第8話 談笑 〜早口で語ります〜
「しっかし、ウミがヲタだったなんて……」
ぼくが
「だって、アニメ文化、最高じゃないですかーっ!」
可愛い。いや、可愛すぎじゃないか?
下手したら
まさに、
繰り返しになって読者様には申し訳ないけれど……。
こんな可愛い女の子と結婚できるなんて、最高じゃないかーっ!
……おっと。取り
せっかく、ウミと趣味が合うんだ。ここで話さないでいつ話すんだ!
イッツ、ヲタトーク!!!!
「ウミはどんなアニメが好きなの?」
「アニメですか、うーん……そうですね……」
何をしても
まるで王女様! ……って、ウミは本物の王女様だった。失礼失礼。
しばらく
「私は、全部好きです!」
「ぜ、全部?!」
「アニメ最高っ! ですからねっ! あっ、でも、グロテスクな
「それは大丈夫、得意な人の方が珍しいからね。マイノリティなジャンルだと思う。ぼくも好きとは言えないけれど、好きになる人の気持ちはわかるかな」
「深いですね……」
「深くない深くない。ちなみにぼくは、青春ラブコメ系が好きかな」
「わかりますっ! 最初は
「深いっ! 深すぎるくらい深いっ!」
ぼくが反射的にそう言うと、ウミはハッとした表情をして、
「すっ、すみませんっ!! つい
と言った。
いやいやいやいや。夢中で結構!
アニメを
声を大にした言いたい。
ウミちゃん
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