第21話 羞恥 〜モフモフしてぇえっ!!!!!〜
ウミは、ぼくの顔を見て
「リクさん。では、簡単に
「繰り返しになりますが、ぼくの名前はリクです。この世界とは別の世界の日本という場所からやってきました。いえ、やってきたというか、国王であるヴィシュヌさんが
日本では、介護の仕事をやっていて、
えっと……話が前後しますが、ぼくが召喚された理由は三つありまして、一つはこの国の介護を変えるべく——」
召喚された理由、それを
特に口にしてはならないような、
「どうかした……?」
たまらず
「どうもこうも……私のタイプのリクさんをお呼び立てした、という事実はあまり言ってほしくありません……」
「……ん、どういうこと? 結婚したのだから、
「それはそうですが……それとこれとは別というかですね……」
そう言って、ウミは人差し指をつんつんと突き合わせる。会議中だけれど、もじもじしているウミも信じられないくらい可愛いと感じる。
……でもまあ、言わんとしていることはわかった。いくら
もしぼくの
読者様はどう思われます!?!?
最高じゃないですか?!?!?
異世界バンザイじゃないですか?!?!?!?!?
……。
おっと、失礼しました。ついつい取り乱してしまいました。
ここは一度深呼吸をして。
スーハ―、スゥーハァー……。
やっぱ冷静になるなんて無理だ! 今すぐ会議を
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