第13話 開会 〜国民多すぎだョ〜
テー、テレレレレーンッ!!
ズチャズチャズチャズチャ、テッテテテッテッテーンッ!!!
テレステテテテテテーンッ!!!!
ファンファーレが
城のすぐ近くに、国王からの
こんな
「リクさん、聞いてください。最近のことなのですが……」
ドクンドクン。
緊張に緊張を重ねていると——。
デデデデデデデデデデンッ!!!!!
鼓笛隊による演奏は
そして。
「
国王のその一声で、
「まずは、ご
ブルブルブルブルブルッ……。
ぼくは、ウミの
ううっ……。やっぱり無理だ。こんな大人数の前に立つなんてできない……。
スッ——。
ぼくに、細くて長い色白の手が差し出される。その手の主はもちろんウミだ。
銀色の髪がキラキラと光り
ウミは、目を細めて、
「大丈夫ですよ。リクさんなら、大丈夫」
「……ありがとう! 行くよ!」
ぼくは、ウミの手を取って、一歩前に踏み出した。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます