第33話 諦観 〜何の意味があるんだよ〜
しゅんと
「とりあえず、話をしませんか? 話せばきっと、
スワオンさんは、
「ウミ様。理解して、どうなるのですか……。理解して、うちの
スワオンさんのその言葉で、オフィスにいる
そして、気付いた。
ぼくは、ウミよりも一歩前に出た。気持ちも、一歩前に
「変えます。この事業所も、他の事業所も、介護も、全て変えます。ぼくが、
当然と言えば当然だけれど、こんなこと、
でももう、
スワオンさんは、
ぼくは待った。ウミも待った。どれくらいだろう。
そして、ついに。
「……信じて……良いんだな?」
その
ぼくとウミは、大きく
「もちろん!」「もちろんですっ!!」
ぼくらが声を
ふーっ。
ようやく話ができる、と胸を
パチパチパチパチ。
いつの間にか
……。
……。
……心が……心が、ポカポカする……。
ありがたい。いまだかつて、こんなにもありがたいことがあっただろうか……。
ぼくは。ぼくは絶対、
この方々のためにも、
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