第7話 ヲタ 〜ヲタはもはやステータス〜
『結婚式の準備をする。ということで、式まで時間があるから、二人でゆっくりしてなさい』
ぼくらは、ヴィシュヌさんの言葉に甘えて、ウミと二人、ウミの部屋で過ごすことになった。
ウミの部屋は、
女の子の部屋に入るのが初めてだし、王女様の部屋なのだから
だけど、
ウミの何倍もある扉を開くと、そこには……。
二次元、二次元、二次元……ッ!!!
二次元の
部屋の隅には、ピンクのふかっふかのベッドがある。その
そういったお姫様らしさも
ウミは、ヲタだった……?
当たり前といえば当たり前だけれど、ウミは
ぼくは、
ヲタということに
何を隠そう、ぼくも
ただ、
「リクさん、どうされましたか?」
「このグッズたち、どうやって手に入れたの?」
「ああ、そのことですか。ずばり、お父様の魔法です!」
「魔法?! そんなこともできるのっ!!?」
「リクさんを召喚できたんです。グッズぐらい、お父様の手にかかれば
まほうのちからってすげー!!!
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