第44話 魔王 〜ファンなのはマズくない……?〜
ココム教育大臣は、とんがり
「あー、ちぃかれたぁー」
ドスの
そんなだらけきった大臣を見たウミは、ため
「リクさんも
「えー。今さら何を話すんですか。私、あの日本に住んでたリクくんがぜーんぶ決めちゃって良いと思いますー」
「それも
「えー。じゃあ、意見はありませんって意見を出しますー」
「
「えー、ケチー。モテないですよ?」
「モテな……そ、そんなことは
「もー。じゃあ、何に対する意見を言えばいいんですか」
この魔女さんって、本当に大臣なのか……? もう少しこう、
それと、ウミちゃん! 一理あるとか言っちゃ
……というか、ミーティングの内容と全く
とにもかくにも、ぼくが
「ココム教育大臣。ぼくが訊きたいのは、
ぼくが一番重要なことを口にしようとした時、
「あっ!
と唐突に感情を
魔王様……? プレゼント……?
わけがわからず目を細めるばかりのぼくに、ウミは
「この世界には、魔王様がいるのです。リクさんもライトノベルを読んでらっしゃるので何となく
「……そ、そうなんだ。それは
「それは——」
ウミが答えようとすると、またしても、
「魔王様のファンだから、プレゼントを渡したいの!」
と口を
……一国の大臣が魔王様のファンって、それ大丈夫なの……?
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