第38話 イジワルなんだよぉ~//

「それは………えと…………ベットにい、移動する…………とか?」


 少しオドオドしながら言う奏。


「そうか」


 言われると、俺は奏をお姫様抱っこしながら寝室へと移動する。


「ちょ、零二くん!?ご飯は?」


「ご飯は後で食べればいいから」


「せっかくの出来立てなのに?」


「誘ってきたのは奏の方だよね」


 寝室に着くと、ベッドに奏を押し倒すと俺は言う。


「そ、そうだけど………あれはやってみたかっただけで………別にエッチな意味とか……………なかったから………」


「なら、奏はここでやめてご飯食べもいいの?」


「…………零二くんのイジワル」


 プイっと顔を背ける奏。奏も期待していたらしい。

 やっぱ自分で気づいていないだけで、相当の性欲の持ち主だなこれ。


「それなら、シていいの?」


 奏の頬に手を当てると、こちらに顔を向かせる。


「うん、いいよ…………きて零二くん」


 と、肩に手を回すと再度俺達はキスをする。

 エプロンを脱がし、制服に手を伸ばしボタンを外していく。


 全部外し終わると、子供っぽい奏とは真反対の赤い大人びたブラが露出する。

 そのままブラも外すと、次は白くハリがあり、谷間がこれほどまでも目立つ胸が現れる。

 双丘のてっぺんにある突起はピンク色。


「んっ//………零二くん…………そこっ//ダメっ//」


 俺の服を服の袖を掴む強さも、段々と強くなる。


 唇を噛みながらビクンを体をうねらす。


 薄暗い部屋に、奏の甘い声と音が奏の全てが俺の本能を奮い立たせる。

 火照る体に、声を我慢しようと唇を噛む奏も、エロい。


 普段は絶対に見せないような表情。ギャップ萌えが過ぎる。

 しかも、この顔を俺しか見たことがないってことが、なんという幸福。

 こんな顔、誰にも見せたくない。

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