第49話 次善 〜ICTの活用〜
ローレライ王国の介護が
「ウミ、そんなに
「じ……じ……情報通信……?」
ステッキをブンブンと
「イコテデ、ヒーコー、ンブンニンサ」
と口にした。
すると……テーブルの上に突然、三人分のティーカップが!
「お、おうふ……」「えっ……」
「リクくん、コーヒーは
コーヒーは好きだけれど……。ま、まさか、この黒い液体って……。
ぼくは、かぶりを振ってから、
この
「ローレライ王国にもコーヒーが
「私は知っていたわよ、日本にもコーヒーがあること。こー見えて
「日本の介護のこともご
「いやー、それほどでも……あるか。あははははは! ……いやいや、まあジョークはこの
その
でも確かに、
「ほら。せっかくだし、どうかな?」
「……ありがとうございます」
ぼくは、
「だ、大丈夫?」
「ほど良く苦くて美味しいです」
「それコーヒーだし」
当たり前のことを言うウミに、
それがおかしかったのか、ウミはくすくすと笑う。
少しはやる気スイッチが入ったかな、と思っていると。
「リクさん、情報通信何とかについて教えてください!」
ウミらしく
ぼくはもちろん、こう返す。
「りょーかい!」
あ、でも。
「情報通信何とか、ではなくて、情報通信技術だよ!」
ぼくが付け足すようにそう言うと、さらに付け足すように、
「またの名を
と
ええ……日本の介護に
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