて 育ててもらった ぷんぷんちゃんは、すくすくと大きくなりました。

たくさん ごはんをもらった ぷんぷんちゃんの顔は、みるみる大きくなっていきます。それでも もっと もっと ごはんを もらった ぷんぷんちゃんの顔は、どんどん大きくなって・・・これ以上大きくなったら お家に入らなくなってしまいそう。


困った 困った おじいさんんと おばあさん。


「おや、まあ!これ以上 顔が 大きくなったら、お家が壊れちゃう‼」


困った 困った おじいさんと おばあさん。


「ぱっか~ん!」


その大きな顔を割ってみることにしました。


すると どうでしょう?

中から かわいい赤ちゃんが出てきました。


おじいさと おばあさんは、その赤ちゃんに「ぷんぷんちゃん」という 名前を つけて、たいそう可愛がりました。


たいそう 可愛がられて 育ててもらった ぷんぷんちゃんは、すくすくと大きくなりました。

たくさん ごはんをもらった ぷんぷんちゃんの顔は、みるみる大きくなっていきます。それでも もっと もっと ごはんを もらった ぷんぷんちゃんの顔は、どんどん大きくなって・・・これ以上大きくなったら お家に入らなくなってしまいそう。


困った 困った おじいさんんと おばあさん。


「おや、まあ!これ以上 顔が 大きくなったら、お家が壊れちゃう‼」


困った 困った おじいさんと おばあさんは、


「ぱっか~ん!」


その大きな顔を割ってみることにしました。


すると どうでしょう?

中から かわいい赤ちゃんが出てきました。


「おや、まあ!かわいい赤ちゃんだこと!」


おじいさと おばあさんは、その赤ちゃんに「ぷんぷんちゃん」という 名前を つけて、たいそう可愛がりました。


たいそう 可愛がられて 育ててもらった ぷんぷんちゃんは、すくすくと大きくなりました。

たくさん ごはんをもらった ぷんぷんちゃんの顔は、みるみる大きくなっていきます。それでも もっと もっと ごはんを もらった ぷんぷんちゃんの顔は、どんどん大きくなって・・・これ以上大きくなったら お家に入らなくなってしまいそう。


困った 困った おじいさんんと おばあさん。


「おや、まあ!これ以上 顔が 大きくなったら、お家が壊れちゃう‼」


困った 困った おじいさんと おばあさん。


「ぱっか~ん!」


その大きな顔を割ってみることにしました。


すると どうでしょう?

中から かわいい赤ちゃんが出てきました。


おじいさと おばあさんは、その赤ちゃんに「ぷんぷんちゃん」という 名前を つけて、たいそう可愛がりました。


たいそう 可愛がられて 育ててもらった ぷんぷんちゃんは、すくすくと大きくなりました。

たくさん ごはんをもらった ぷんぷんちゃんの顔は、みるみる大きくなっていきます。それでも もっと もっと ごはんを もらった ぷんぷんちゃんの顔は、どんどん大きくなって・・・これ以上大きくなったら お家に入らなくなってしまいそう。


困った 困った おじいさんんと おばあさん。


「おや、まあ!これ以上 顔が 大きくなったら、お家が壊れちゃう‼」


困った 困った おじいさんと おばあさん、

子供を育てることにも疲れてしまった おじいさんと おばあさん。

その大きなお顔を 川に流してしまうことにしました。


大きな顔は、どんぶらこ~ どんぶらこ~ と 流されていきましたとさ。

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